馬路村

昨日は、午後から高知県東部の奈半利町へ配達に行き、その足で馬路村で塾長の鹿撃ちに同行することに。

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ロックヒルズ式の魚梁(やなせ)ダム。

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遠くに魚梁集落を望む。海岸線から馬路村中心部まで15キロ、魚梁集落まで更に15キロ。

その先10キロのヤナセ杉の天然林、千本山に入ると、そこはもう“ものの化”の領分だ。

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集落の家々には薪が積まれ、極北の居留地のようです。

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塾長夫妻に合流して、温泉に入り、宴が始まる。

本日の獲物はなし。風もなく適度な寒さで快適でした。

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途中、蔵元で「南」の新酒を買ってきました。

七輪で焼き物をしていると、へたな居酒屋で飲むのがバカバカしくなって来ますね。

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冷えてきたので、ハイエースで2次会。

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残念ながら、今朝は雨。ダットサンで巡回するも鹿の姿は見えませんでした。

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帰りは、元ログビルダー兼木工家の経営する「リムの森」で昼を御馳走になって帰って来ました。

山のキャンプは静かでいいです。


Yチェア解体治具

私のブログの読者はダントツ圧倒的に東京都が多いです。何故かは分かりません。2位は英語圏です。これもよく分からない。

今月半ばに、家具の修理やらで上京しますが、直接会って家具の発注をしたい人がいれば連絡して下さい・・・・・・いないとは思いますが。

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クッション入りの張り替えが人気なのか、ぼつぼつYチェアが持ち込まれます。今回は京都から。

7割方は前後にガタがきているので、解体修理をします。外れにくいホゾをハンマーで叩くのもなんですから、治具を工夫しました。(俺のじゃないし。)

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この軽四用のジャッキは、安価で使い道が多いです。

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矢張り、ホゾ先よりホゾ穴が深い。今回は3~7ミリの範囲で、前回よりはましですけど。

きっとホゾ先の長さがまちまちで深めの穴を開けているんだろうと思います。

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ペーパーコードの“ハヤセ株式会社”に「なんとか直接販売してくれないか?」と連絡したら、直販ショップが出来ていました。知らなかった。

静岡の販売店の半値以下です。有難い。

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今度のペーパーコードは異常に綺麗に張れます・・・・・と言っても誰でも出来るわけではありません。

コツがありますが・・・・・・・・・・・言えん。

でも、数をこなせばアホでも出来ることは私が実証しています。


一泊半日の旅

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低気圧が通ったので、一泊の予定で、午後から入野松原に出発しました。

サイズはあるがジャンクなコンディション。一本乗ると、アウトに出るのに5分から15分かかります。誰もいません。

GoPro撮影をしましたが編集はまだ。

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海から上がると、Y君と会長が焚き火で大人の時間?

明日も風が良くないらしく、明朝の波乗りは諦める。

ほんで、Y君のブログに出ていた、佐賀町の居酒屋を訪ねることにしました。

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サイズアップして、殆どクローズです。

会長は禁煙一週間目。

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15分ほどで居酒屋“キスケ”いい感じです。

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ヒラメとマグロのミックス。

店主の兄弟がカツオ船を持っていて、もう少ししたら絶品のカツオが出るそうです。現在は鹿児島で漁をしているらしい。

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店主は「鬼守家」という怖そうな名前とは裏腹にやさしい人です。

ミュージシャンもしていて、CDを頂きました。

お客さんが少なかったので、ずっと相手をしてくれました。

やや飲み過ぎて、10時に就眠。

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6時に起床して、帰り道に大野ポイントをチェック。

出勤前のサーファーが一人。波は良くない。

8時に帰宅し、今日は普通に仕事をしました。

やっぱ、遊ばんと仕事は出来んよ。


ベンチの座板

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波乗り仲間のS爺の嫁のAちゃんが、枝のベンチを注文してくれた。

最近、枝はやってないので渋っていたら、

「金に糸目はつけません。」と言うので・・・・

「ムッ!それなら引き受けよう。」

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あちこちカットして、まとまりのある座板が取れた。幅1800。

しかし、このカミキリ虫の幼虫の食った穴を埋木するのは大仕事だな。

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上の穴は、乾燥させていた時にジガバチ?が再利用したもの。

実に有難い板なわけです。

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なんとか埋木が完了しました。

枝のベンチは、このような面白目の板が映えるのです・・・・・ということにしといてくれ。

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水拭きするとこんな感じです。

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一日中、ルーターを握りしめていたらこんなになった。時々、こんなコブが出来ます。


ワインの会

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土曜日の宴会。

これは、アジとカツオですが、高知では大皿に料理を盛るのを、皿鉢料理と言います。

女も酒を飲まずには、おさまらないので、後の給仕が要らないようにするためです。

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田舎寿司。通常“にぎり”は出ません。

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実は、ワインソムリエの会でしたが・・・・・

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殆ど、ワインに合う料理がありませんでした。可哀想に。

やっぱり土佐は日本酒じゃろ。

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すぐお開きになると思っていたら、6時から10時過ぎまで飲んでいました。

お客様の所で頂くタダ酒は特に美味いです。


超仕上げ盤のベルト

今日は一般の方が見ても、全く分からない木工家専用です。

しかも、これから宴会なのでお愛想なしです。

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日立の超仕上げ盤のベルトを交換しました。

最近よく滑るので、対策を講じましたが効果がありませんでした。

プロですから面倒なことに時間を取られるのは損失です。

超仕上げ盤を使うと、手鉋なんてアホらしくなるし、サンディングのような粉塵も発生しません。便利な機械です。

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この部分はベルトを押さえるローラーです。

分解して掃除しましたが、あちこちいじっていると元通りに出来なくなるぞ。

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主軸のローラー2本は元より、この部分にもゴムかすが付着しておりました。左の2本はこそげ取った状態。

グリスを塗って挿入。

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超仕上げ盤は、このように板幅一杯の鉋屑が均等に出なくてはいけません。

使い込んだ機械だと調子が悪いことが多いです。

刃物ブロックは超硬の使い捨て刃に交換しています。


テレビとダシ昆布

今日のお題は“灰とダイヤモンド”を連想させますね。

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昨日の朝、ショールーム脇にテレビが捨ててあった。

実は、ここ5年間くらいで3台目。いずれも古いブラウン管テレビ。何故に、この場所へ?位置も寸分たがわず。

今回は、予兆がありました。

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その3日ほど前に、ダシ昆布が捨てられていたのです。これを見た時、非常に不可解な思いがしました・・・・・・何故に、ダシ昆布・・・・・。

今日、町の環境課に取りに来てもらったのですが、普通、警察とセットになっています。過去2回は現場写真や指紋も取ったのですが、さほど意味はありませんでした。ほんで今回はパス。

「デカ長、今回はダシ昆布の線から洗ってみましょうか。」なんて絶対ならないしな・・・・しかし、ダシ昆布の写真も撮るのでしょうか?呼べば良かったな。

(警察の撮影は修正できないように、今でもフィルム撮りです。散々、偽装するくせにな。)

頭に来るというか、面白いので防犯カメラを取り付けてみようかとも考えています。

ダシ昆布じゃあ、大勢に影響はありませんが、これからは「自分の身は、自分で守る」が鉄則です。警察も法律も頼りになりません。


揉まれただけ。

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出来た。簡単な棚のはずが結構な大作になった。しんどかった。

午後から塗装のはずでしたが、波が良さそうなので仁淀川河口へ。

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いつもながら美しい景色です。

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ゲー!波あり過ぎかも。

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うひょ~、サイズは肩。フルスーツに着替えていたら汗だくになるほど暖かい。

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すぐに入ったのですが、10分もしたら酷い波になりました。全然面白くない。

洗濯機のように揉まれただけでした。

やっぱり、K君とHさんがいた。Hさんは農閑期だから分かるけど、K君はお店はどうしているのかな?まあ、サーフショップだからいいか。夜訪ねたら、店が居酒屋化して酒臭いらしい。

入れ換わりに、新婚のT君が入った。

「最悪で~。」

「ガチョーン!」

今日は、おとなしく木工をしていた方が良かったな。


難関クリヤー

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なんとか全体の組み立てが終了しました。シロウトでもやれば出来るものですね。

買う方は、かわいそうやな。

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このような治具を事前に製作しました。それでも接着作業は時間との闘いです。

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これは変り種の鉋。私も見たことない。三条の鍛冶屋がくれました。きっと売れなかったんでしょう。使いにくいけど、たまに出番があります。

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これもその鍛冶屋にもらいました。最初は御大層に絹の布が巻かれていました。

「これは先代の作で、値打ちがあるから持っといてもいいやろ。」

「しかし、釘〆なんて使わんしな~。」

「ほな、いらんのやな。」

「いる、いる!大いる!(タダなら何でもいる。)」

どうも私は、偏屈ジジイには好かれるタイプのようです。

*やっぱり、釘〆は使いません。表面を銑(セン)で綺麗に整えてあります。


バキュームマウントの活用

なんだか、コンピューターが絶不調です。エクスプローラーも勝手に更新されて、わけが分からん。

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材料のサンディングが大量にあったので、自作のバキュームマウントを取り出しました。

粉塵をその場で吸い取るのが一番いいことは、言うまでもありません。大変効果的でした。

3馬力の集塵機に接続してありますので、このような態勢でも張り付いております。

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自己流なので、箱物の組み立て方を知りません。

明日は、全体を組上げます。プレス機があればいいのですが、もう機械を置くスペースがありません。

この棚は、幅が120センチあるので、テーブル用のハタガネでは長さが足りません。かと言って2mクラスの重量級では棚が捻じれる恐れがあります。

軽量タイプは6本しかない。治具を作って、なんとか対応します。