山茶花の盛りも過ぎ、庭に彩りはないように見えますが、探せばボチボチ。
シュウメイギク。
その名も、シモバシラ。
ホトトギス。名の由来は鳥のホトトギスの胸の模様に似ているから。
ツワブキ。
紅葉も見られます。
ホシガキ草。
寒蘭も素敵ですね。
犬小屋もここまで来た。
アベチャンも中国であれほどコケにされるんだったら、のこのこ出かけなくてもいいんじゃないか?情けないな。
うがった見方かもしれないけど、なんか会見の見返りを約束しているのではないか。
馴染みのお客様から姿見の注文を頂いた。
地物の楓のフレームです。
実は姿見のフレーム作りは厄介です。材の見立てだけが勝負なので、杢のある材を選びます。
杢のある材は癖もあって、今回も反った材を手押し鉋盤にかけて、基準面を出し、自動鉋盤で板にすると・・・・・・やっぱり反ってる。
姿見でフレームが少しでも反っていると鏡に歪が出てしまいます。結局、大きな盤から取れたのはたったこれだけでした。
このピンクっぽい色調は時が経つと消えてしまいます。
余り“杢”が際立つと本末転倒になるのでワックスはかけません。
本日届いたようでお礼の電話を頂きました。いつもご祝儀を付けてくれる有難いお客様です。
明日から、犬小屋作り、再開。
やっと、パソコンが引越しから帰ってきました。
そもそも、トラブルの原因は、ショップの人が何を血迷ったか、すべてのデータをSSDにぶち込んだことです。ぎゅうぎゅうになって、一部のファイルが壊れたらしい。詳細は説明を聞いても半分も理解できなかったので省略します。
ところで、どうせバリバリの企業人じゃないから、高価な“Office”は止めにして、キングなんとやらという、格安ソフトを試用してみたのですが、メールの移行が出来ません。逆なら可能だそうです。よく出来てるな。いちいち手作業でやるかな。
それだけなら我慢出来たのですが、文字変換がいまいち!ブログの更新に支障が出ます。
結局、¥2万もかけてオフィスを入れました。
新しいパソコン、そこそこパフォーマンス仕様にしたつもりですが、外付けハードディスクの増設やなんだかんだで、¥15万以上かかりました。金がかかるように出来ています。
まあ、これでしばらくは快適でしょう。
先日、河口をチェックしに行ったらデカ過ぎて出来ず。今日は、小さ過ぎてやる気が起きませんでした。
本日、お客様から頂いた注文、“枕位の大きさの干支の羊”。それも一匹。最初はデパートのショーウィンドーのディスプレイに使うそうです。
12年前に作った羊が好評で憶えていて下さったようです。しかし、今回のは大きい。大きくなると造形は一からやり直さなければなりません。一匹だと割に合わんがな。まあ、やってみるか。出来が良かったら複数作るかな。
もう一つは、“犬小屋” 「とうとう来たか!」って感じです。吉良工房、廃業寸前です。
でも、人様の家じゃないから気楽だし、B級材やたまりにたまった寸足らずの端切れが使えます。もちろん、ホゾ組なんてしなくて、インパクトでバリバリですけど。
ただ、お犬様の健康を考えて、合板は使わないつもりです。
でも、まだ子犬なんでどうだろう?
うちも最初に犬小屋は買ったのですが、一度も使いませんでした。人間様のベットで18年間寝起きしております。
昨夕は飲み仲間のHさんに誘われて、土佐町田井の寄席に出掛けました。
1時間のドライブ。高速は使わずに「思地」経由です。
紅葉には少し早い。
ちょっと前まで「これが本当の酷道(国道)。」といわれた439号線(通称・与作)ですが、現在は2車線化され走りやすいです。
折り畳み椅子で2時間の公演を聞くと覚悟していましたが、立派なホールでした。
無料なのに、なんと寂しい客の数。撮影は禁止なので画像はなし。
紙切り・林家正楽、落語・橘屋圓太郎等、大した顔ぶれです。なんと三味のお姉さんも来ていました。
公益社団法人・高知法人会の主催ですが、200人収容のホールに30~40人ほどの入りでした。関係者の家族だけか?
これは芸人に対して大変失礼ではないでしょうか。
おそらく全国の法人会の持ち回りの企画で、彼等にとっては仕方なく消化するだけのイベントなのでしょう。税務署の外郭団体かなにか知らんけど、「おめーら、ちゃんと客集めろよ!」
去年に引き続いての開催だったそうですが、去年も同様の入りだったのは容易に想像出来ます。2年続けて何の対策もしなかったのでしょう。つまり問題を感じてない。太平楽のお役人ですね。
公演自体は素晴らしかったけど、同行のHさんは芸人に申し訳なく、心底楽しめなかったそうです。
追加の金融緩和だそうですが、アベちゃん、ヤケクソになっているのでしょうか?この方、失敗しても責任を感じたりはしないとおもいます。
先日、輪島屋さんが注文していた箸を届けてくれました。たまたま、偶然、私の箸作りと重なりました。
ちなみに一膳¥1万です。評判は良いそうですが、手間がかかり過ぎて職人には不評らしいです。
断面が四角だと表面張力で角には漆が殆ど残りません。平らな部分を研ぎながら何度も塗らなくてはなりません。しかも、輪島塗りの124工程をきちんと踏んでいるそうです。
箸一本塗るのと3万円の椀を塗るのはさほど手間は変わりません。職人の不評もよく分かりますね。
奥の私の箸は¥3000にしようかと思っています。誰も買わないかな?
塗って、拭き上げる作業を2工程としますと、300本×5回塗り×2=3000回。馬鹿でなければ出来ません。