大失敗だった!

本日は移動日でした。チャンパネールまで300キロ近く。しかし、9割がた快適な高速でスムーズでした。早朝7時に出発。14時到着。やっぱりそれなりにかかったな。

インドのツーリングは信じられない光景がスライドショーのように次々現れます。古い戦車を運んでいたり、優にトレーラー4台分ほどもある風車の羽が、先導車も付けずに通り過ぎます。

そこからが地獄でした。当地は気温も高いようで・・・・。予定のホテルに到着すると酒は無いと言う。「50キロほど走らないと売ってません。」「またまた~。」

仕方なく、バックして街中の混沌としたバケツをひっくり返したような混雑の中、次のホテルに行くと「満室です。」その次のホテルでは「貴方のビザでは宿泊は無理です。」どうやら空港で発行するアライバルビザを知らない方が多いようです。その次は「外人は受け入れてない。」涙!

喧騒とデコボコ道、そしてここはクソ暑い。200キロのバイクを段差を乗り越えて引き出し、取り廻すのは大変!しかも今日は高速道のUターンを初めて経験。だってグーグルがナビるんですもの。

ダメもとで、隣のホテルに飛び込んだらあっさり受け入れてくれました。一安心しましたが、ここも酒は出しません・・・だんだん分かってきました・・・油断していましたが禁酒のグジャラート州に入っているのでした。ガーン!

実はそんなこともあろうかと、空港でバランタイン12年物1リットルを買っていたんですが、インドは普通に酒飲めるじゃんか!と、重いので3日目のホテルに置いてきてしまいました。水も1リットルは持ち歩かなけれななりませんし。普段ならまだしも、酒で脳をリセットさせないと耐えられません。

そこで明日も300キロ南下して、グジャラート州を抜け出します。付近にはまだ見所が沢山あるし、南下すれば予定が余りますが、もう海辺の町でシーフードでも食べてゆっくりしよう。遺跡はネットと図書館で見たらいいや。

でも本日はツーリング気分を満喫出来ました。


アドベンチャーな移動

昨日は移動日でした。アジャンターからマンドゥ。グーグルによると275キロ・6時間とか。
実際は9時出発、17時到着。8時間かかっている。写真を撮りながら、昼飯・休憩も入っているからそんなもんか?

ここは長いことダートが続いた。土道では意外に安定するロイヤルエンフィールド。

高速・快適な国道が2/3。あとはデコボコの舗装道路にダート。時間的には半分以上が過酷な道。オフロード車なら楽でしょう。道が本当にひどいのか、バイクが悪いのか?多分両方。
ダートはいいんですよ、あたりが柔らかい。デコボコのアスファルトは本当に辛い!

最初、グーグールのサービスなのか?道が酷くなるとそれは集落が近い証。穴をよけながら牛の糞もよける。最後は糞は轢く。道は狭く両側1車線。人と牛とラクダと豚で混雑していてカメラを取り出す余裕はない。他に道はないんかい。

寂しい一本道になったと思ったら、広い道に出たりします。到着したら流石にほっとした。意外に疲れてはいなかったが、無理をせず、今夜も連泊。

マンドウは標高600メートルの台地の上の美しい村。遺跡が点在します。

混雑も大したことはない。

貧しい方は本当に着の身着のままという生活です。

牛を撮影していたら「私も撮って!」とやってきました。車でやってくる金持ち風インド人よりも圧倒的にチャーミングです。

ウ~ン!不思議だが本当なのだ。


だいぶん慣れた。

昨夜はアウラカンガーバード泊。朝食前にバイクで10分のミニ・タージマハルとも言われる廟を見学。やっぱり3輪タクシーを使うより気軽で便利。その後、アジャンター石窟群へ出発。120キロ余り2時間半のドライブです。地獄の30分を過ぎると実に快適なツーリング。でも、やっぱり工事中や舗装の切れたところ多し。

時々休みを取らないと持たん。悪路の上に飛ばすので、スイングアームにエンジンの付いたスクーターは殆ど走ってない。すぐにぶっ壊れるんだろうな。

高速道のバイクの逆走は当たり前で、バスも来る。人は横切る。牛もいる。でも4日目で大分慣れました。

初日はザックを後部座席にくくり付けて出発した。30分も走って、まさぐったらない!!!血の気が引きました。パスポートもカードも入っている。念のため、本体に中通しにしていたので、サイドにへばりついていました。死んだオヤジが守ってくれたとしか思えん。

この悪路では重いが背負うのが一番安全。実際背負っている方多し。そのうちベルトを緩めて座席に荷物を着けて負担を軽くした。ただ具合は良くない。そこで衣類やペットボトルで台を作ったら相当改善しました。

路肩で一服していると・・・・全然退屈しません。

いろんなのが通り過ぎます。

こんなのに追い抜かれたりします。

やってきたどー!!

そういえば昨夜はマトンを食った。

牛さんも行くでー!!二頭立てで車幅はトラック並みです。

みんなスマイルで通り過ぎます。

そしてホテルに荷物を置いて、教科書にも載っている・アジャンター観光。ホテルからは5分ほどで私もノーヘルドライブ。

生き仏様もおります。

まあ、サルとリスもおりますけど。


日本人はもてるのか?

早朝に出発して、観光、昼過ぎには次のホテルに入るようにしています。でないと相当しんどい。

昨夜はエローラ遺跡の近くで泊まった。遺跡の紹介は帰ってからやります。

朝はサルやリスがお出迎え。

こんなに空いた道なら万々歳なんですけど・・・・。

ダウラターバード城塞へ。もう遺跡ってどこも何で登ったり降りたりしなきゃいけないんでしょう。
1リットルのミネラルウォーターを持参しないと死にます。

ナイスバディーの先生。小中学生の遠足?多し。

実は昨日、エローラ遺跡で中学生?の奇麗な娘さんに「一緒に自撮りしてもらえませんか。」と声を掛けられました。続けて5人!しばらくすると家族連れのお父さんが「娘があなたと一緒の写真を撮りたがっているのですが。」まじかよ、どうかしてるぜ。まあ、普通に嬉しかったけど。

オジサンにも声をかけられたんですけど。もちろん私で良かったら・・・・・。日本人がそれほど珍しいんかい?

こいつらはでかいカメラをぶら下げているからか「撮って頂戴!」今どきスマホだからカメラマンに見えるのかもしれませんね。インド人は常に相手の気持ちを考えてしつこくしません。

入り口で「地図売り」のおじさんから、まあ100ルピーだからいいかと買ったら、駐車場からエントランスまで案内してくれた。ビックリ。

途中小さな廟で。お布施してお参りすると叔母さんが額に紅を塗ってくれます。なんか郵便局の神様のようでもある。その後、スプーン一でザラメ糖を口に入れてくれます。なんか幸せ。

失礼!こんなオッサンのどこがいいのでしょうか?

デカン高原。霞んでいるのは焼き畑やスモッグ。

今度のホテルはコーヒーも

コップに灰皿だってあるぞ。

でも、どのホテルも全日空ホテルの3倍以上広いです。

ホテル近くの交差点。

2センチのクリアランスがあればドンドン来ます。

運転に往生するのはお判りでしょうか?後で動画をUPします。


インドで修行中。

まだかろうじて生きています。

ムンバイをエローラ遺跡に向かって、真っ暗な早朝5時出発。空いている時間帯に都市部を抜ける計画は
・・・・・・無意味だった。幹線道路は常に混雑しているようです。対向車は強力なライトのトラックもあり、前が全く見えなかったりする。途中、スローが不安定でエンスト。闇の中路肩に止めて調整。泣きそう。

郊外の高速に入っても交通量は多大で気が抜けません。出発前にバイク旅行をインドで駐在経験のある方に聞いたらあんまりよい返事でなかった。今更に納得。まるで修行です。

それでも快調に距離を稼げ出したと思ったら、突然エンジンストールー!!!
キックをしても僅かに反応があるだけ。途方に暮れる。

丁度、小さな食堂の前だった。まあここは落ち着いて一服。お店の方が心配して様子を見に来てくれました。後は寄ってたかって世話してくれた。


レンタルショップにも電話してくれたが、うまく繋がらず。

こんな所で!!!

様子を見てくれるオーナー。何とかオーナーがエンジンをかけてくれて、私は後ろに乗りバイク屋まで自走。

忙しいバイク屋でしばらく待つと、修理のオジサンんはいきなりバンバン吹かして、まあ大丈夫だろうと。良く分からん???バッテリーは殆ど死んでいるのでセルは使わないでとのこと。

平静を装うもかなり焦っている私を撮影してくれた。

近所のおじさんが俺も撮影してくれと決めのポーズ。もう、どうでもいいわい!

結局2時間のロス。食堂でお昼を食べて、世話になった分も払おうとするが頑として受け取らない。

これらのやり取りはGoogle翻訳に依存しております。

さあ、エローラまでと思ったが、無理はせず途中の街に一泊。

インドの中級ホテルにはたいていBARがあります。これが何ちゅうか無茶苦茶・脳に効きます!!
別に沢山飲むわけではないのですが、なんとも異次元空間。若いバーテンはフレンドリーで日本人に興味津々。

今朝は8時発。街を抜けると高速は嘘のように空いていた。日曜日だからか?景色を楽しむ余裕が出た。


喜んだのもつかの間、ダートやデコボコ道に往生する。グーグルマップが最短道を選ぶせいなのか?

65歳が200キロのロードバイクで10キロの荷物を背負ってダート走行する姿を想像してください。泣けるぜ!

それでもエローラにお昼に到着。ホテルにチェックインして炎天下、観光した。

これでは気力も体も持たないので移動距離は縮小しなければけない。

*酒で脳をリセット、ブログを書くことで随分とサバイバル出来ます。



バイクが届く。

車とバイクの洪水に恐れをなしております。大丈夫かな?

バイク屋の二人は案の定1時間近く遅れて来た。かなり使い込んだ350㏄だが、外国で借りたのでは一番まとも。しかし、慣れないバイクで洪水を乗り切れるのか?ガソリン殆ど空で届けられたので、試しにガソリンスタンドまで試乗。ステップの位置が前過ぎて足がかからないんですけど・・・・。

朝は比較的空いている。日中暑いのでムンバイっ子は夜更かしして朝が遅いのか?2月だと朝は少しひんやり、日中でもダラダラ汗をかくほどではない。
本日は連泊して一杯やり、明朝暗いうちにエローラ遺跡に出発することにしました。

朝食はここで。ぼられるかとったがインド的に、数学的にきちんとお釣りをくれる。美味しい!

そしてチャイ屋。

油が入っているのかやたら熱い。

そしてお昼は庶民の店。300円くらいか?バターミルクは酸っぱい。肉は入っていないが十分に美味です。

そしてお決まりの市場。

近所にあったら重宝するな。

でも、インドの農業はまだ非効率なのだそうです。まあその方が旨そうではある。

お馴染みのサトウキビジュース。

ホテルのエレベーターは15センチ程ずれて止まります。まあ、階段と思えば問題ない。


タフだった初日

昨日、全日空の直行便にてムンバイへ向かう。11時発。
10時間のフライトでムンバイ着は18:30時。時差は3.5時間です。
座席はガラガラでした。到着前、暇そうなCAにホテルには何時に着けましょうか?と聞くと、
通関の混み具合にもよるけど20時には入れるのではないかと。

30人ほどの日本人がいたのではないかと思われます。殆どは旅慣れたパックツアー客のようでした。
少人数でこだわりの旅をするような。彼等は事前にビザを取得していた。

私の情報では数年前から日本人と韓国人はビザを空港で取得できるというので、アライバルビザに並ぶ。まずその場所が分かりにくい。ゲートをくぐって進む。係官は一人、並んだのは日本人6人。
最初の女性に40分かかる。多分、訳ありだと思い気長に待つ。残り5人、システムトラブルとかでまとめて2.5時間かかった。最初のインドの洗礼か?

ボンベイは大都市なのに空港からの公共機関がない。前払いのプリペイドタクシーを手配するのに10分かかる。係りの方の英語がさっぱりわからない。後ろに並んだおばさんがクリアーな英語で通訳してくれました。更に、チケットを持ってドライバーの待機所に移動。ここでもすったもんだ。
幸い、グーグルマップのおかげで事なきを得た。1時間のドライブ。
車はエアコンなしを選択したので50年ほど前のスズキの箱バン。車の洪水を神業のように進む。

ホテルに到着したのは23時。ヘトヘトじゃ。日本時間だと2:30。しかも私は普段21時には寝ている。
時差ぼけ修正にはいいかな。

どうも、脳がパンクしそうで収まらないので、ホテル周辺を散策。近所にバーがあった。ラッキー!
基本インドは禁酒・禁煙です。夜も遅いのでビールとナッツで200ルピー。380円。

1:00就眠。ホテルの部屋にはコップもタオルもなくお湯も出ません。

頼むと下のバケツにお湯を沸かして持ってきてくれるというが・・・・・・・・


前泊

田舎から海外へ飛ぶのはハードルが高い。国際空港までが遠いのだ。今回は11:00発なので早朝出発なら間に合ったか?

成田空港。普段、目にするのが犬だけなので人が新鮮。美しい娘さんや3メートル近い大男まで。飛行機に乗れるのかな?なんだか細長いバックを持っている方が多い。スノボなのか?

ANNホテルから。最新のホテルはエレベーターも動かせず外人に教えてもらう。周りには飲み屋もなく不便。20年ほど前に貰った券があったので泊まった。使えるかどうかはチェックアウトまで不明。


インドの発展

突然ですがインドをバイクで巡ってきます。

インドの山奥で~♪ って若い人は知らないだろうな。

インドは初めてですけど、地球の歩き方は1991・2012・2024年版を持っています。どれも古本。

驚くべきことに昔はドミトリーで100円で泊まれたのに、今は日本とそう変わりません。今回の最初の安宿は¥5000です。円安の影響もあるのでしょうが。

今回借りるバイク。本来はイギリス製。植民地支配の影響でしょう、現在はインドで生産されています。多分こんな新車が借りられるとは思いませんが、グローバルに展開している会社なので大丈夫と思います。インドは比較的リーズナブルに借りられますが、ほかの国では貧乏な日本人では無理。BMWが¥4万/日ぐらいします。

ご近所のお客様が貸してくれた参考書。内容は濃い。

妙に表紙がゴワゴワしていると思ったら・・・・誰に貰った本なのか。お札は全部ガンジーなのですね。100ルピーは¥180です。ここでも円安。

眼鏡が可愛い!

インドなので右のボロボロのカリマーを使います。ミレーは隠しポケットがいくつもあって便利なのか不便なのか。重量は5キロ。

「インドの旅は急ぐものではない。」というので、現地を走ってから考えます。