ルーターマシンは恐ろしい。
本日も蒸せます。もう梅雨入りですね。
本日は一般の方にはビタイチ分からない木工家専用です。
脚への深穴掘り。
ドリルで使う簡単な治具で手で押さえてやったら、刃物が触れた瞬間吹き飛ばされた。
「ゾ~!」
だからルーターマシンは厭なんです。恐ろしい~。
だからルーターマシンは厭なんです。恐ろしい~。
トリーマーにしろルーターにしろ便利な機械ですが重大な欠陥があります。
それは、普通の電動工具は負荷をかけると反発するか力が弱まりますが、ルーターは逆に引き込まれてしまうのです。本来、NCのように機械送りで使われる道具なのです。しかも、工場のNCなんか壁で覆われていて作動中は無人です。如何に木工家は野蛮な行為をしているか分かりますね。
ほんで、2日かけて治具を作りました。しかし、手送りは矢張り無理。
フライス盤に付いていたパーツでハンドル送りにしました。
効果は絶大です。軸径12、刃径9、深さ25の加工を2回で送ります。スムーズでキレイ。柔らかいヒノキですから1回でも可能ですが怖い。どうせ暇だから安全な方がいいです。
段取りを整えたら後は楽ですね。緊張するけど。
ルーターマシンにしろ横切り盤にしろ、もしアクシデントがあっても、指を刃物に触れない位置に置くことが重要です。
しかしまあ、ルータによる深穴掘りは手作り木工では避けた方が無難だろうな。
あんまりキツイと丈夫ですが組み立てが大変になります。
貫が板だとモダンな感じになりますね。
まあ、不細工なのは間違いないですが。
磯百姓
遊び過ぎると火曜日もしんどい。
日曜日の佐賀町の磯。
このくらいの人出だと高知県では十分メジャースポットです。
このおじさんは小型の傘貝に的を絞っているみたいです。
潮だまりにはエビとか、
ゴリがいます。普通のズームで撮影。
ツートンのオシャレな奴。
微細なフジツボ。どのような工程で大きくなるのでしょうか?
ナマコは先端のピロピロで盛んに何か捕食しています。
セミプロ級のおじさん。
こちらはカメラしか持ってないので、シロートのフリをして謎の板切れの使い道を聞き出しました。
手前の岩峰は標高50センチ。地面スレスレから適当にシャッターを押す。
こんなに小っちゃい巻貝です。
中国では食べる所もあるらしく今度挑戦してみよう。
撮影に専念しましたが、私はすでに穴場で沢山ゲットしていた。
欧州と日本のデザイン
本日は二日酔いでしんどかった。3日連続で飲みに出ていました。
先日買ったラメロとマキタの振動ドリルケース。
スイス製・ラメロのランチケースにも使えそうなデザインに比べ、マキタは職人然とした雰囲気です。
まあ、ラメロのビスケットカッターは現場に持っていくことはないでしょうから、あくまで梱包材です。板厚は薄く、すぐ割れそうです。
マキタの箱の中身は 振動ドリルですので 実用一点張り。上面にビットを収納する小物入れが付いています。しかし、同色の半透明の蓋がかえってダサい。まあ、文句を付け出すとロゴのデザインも気になってきりがありません。質実剛健なイメージは分かりますけど。
ラメロはロック機構も可愛い。
こういう遊び心が現在の日本人には欠けています。
スクローラー糸のこ盤の修理
本日は蒸し暑いのでエアコンを入れたら寒かった。
このところ、妙に調子の悪かった糸のこ盤から異音が出だして、ついには何もしてないのに鋸が切れてしまいました。
メーカーに電話しますと、なんか愛想の悪い若い兄ちゃんで
「品番が分からないとお答え出来ませんが。」
「AWスクローラーオートです。」
「そりゃ、古いですね~。」 (余計なお世話じゃ!)
でも、要領よく修理方法を教えてくれました。
プーリーに付いている固定ねじが緩くなって上下動のタイミングがズレていたのでした。40分ほどの修理で完調。古い機械は直るもんじゃね。
Aは自動チャックのソレノイドモーター、Bはベルトの回転から掃除用のエアーを作り出す装置。どうも洗練されてない機械ですが、恐らく最新型は合理的になっているでしょう。
ところで、昔なら出入りの機械屋に聞くのでしょうが、今はメーカーに直接が多くなりました。メーカーもネットで売ってたりするし。