地熱発電

昨夜のNHKニュースで地熱発電を取り上げていた。

なんと、富士通のプラントがが世界の70%を占めているという。しかも、日本は地熱資源が世界で3番目に豊富なんだってさ!

地熱発電は、最初のプラントの建設にお金がかかるけど、長く使えば火力の半分のコストで済むそうだ。最初にお金がかかるって、原発と比べてどうなんじゃい?数字で示せよ!

確かに火力より金がかかるのは、シロートでも分かるけど、ダム作るのとどーよ?今考えると、ダム建設も土建屋マネーに政治家が群がっていたんでしょうね。

結局の話、地熱発電は原発のように政府から補助金がおりなかったせいで、普及しなかったようだ。自民党も、なんだかんだ言ってるけど、原発マネーでジャブジャブやってたのはオメーらだろうが。

地熱発電の候補地は国立公園内や、温泉地にあることが多く、建設に制約が多いのも普及しなかった原因だそうだが、もうそんなこと言ってられない状況になりました。国民も大賛成することでしょう。

ところで、福島原発は大変な状況です。海にも汚染水がドンドン出ているようで、どうなるのかな。3号機の炉心温度の上昇は止まったようですが。

神奈川の東のはずれの茶葉が汚染されているとならば、関東圏の野菜は危なくないのか?もう、ドロドロになるから測定してないのか?これでも、経済評論家は「原発電力はコストが安い」と言うのでしょうかね。

恐らく、2,3百年先まで人類が生きていれば、現在の原発について「よくもまあ、汚くて野蛮な発電をやっていたもんだ!」と言うのでしょう。

*公務員の給料を1割カットする案があるそうだが、自衛隊は頑張っているので除外するという。3流ドラマ以下、小学校の学級委員以下、死んでくれ。特別手当出せばいいでしょうに。でも、このアホの子分が全国にあまねくいると思うと、恐ろしい。

実際の所、この国は崩壊しているのではないか。でも、原発は終息させないと本当に先がない。


ラウンダー

最近、政治家が「スキーム」って良く使うけど、国民にわかりやすく伝えるのが仕事じゃないのか?英語がペラペラの私でさえ知らない言葉を使ってどうすんじゃい!漢字も読めないのにね~(私は書けませんけど)バカじゃないのか!・・・・・・本当にバカなんだから仕方がないんですが。

「スチーム」やったら知っちゅう。陸蒸気のことやろうがえ。小さい頃よう乗ったで~。

今日は一般の方には分からない木工家専用の、更にマニアックな道具の話です。

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お客様の無理な注文で作った靴べらですが、意外に売れて在庫がなくなってしまいました。

ほんで、20本ほど制作中です。軸の部分は鉋で削り出していたんですが、大変手間がかかります。木工旋盤でも必ずしもセンターの出ていない、細いカエデを加工するのは不可能です。

しばらく出番がなく、コレクションになっていた“ラウンダー”を使ってみました。この道具は、10年以上前、九州でウィンザーチェアーの講習会があった時に買い求めたものです。

材料を挟み込んで、レバーを引き、大根の桂剥きのように削っていきます。写真奥が手前側です。

どうも、私はこの手の西洋鉋の調整が苦手で、使いきれていませんでした。ちゃんと良く研いで、微調整をしました。そしたら、意外に使える、使える。当然、端までは加工出来ませんが、随分と楽になりました。やっぱり、道具か仕事をするな~。電気がなかったら困るな~。

ラウンダーの欠点は、力加減が難しいのと、加工部分が見えないこと。材料を挟み込むので、逃げ場がなく、ロックした場合かなり危険で慎重を要します。回転スピードはゆっくりですが。

木工旋盤で使うには、材料やチャックに工夫が必要ですが、そこまではお見せできません。最近、中国からアクセスも多いし、100円ショップで売ってたら立場がありません。


庭は変わらず、

今年も庭には初夏が訪れています。ここ2,3日は梅雨みたいでしたが。

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これは一ヶ月前の写真。花はまだ青い。

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白くなって、側溝を飾っております。

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風車の八七。

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葉っぱやコケもいいもんですね。

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大山蓮華は今年はつぼみ二つ。イタズラしてゴメンナサイ。

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アジサイも準備を整えております。

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片隅のバケツにオタマジャクシが。ちょっと遅くないか?


手鉋の伝説

今日は久々に木工家専用の話です。

木工の本なんかには、「手鉋で仕上げたテーブルトップは輝きが一味違う!」なんて書かれていて、長いこと 「どうなんじゃろ?」と疑問に思っていた。

私はテーブルトップに手鉋なんて絶対しません。疲れるから。汗も出るし。

先日、通い盆を漆で塗った時、ホウの手板で実験してみました。

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全体に少し縮杢が出ています。左が手鉋+ペーパー240番。中央が自動鉋+ペーパー240番。差は全く見られません。まあ、どちらもサンドペーパーをかけたわけですから。

仕上げで重要なのは(自戒の意味も込めて)、鉋盤の刃物が良く切れていることだと思います。これが切れ止んでいると材料を叩くので、2回や3回手鉋をかけても、ナイフマークは取れません。

右の板は、手鉋のみです。実は「手鉋仕上げでは、ツルツル過ぎて、塗料がのらない」という伝説もあり、やってみました。

手持ちの鉋はどれも切れ止んでいて、一番ましな陣太鼓でやりました。今思えば、槍鉋を使えばハッキリしたのにな。

逆目が出るので、表情が豊かになりますね。普通に漆がのりました。

テーブルトップには逆目は禁物ですが、檜を拭き漆で仕上げる時なんかは、酷い逆目が出ている所が特にカッコいいんですよ。


暑いです。

急に異様な暑さと湿気で、昨日の疲れもあり、ダウンしておりました。

福島原発、良いニュースが多いようですが、実際は予断を許さない状況のようです。

3号機の炉心の温度が上昇を続けています。汚染水も6万トンが9万トン近くになってから以後、発表がないし・・・・・トレンチの水位ってどうなったの?

なんだか、本日疲れましたので失礼します。


海あってこそ

波がありそうなので、5時に入野松原に向けて出発。

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肩ぐらいのまずまずの波。ちょっとどんよりしたお天気です。

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ポイントはやや混雑・・・・・・・と言っても、まだ連休中ということを考えると、とても少ない。

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ローカルS君のエイプ。新車1台分くらい手を入れているな。NARUにライディングがで載って以来、腰痛で波乗りを止めてるけど大丈夫かな?

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コングM原、2ラウンド目はパドルボードでです。幅が広いので、中央に手をかける穴が開いています。

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こんな感じで乗ります。基本的にずっと立ちっぱなしです。波に乗ってからは意外にコントロールはイージーです。

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O塾長も本日進水式でした。まだ乗れないので、練習中。

波乗りはホントに楽しいスポーツですね。全部リセット出来るし。

午後からは初夏の陽気でした。


本当のところ

菅首相の浜岡原発停止要請について、「やけくそ」だったと言われているが・・・・・・まあ、それは本当かも。

しかし、シロウト考えではあるが、近日中に東南海地震と連動する可能性はないとも言えず、ごく自然な対応だと思う。

驚くべきことに、NHKのニュースは批判的な論調で、原発存続を訴える市民を多く取り上げていたように思う。ここにきて、NHKはやっぱり原発村の住人というのがはっきりしました。まあ、幹部の問題でしょうが。それでも、俺がアナウンサーだったらそういうことは言えんな~。でも、あんだけ、お給料沢山もらってたら言うかもしれんな~。

御前崎市長(人相超悪)なんかも、原発停止に断固反対している。財政の4割が原発の交付金だそうだ。そんなものなくても、高知県よりリッチでしょうが!放射能まみれになったら、金があってもしゃーないで。

それから、高知新聞では原発周辺の汚染地図は明快なカラーで掲載されていますが、朝日新聞は、なぜか分かりにくい線描です。ほんで、天下のNHKは、その新聞を拡大して画面に映し出していた。9時のニュースステーションですよ!

これはね~、もう被害者の心情を考えてのことじゃなく、事故を今から“うやむや”にするつもりなのでしょう。水俣病と同じですよ。とことん払わないつもりです。

交通事故に遭っても、“ゆすりたかり”が専門じゃないと泣き寝入りすることが多いのと同じです。私が事故に遭った時に、親父が 「ああいう連中とかかわり合うのなら、早く忘れた方が自分のため」と諭してくれたのが思い出されます。戦う必要はありますが、新たな出発も考えないと、国は何もしてくれないと思います。

ああ、もう、こういうブログを書くのは厭じゃな。でも、日本人が安全はタダと思ってきたツケがまわってきたのかもしれません。


擬態

菅首相が浜岡原発全機停止要請をしたという、初めてまともな政治家らしいことをしたね。

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近所で、珍しい蛾を発見!なんちゅう醜い。超ウルトラ・ステルスです。

きっと、吹き溜まりの木の葉にでも擬態しているのでしょう。

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しかし、この羽で飛べるのかな?羽化に失敗したようにも見えますが、全体の形状からするとそうでもなさそうです。

蛾の仲間にはヘンテコな奴が一杯いるからな。

接写するとピンが合いにくいので、3脚を使わなければなりませんね。ブログでそこまでするのは面倒ですね。


マテ貝掘り

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波乗り「いのチーム」は入野松原の混雑を恐れて、香川県観音寺市にマテ貝掘りに行ってきました。写真は有難い“銭形”です。

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まずは、名物のうどんで腹ごしらえ。2玉で400円也。ちょっと、量が多かった。1玉+おでんにすれば良かったな。

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夕方の干潮を前に作戦会議です。昨日は大潮。

マテ貝は筒状で砂浜に潜っています。砂浜の表面をこそげて、穴を発見し、塩を振りかけると、ピュッと出てきます。そこを間髪を入れず、引き抜くスリリングな漁です。

高知県にも子供の頃はいたんですが。

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吉良工房作の道具。クワの先端は30度に削り、瞬間接着剤を含浸させて強化しています。

非常に使い勝手が良かったです。機械があるとあっという間に出来ます。下はお好み焼きのヘラを利用したもの。角度が変えられるのがミソです。中央の100円ショップ製は良くないとのこと。アサリを掘る、熊手はこの漁には使えません。

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干潮を待ち切れず、いざ出陣。

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いきなり、ヒートアップします。

私は満潮時に、沖のポールをサーフボードで回って来ました。カモメが止まっていました。

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貝のお絵かき。ヤドカリかもしれません。

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瀬戸内のモンサンミッシェルと呼んであげよう。さっきまで全部海でしたよ。3番目の写真と比べてみて下さい。

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皆、「腰が痛い!」と言いながら獲ったマテ貝を肴にキャンプです。お土産の分も含めて十分あります。

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貝入りパスタ他、猪肉や鹿肉も登場して、観音寺の夜は更けて行くのでした。めでたし、目出度し。


刷毛塗りは難しい。

スプーンも出来ています。

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スプーンに仕上げのペーパー掛けをするとき、保持している方の腕の肘や手首が必ず腱鞘炎になるので、バイスに挟むか、一点を作業台に付けるようにします。これから。

錠前作り他、色々な作業をする私ですが、拭き漆はともかく、塗り漆だけは外注した方がいいように思います。

粉を混ぜて色漆を作ったり、ヘラ使い、刷毛の調整など、技術的なこともさることながら、急には出来なくて、また少量では効率が悪いのが塗り漆です。

漆風呂をいい状態に持っていくには、1週間以上かかるし、湿度管理は微妙で湿度計はあくまで目安です。微妙な感覚は、半年経つと忘れています。色漆をチョビット作るのは無駄が多くなります。刷毛を使えるように、保管用の油をぬぐって、灯油で洗って、しまう時は、また同じ作業が必要です。

漆塗りを2,3カ月続けるならば元は取れますが。ほんで、漆塗りは分業なんですね。完璧に出来るなら、これで飯が食えるのですから。

でも、外注する金がねえしな。うんと注文があれば、外注出来るんだがな。

塗り漆の困難さと比べれば、鉋の調整なんてアホみたいなもんですね。

*スプーンのように細長いものは、どうしても漆が垂れてくるので、回転風呂を作らないといけないようです。

*あれほど、乾かなかった呂色漆ですが、シーズンになると良く乾きますね。風呂のデータは同じなのに、不思議なものです。