危険地帯

いささか、旧聞に属しますが、5日にドイツ気象庁から出された、放射性物質の拡散分布予想図です。

ありゃ、高知ってまるっきり危険地帯じゃん。

東京の皆さん、こっちへ疎開しても意味ないですよ~。沖縄も十分危ないとは!

しかも、なんでドイツの情報なんじゃい!

プリントアウトして両親に見せると、

母親が、「あら、中国にも随分飛んで行くのね」

「バカ!それは山脈じゃ」 半ボケ老人は怖いもの知らずです。放射能の影響も少ないし。

○この地図は動画の1シーンようです。以下を参照してください。

http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

フランス発表の海洋の汚染図です。

http://xwin2.typepad.jp/xwin2weblog/2011/04/firsnptrbx.html

サーフィンはまだまだ出来そうですが、千葉から宮城のサーファーどうするんでしょう?

漁師はどうしようもないな。

高知は今は大丈夫でも、魚は回遊するからな。魚が食べられなくなったら、死ぬな。

日本には、こんな時に備えて大枚かけて開発した「スピーディー」っていう解析ソフトがあるけど、菅が一人でパソコンで見てるらしいな。

各地のモニタリングポストの数値もネットで調べられるけど、全くもって分かりズライ。俺たちゃ学者じゃない。お役所仕事もここまでくると、犯罪行為だな。


泥沼以上

状況は膠着しているように見えても、悪化の一途をたどっています。政府は、放射能の飛散は減っていると言うが、セシウム等の半減期の長いものは、着実に蓄積されていきます。

1万5千トンの低濃度の汚染水の放出は仕方ないと思う。しかし、高濃度の汚染水は6万トンも溜まっているという。どうすんじゃ。2号機付近の海の放射能は法令限度の750万倍という。段々桁が足りなくなってきているような・・・・。

○茨城県の漁業関係者らは5日、同県北茨城市沖で4日に捕れた小魚「コウナゴ」から、1キロ当たり526ベクレルと暫定規制値(500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。県によると、魚介類でセシウムが規制値を上回るのは、全国で初めて。

保安院は拡散するから問題ないと言っていたが、あっという間に、この有様じゃんか。

太平洋はどうなるのでしょう。もう、魚は食べられなくなるのでしょうか。

先進国が意外に冷静なのは、対岸の火事だからか?さほど、影響がないからか?(だったら、いいけど)、肉があればいいのか?

今後、外国から損害賠償を請求されたら、国民が払っていくのでしょうか。

書くのもアホ臭い話だが、東電が放射能被害の市町村に配る一時金が、なんと2000万。浪江町は断ったそうだが、一人当たり千円にもならないという。もう、今後の損害賠償を考えて、渋っているのか。

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裏山の桜は、今年も咲いたがな。

先日、高知に疎開?してきて、すぐに都心に戻ったお客様は、なんと高知の山の中に家を借りて子供と一緒に住み始めました。旦那を残して。

そんなに田舎に住まなくても・・・・・ひょっとしたら“田舎暮らし”がしたかったのか。まあ、山村留学と思って、1年ぐらい暮らすのも子供にとってもいいかもしれません。ちゅーか、絶対いいと思います。

なんか変な終わり方やな。


糸鋸木工 4

すみません。今日も木工家専用です。

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アリ組の雌を糸鋸だけで切りました。ちょっと練習しただけで完璧です。でも、老眼にはキツイ。

厚みは16ミリ。少し時間はかかりますが、安全には代えられません。わりと楽しいしな。

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修正なしで、ドンピシャでした。反対側は、ちょっときつかったので、削りました。

ゴムハンマーで軽く?叩いて、それ以上入らなくなったら、修正しないと割れます。修正にはコツがありますが、言えん。

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小机になるんですが、先日の“雛祭りの展示”で年輩の方から注文を受けました。腰が痛いから、とにかく軽く作ってくれとのこと。

ボールペンも使うそうで、ヒノキじゃ、柔らか過ぎるので、桂にしました。

しかし、持ってみると重い。もっと薄くするか。でも、自動鉋にかけたら、止めの部分が欠けないか?明日、手板で実験する必要があります。

脚部に大きなカットを入れることも考えています。

最終手段としては、「ある程度重くないと、安定しませんよ」 と原子力保安院みたいな詭弁を使う手もあります。

うーん、得意の極薄スタイルでやれば良かったのか?!でも、「ある程度しっかりと、きちんと平面が出てないと厭!」という、難しい注文です。


海は変わらず

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本日は、5時起床で入野松原に出発しました。

日曜日ですが、地震後、人が少ないということです。

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写真で見るほど良くないけど、腰胸のサイズで楽しめました。

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珍しく初心者が多かったです。もう、波が覆いかぶさってきています。この方の、1秒後は悲惨です。

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デスクを納めたお客様から、捨てるのもなんだからと、赤い板を貰いました。長いこと商売やってると色んなことがありますね。

ハワイのローカルボードでしょうか?幅広、ロッカー強く、ステップデッキです。今朝の波では、奥のチャンネルより全然楽しめました。ラッキーじゃ。

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久々にお昼は、レストラン三木でカツカレーを食べて帰って来ました。

なんか、申し訳ないですね。これから、海の幸で宴会じゃし。


糸鋸木工 3

今日も高知新聞から、

「仏放射線専門家らは“ヨウ素剤 今すぐ配布を” 日本の服用基準批判」

100ミリシーベルトを超えた場合は予防的に服用すべき。早急に広範囲に配れば、まだ遅過ぎることはないとのこと。配布をするに越したことはないでしょうに、政府は手を打っているのでしょうか?仏政府はヨウ素剤配布基準を100ミリから50ミリに厳格化しているそうです。

今日もここから木工家専用です。

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糸鋸木工を本格的にするのに、スクローラーオート1300をオークションで買いました。地震直前に落札して、地震後に届きました。複雑な心境でした。もう、当分仕事はないだろうになと。でも、今は思い切って買って良かった気がしています。

オートというのは、定盤下の糸鋸刃のチャックが自動で出来ます。

材料押さえに見えるのは、鋸刃のガイドで先に磁石が付いていて、締め付ける穴に案内します。レバー先のボタンを握れば、定盤下の穴が開放、放すと締まります。

この、グロテスクなヘッドのデザインは宮崎駿です。

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棒の先のスイッチを押しこむと、案内は後退して、上下動が始まります。便利です。

ヘグナーに比べて切断スピードは速いです。照明付きは糸鋸加工では必須です。

何と言っても、定盤幅600は圧倒的です。先のデスクの製作でも重宝しました。

ヘグナーって、何じゃったんじゃろーね。中抜きには向かない機械です。

出入りの機械屋も、糸鋸盤は盲点だったようです。旭工機の営業マンは良く来ているそうなんですが・・・・・・。

結局、糸鋸遍歴で、新品のこの機械を買えるくらいの、出費をしてしまいました。アホくさ。

でも、糸鋸フトコロ1300は刃口の周りに、半径1300のスペースを確保しなくてはならないのが難な所です。


糸鋸木工 2

原発事故はシリアスな状態が続いていますが、木工ネタもどんどんたまるので、ボチボチUPしてゆきます。

保安院のオッサンは、「海に流出する放射能は海流で拡散し希釈するから問題ない」と言っていますが、だからヤバいんじゃないでしょうか?西海岸でも観測されています。

国家の機関が、上祐被告みたいな詭弁を使うとは信じられません。まあ、政治家は毎度のことですが。

ここからは木工家専用です。

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私は、比較的安全な糸鋸盤を積極的に木工に取り入れようと考えています。

繊維に平行なラインは、墨付けが面倒なので、横切り盤を使っていますが、直交するラインは糸鋸です。上からハンドルーターで加工するより精度はいいです。

小ロットならルーターマシンより速いです。現物合わせだから失敗も少ないし。

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ホゾ穴も、角鑿みたいに両側から突く必要がありません。特殊なサイズや形状でもOK牧場。隙間があるのは、私がいい加減だからです。

当然、切り屑は最小限ですので、作業場も空気も汚れません。

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いい感じです。

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ボンドを付けて仕上げれば、完璧じゃ。

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本日納めたデスクに付属の本棚は、殆ど糸鋸で作りました。 中学の授業で作ったような気がします。切断面が綺麗なので、Rの部分は、ペーパーで適当にこすって終わりです。

しかし、糸鋸木工はシロートでも出来るので、オマンマの食い上げになるかも!?

まっ、難しい部分もあるんですが・・・・・・・というのはウソで、アホでも出来ます。


玉の井酒造

昨日は、安田町でアレックス・カー氏の講演があるので聞きに来ないかと、お誘いを受けていたので午後から出掛けた。

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高速を使わずに海岸沿いを進む。

やっぱり海はいいわ~。寝ながらジュースと煙草をやる、器用なオッサン。

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早めに着いたので、玉の井酒造におじゃまして、酒を買いました。小じんまりしているけど、歴史のある造り酒屋です。

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ここは、2重倉で5℃の低温に保たれていて、新酒を熟成させます。

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「南」の純米酒を2本買ってきました。タオルと酒粕を頂きました。

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アレックス氏の講演は面白かったけど、原発については一言も触れず。

知人と現地の居酒屋で飲んで、車中泊。今朝帰ってきました。

今日はお昼寝中、木工旋盤で“汚染物質を格納する容器”を作る夢を何度も見て、熟睡できませんでした。


レベル 7

今日はもう虚ろな感じでした。別の惑星にいるような。

恐らく、1号機の釜の底は穴が開いているのでしょう。もう、冷却水が海に流れようと、ドンドン冷やさなければなりません。

なんだか、10日以上前に取り上げた「東亜日報」の最悪のシナリオに近付いています。

http://www.ustream.tv/recorded/13552530

http://keizaiclub.com/contents/tokuten/2011/20110327_FukushimaWorstSinario/20110327_FukushimaWorstSinario.html

テレビの言っていることが、全く信用出来ない半面、シリアスな意見は一々腑に落ちます。

原発関係者は「絶対安全」しか言ってはいけないそうです。

原発一個が飛んだ場合、半径700キロまでは放射能管理地域になって、もう一般人は立ち入ることが出来ない土地になるそうです。北海道の半分、南は四国がちょっとかかる範囲です。ちなみに高知までは800キロ。でも、そうなるともう生活出来ないかも。

福島原発の核物質の埋蔵量はチェルノブイリの比ではありません。海外の機関ではチェルノブイリを越えたと評価しているところもあるようです。

災害は悪い方に考えて対処したほうがいいといいます。NHKは当てになりません。もう、朝日新聞をとるのは止めます。自己判断で行動し、覚悟もきめなければなりません。

注水が上手くいくことを祈ります。


3月28日

流石に原発について書くのも、疲れてきました。ブログとはいえ、そこそこ正確じゃないといかんし。

今日のテレビでは、石棺を作って、事態が全て収拾するには1年以上かかるとのこと。ちゅーことは、今までの進捗状況からすると、2、3年後でしょうか。事態が飲みこめると、仕事が早いのは・・・・というより、仕事がトップから離れると、急に能率が上がるのが日本の特徴ですから、もっと短いかもしれません。

今朝の高知新聞の見出しは「東電は“制御不能”」です。ドキッとしましたが、組織のことでホッとしました。

21日東電 「2号機のドライベントは16~17日と話したが、15日だった」高濃度の蒸気を放出する非常手段なのに、事もなげに発表。20日には「周辺で放射能の上昇はない」 しかし、周辺のデータはそれを裏付けるもので、記者から質問が続出したがだんまりを決め込む。

地域独占が法で認められており、「企業というより官僚機構そのもの」という指摘も。

また、保安院は震災当日に「3時間以内の炉心溶融」を予測していたという。ベントのタイミングにアホの菅が出張ってきたために、首相を被曝させてはいけないということで、ますます、実施が遅れたという。最悪やな。東電側は否定しています。

東電やテレビもそうですが「上昇の傾向がある」「一応は・・・」「遅れる恐れがある」とか、いい加減にして下さい。会社に就職して一番に言われたのは「データで示せ!」ですよ。こんなことしていたら、うちみたいなしがない職人でも仕事は来なくなるんですが。

昨日は、東京から疎開してきたお客様が当ショールームにおいでになった。旦那を残して子供と高知へ・・・。でも、やっぱり明日には戻るそうだ。そりゃ、旅行ですがな。


長期化

矢張り、高知新聞から記事からです。

欧米メディアでは、原発復旧に死力する作業員、自衛隊、消防士達を英雄として、大々的に取り上げています。それが日本では、なぜ紹介されない?という声が、日本からもあがっているそうです。

民法もNHKもほぼ平常の番組に戻っているのも、不思議です。やっぱり、パニックを恐れているんでしょうか。

ロシアの専門家によると、矢張り原発は石棺で覆う必要があるだろうとのこと。政府は後手後手に回らず、石棺の準備も進めて欲しい。

アメリカ発表の被ばく濃度の地図も掲載されていましたが、住民の方々に配慮してか、ごく小さなものでした。ネットで、地方紙を読むと、より正確な情報が得られます。

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庭は、沢山の種類の椿が咲きほこっています。これはちょっと、バタ臭いか。でも好みかも。

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原種と思われる花も可憐に咲いていますよ。

海洋汚染も深刻なようですが、保安院のオッサンは「付近に30キロに漁場はないので問題はない」と頓珍漢なことを言ってました。この人は、話の途中で、主語と述語が分からなくなって、とても理解し辛いです。