お疲れの理由

今日は、日曜日でしたが、ちょっと仕事もしました。しかし、まだ体調は優れません。

これには、理由があります。地方に住む者にっとって、海外旅行は国際空港に行くまでが大変なのです。東南アジア行きの場合、国内の交通費の方が、高くつくことすらあります。発着の時間によっては、空港周辺で、前泊、後泊が必要だったりします。

今回も、関空着が午後6時だったので、伊丹発の最終便には乗れず、大阪で飲んで、泊るつもいでいました。

でも、ネットで調べると10時発、翌朝6時高知着の深夜バスがあって、ホテル+飛行機より随分安いので、一気に帰ることにしたのです。一杯やれる時間もありそうだし、グッスリ寝てと・・・・。

これが失敗でした。この便は、「あんまり遅く出発するのも、また、あんまり早く着くのも、お客さんが困るだろう」 ということで、通常5時間程度の道のりを、途中のサービスエリアで3時間も時間調整するのでした。

深夜なんで、車外に出ることも許されず、時差ボケで爛々と輝いた目で、3時間待ったのは、こたいました。我が、いの町に暗いうちに帰り着いたときは、それなりの達成感がありましたが・・・・・・イスタンブールの空港で4時間、11時間も飛行機に乗って、シャトルバスで1時間、また8時間。歳には勝てませんねえ。

後で聞くと、乗ってはいけない、長距離バスだったようです。

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ちなみに、ちょっと寄った、大阪のバスターミナル近くの居酒屋です。都会の人は珍しくないでしょうけど、全部、こいつで注文するのには驚きました。何年か前にも経験したけど、ずっと使いやすい。最初に [とりあえず] を押したりして。

なんだ、トルコより安いじゃん。味もまあまあ。でも、、食いもんと、場所を提供するだけの、味気なさは、あり過ぎるほど、ありました。


無事、帰っております。

無事、帰って来ております。

特別、急ぎの用事もなかったので、時差ボケが抜けませんでした。朝飯食べて、新聞読んで、9時から二度寝すると、午後3時まで、ぐっすり寝込んでしまいました。心は、急には帰還できないようです。おかげで、体調もすぐれません。

その割には、飲み会には出掛けていたんで、ブログの更新も出来ませんでした。アホの歌舞伎役者みたいにならないようにせんとな。

しかし、まだ体調も、味覚の設定も、トルコ仕様のままのようです。昨夜も、お客様に呼ばれて、カンパチの刺身や鍋を頂きましたが、急に和食を食べても、不思議な感じがします。

エル・グルタミン酸と言いましょうか、豊かなうま味成分は、日本食独自のもののような気がします。かといって、トルコ料理が劣るわけではないのです。

これから、写真の整理もしなくてはなりません。カメラの時計を現地時間に合わしていなかったために、面倒なことになっています。

今後、時々、トルコ旅行番外編がUPされると思います。行かなかった人には、面白くもないでしょうが、お付き合いください。


最後にアタテュルク空港で更新

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只今、空港の不明な接続を見つけて、更新しています。離陸まで1時間しかありませんので、焦ります。

今朝は、晴れ間が覗きました。夜半に雨が降ったのか、空気が澄んでいます。

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ミニクルーズをしてきました。

ボスポラス海峡は、流石に色々の規模の船が通るんですね。

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いい感じですかね?モニターが小さいので、全然判りません。

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最後にふさわしく、下ネタです。市内の公衆トイレです。中央にオモチャの魚の泳ぐ、水槽があります。料金は場所によってまちまちで、0,75~1,5リラ。

高いと、無理にでも、大きい方をしたくなりますね。おじさんのように足は洗わないしな。

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エントランスです。ここは、0,75リラで、これだけ楽しませてくれれば、満足です。

しかし、個人なのか公共なのか、どのように運営されているかは、判りませんでした。


朝飯の問題

トルコ旅行で問題となるのは、朝食だと思う。

殆どのホテルで、朝食が付いている。安ホテルでも、ゆで卵くらいは付いていることが多い。出来れば、ホテルの朝食はパスして、地元の大衆食堂の朝食に挑戦したいものだが、決して、もったいないというわけではなく、ホテルの朝食が結構おいしいのだ。

やっぱり、パンが旨いせいか?

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ピクルス類は豊富です。チーズやヨーグルトも。暖めた料理は少ないけれど、これがいけるんですね。食後のスイーツもあります。

日本の、どれ食っても同じ味がする、バイキングとは大分違います。

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今のホテルは、蜂蜜とジャム類だけで、この品揃えです。

夜もたらふく食べているので、朝は控えたいんですが、普段から朝食はたっぷり食べますので、ついつい、食べ過ぎてしまいます。

かといって、昼飯もちゃんと食べないと、何のためにトルコに来たのか分かりません。大分太ったような気がします。

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一方、ロカンタでの食事ですが、そんなに美味しくはないような気がします。このように下から常に加熱してあるわけで・・・・料理にもよるとは思います。”おでん”もそうだからな。

だから、おでんみたいな、汁物を選択した方がいいです。

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今日は、貧乏旅行の原点に帰り、きっぱりホテルを出て、ボスポラス海峡のフェリーにでも乗ってみます。

ほんで、スイーツのお土産でも買うかな。帰ったらグショグショなっているかな。

ウルトラ甘いんですが、私は日本の上品なケーキより、こちらが好みです。


トクカプ宮殿

本日は、トルコに来て初めて、冬らしい冷え込みとなりました。雨もぱらつきましたが、傘がいるほどではありません。

トルコの冬は雨が多いと聞きましたが、結局、降られる事はありませんでした。

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このようなバックパッカーは、最近は、あまり流行らないのか、殆ど見かけません。しかし、考えてみるに、トルコは、ヨーロッパからは眼と鼻の先で、先日の、ドイツ人なんか飛行機で2時間なんで、2泊の予定で来たと言っていました。

彼から、英語でコメントをもらったんですが、書くのは中々出来ません。

大型バイクのフランス人と話をしたんですが、彼女とタンデムで、東欧を含め、4ヶ月かけて回っているそうです。日本人が北海道にツーリングに行く感覚でしょうか?

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トプカプ宮殿は言わずと知れたスルタンの居城です。広いです。音声ガイドは借りた方が楽しめます。

調理人だけで、1200人もいたそうです。今は遺構が残るだけですが、大きな池もあって、小人を水遊びさせて、眺めて楽しんだそうです。まるで、熱帯魚やな。

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建築よりもタイルが素晴らしいです。焼き物好きにはたまりません。でも、岡山の博物館の方が、品揃えは豊富な気がします。

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あちこちに、ペンシル型の構造物がありますが、暖炉のようです。やっぱり石のお城は、どこも寒いんやな。

宝物館は、もうゴテゴテのお宝ばっかりで、見所はありません。そういう点から言うと、茶の湯の擁護者だった信長は、天才、クレイジーで卓越したリーダーだったんですね。

やっぱり、宮殿の見学も3時間近くかかりました。

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ほんで、その後、飯食ってから、地下宮殿を覗く。鯉や金魚が泳いでいました。

トプカプ20リラ、ハレムは別料金で15リラ、音声ガイド20リラ。地下宮殿10リラ・・・・・仕事とはいえ、結構物入りです。全体に数年で、2割がた値上がりしているようです。

本日は、3時にホテルに帰って、ゴロゴロしていました。

私は、通常旅行の際は、1週間に一度は、ホテルで引きこもって、洗濯等をして過ごします。今回はノンストップでしたので、休養です。トルコはそれだけ過ごし易いのでしょう。

明日の24時発の深夜便で帰りますので、もう、ちょっと落ち着きません。

夜遅くまで、ウロウロするのは疲れるので、一泊ホテルを延長しようかと考えています。若い頃の貧乏旅行では考えられないことですが、どうしようかな。

いつでも、帰国が迫ると 「お家に帰りたいモード」 に突入します。


ちょっと、一息。

朝のブログの更新が億劫になってきました。起きるのが遅くなってきているから・・・・。

しかし、これでは帰ってからがつらいので、早寝、早起きにしなければ。

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丘の上の新市街には、昔懐かしい、チンチン電車が運行しています。

よく見ると、上には妙なキャラクターが・・・・。

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どうやら、携帯電話の会社みたいです。トルコは、いや世界中そうなのでしょうが、老若男女携帯しています。バスに乗っても、どこにいても、着信音が聞こえます。

でも、公衆電話使っている人も、たまにいるから、ホッとします。


トルコ国立考古学博物館

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また、宿替えをしました。今度は、やっと普通の宿です。しかも、オフシーズンだからか、以外に安かったです。はじめから、ここにすればよかったな。

ガイドブックを頼りにせず、自分の足で探しましょう。部屋を見てから決めましょう。

普通の西洋式のバスタブで、ちゃんと”栓”が、あります!

でも、妙にちぐはぐな部分もあり、ホテルの意味が分かってないような気はします。

荷物は、小さなザックひとつです。お土産とかを入れる余裕はありません。

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昨日は、ウサギ一匹で、このスタイルの商売をしている、おじさんがいて何だろう?と疑問に思っていたんですが、アメリカ人の鴨が来て、判明しました。

兎か鶏をチョイスして、おみくじを選んでもらうんです。アホやな。多分、日本語版はないと思います。木工で、飯が食えなくなったら、やってみようと思います。結構、イベントとかでは受けそうです。兎を飼うのは大変なので、鶏を借りるか、モモを仕込みます。

モモはお利口なんで、うんと御礼をしないと働かないと思います。ああ、そろそろモモに会いたい。

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本日は、国立考古学博物館に行ってきました。11時半に入館して、ちと、お食事タイム、やばいかな?と思っていたら、広くて3時間もかかりました。最後は、勘弁してくれと言いたくなりました。ミュージアムショップでの食事はこりごりですし。

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おそらく、傑作や完品は、イギリスとフランスに持っていかれて、お寒い状態だと思います。でも、それなりに楽しめます。大理石彫刻にも凡作があることを知りました。皆が皆、ミケランジェロじゃないんですね。

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骨董屋みたいに、掘り出し物を見つけ出す楽しみもあります。素焼きの灯火器など、普通は見られない、地味な展示もよかったです。

ここも、フラッシュと三脚の使用以外、撮影は自由で、研究者には有り難いです。しかし、著作権はどうなるんかいな?

こういう楽しみ方は、美術を専攻していたから出来るのであって、親に感謝せねばなりません。

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ヘトヘトなったので、ガラタ橋近くの、イェニ・ジャーミィで休息。少し、寄付。

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ほんで、近くのエジプシャン・バザールをブラブラしました。

でも、土曜日なんで人出はすごい。

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最後に、ガラタ橋付近の夕闇時のショットです。拡大出来ます。

本日も、よく歩いたわ。


モスク巡り

ホテルのロビーで更新中です。朝9時半です。

イスタンブールは暖冬なのでしょうか、日中TシャツでもOKなくらいです。しかし、コートを着ている人もいて、不思議です。

アンダーをパンツ代わりにしていたんですが、暑いので、昨日スーパーで、200円のパンツを買ったら、すごぶる良いのでまとめて買って帰ろうかと思っています。

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昨日はモスク巡りでした。と言っても、トルコは大小様々のモスクだらけです。

まずは、スルタンアフメット・ジャーミィです。1616年の創建ですから、比較的新しいです。ここは、イスラム文化を理解してもらうためか、入場無料です。しかし、礼拝の時間はだめです。

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この廟が別名ブルーモスクと呼ばれるのが、なんとなく分かりますね。この写真はクリックで拡大出来ます。

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靴を脱いで、上がります。歩き疲れた足に気持ちいいです。日本人はほっとするな。カーペットに腰を下ろして、見上げていると、何時間でも過ごせそうです・・・・・・こういう時間を楽しめるのが個人旅行のいい所です・・・・・実は居眠りしていました。

バックパッカーにとってモスクや教会、寺院は、疲れたときの絶好ポイントです。身も心も休まります。 メキシコでひどく消耗して、教会に入ったときが忘れられません。

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この写真、ちょっと前まで、お父さんがローアングルでカメラを構えていて、シャッターチャンスだったんですが、カメラのことを忘れていました。俺はカメラマンじゃないしな。

じつは、回りに家族の方がいたので、遠慮もあったんですが、「何してんのよ!早く撮って」てな、感じでした。このへんの判断は、難しいですね。

旨く撮れていたら、素人写真コンテストで一等賞だったと思います。

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おじさんが祈っているのは、商売繁盛かな!?

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次は、お向かいのアヤソファです。最初の創建は紀元360年です。ここは、入場料が20リラで、ちとお高いような気がしますが、中に入ると、度肝を抜かれる思いがします。

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まず、エントランスが素晴らしいです。ちょっと、紹介し切れませんので、省略します。

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歴史を感じさせますね。

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フロアの照明は幻想的です。ロウソクだったら凄いだろうな。

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支配者が何度も変わったので、塗り込められていた、モザイク画が一部復元されています。

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猫ちゃんの登場で、今日はおしまい。


名店探訪

宿替えをしました。先日までは、スルタンアフメット地区と言って、原宿の竹下通り(ちょっと古い?)のような所でした。

今は、ビジネスマンも多い、スィルケジ地区です・・・・・・と言っても、そこはトルコのこと、大して変わりはしません。実際、徒歩10分しか離れていません。

ただ、外国の旅行者と盛り上がるような機会は少ないかもしれません。

三ツ星ホテルなんですが、トルコのホテルとしては珍しく、バスタブ付です。しかし、妙な形の浴槽で、しかも栓がないんです。ビニールを突っ込んで、何とか用を足しました。

ミニ冷蔵庫も付いていますが、電源が入りません。それだけなら、納得できるんですが、中に、つまみやら、ジュースが満載なのです。しかも、ヒータの隣にあって、フリーザーの仕組みが全然分かってないような・・・・・・。

もう一箇所、周辺都市に出掛けようかと思っていましたが、もうイスタンブールでゆっくりすることにしました。ほんで、グルメ探訪でもするわ。

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キョフテ屋の名店、セリム・ウスタは良い店でした。夜だったので、酒の有無を聞きましたが、ないとの事。清いです。仕方なく、食うことを優先させました。

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キョフテの定義は、実は知りません。ハンバーグよりはソーセージに断然近い。10リラ。旨い!

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ほんで、山盛りサラダ、5リラ。シンプルなもんです。これに、普通は、前菜代わりにスープを頼むのでしょうか?

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料理人も真剣です。別に大したサラダじゃないんですが、心がこもっている感じです。

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路面電車沿いにあります。

ガイドブックには庶民的な店と書かれていますが、鶏肉入りのサンドイッチが1リラちょっとで食べられることを考えると、十分高級店だと思います。

ただ、周りの観光客相手の店よりは安いだろうし、味も一線を画しています。

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今朝は、ホテルで朝を食ったにもかかわらず、ほんまの庶民の定食屋・バルカンを訪ねて、スープを頂きました。ディブリで食べた味が忘れられませんでした。

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本当は、こうやって、パンを放り込むらしいです。猫飯じゃ。

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これで、たったの3リラ。180円です。ここは、煮込み中心のロカンタで、ホテルの隣なんで、通ってみたいです。

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これが、典型的な”チャイ屋”。まとめて入れるので、出てくるのが少し遅れることも。

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チャイは、以外に高くて1~2リラです。そう、高くもないか・・・・・。


大失敗

一昨日の夜のことです。ブルーモスクのすぐ近くのレストラン街で、ロカンタ(大衆食堂)を物色していました。

日本語で、挨拶してくるトルコ人がいて、通常、このような場合、無視するのが普通なんですが、こちらにも余裕があり、話を聞いてみました。日本語は少しだけ、英語は私より大分上手。36歳で住宅関係の仕事をしているそうです。

話は弾んで、一緒に飯食おうということになりました。ほんで、どうせならメイハーネ(居酒屋)を案内してくれと、頼みました。小太りの彼は、誠実そうに見えましたし、これまでのトルコ人を見ていると、案外信用できるかも知れないと、考えました。

旅先で、こうゆう出会いを、すべて切り捨ててしまったら、面白くありません。ただ、今回問題なのは、その場所が、トルコでの一番観光客が集まる所だという事です。

道すがら、「どうせ払いは私がするんだろーな?」 と鎌かけてみましたが、「割り勘だよ」という返事。ふーん。まあ、よしんば、騙されても、旅行の全体予算からいうと、問題ありません。

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流石、土地っ子だけあって、いい感じのメイハーネです。トルコの経済とか、色々聞き出しました。彼は、いとこが日本人女性と結婚しているので、6度も日本に来たことがあるそうです。これは、ポン引きにありがちなストーリーです。

お腹もくちて、ラクも3杯飲んだんですが、妙に話も弾まなくなり、酔えません。そのうち、「新市街に若い女の子いるクラブがあるから行こうよ」と言い出しました。お持ち帰りもOKなんだとさ。

実は、早めに勘定を済ませていたんですが、支払いは私の財布から。さらに自分のタバコ代も・・・・・。この辺の有無を言わせぬ押しの強さは流石です。

若いころなら、ぶち切れる所ですが、想定内で、ガッカリしただけです。

現金は、少ししか持ち合わせがなかったんで、ホテルに帰る道すがら、「お互い、カード持って行こうよ!」としつこい。

「ほんで~、予算は?」

「ケース・バイ・ケースだ」

「オメーさあ、どこの世の中に、予算のわからない風俗があるんや?」

問い詰めると、$400とのこと、日本円だと、35000円くらいでしょうが、現地の感覚では、7万円以上でしょうか。つまり、全部私に払わすつもりです。

今日はもう疲れたからと、断って、明日にしようよと言うと、じゃあ、明日、昼飯をおごるからという返事です。絨毯も買わせるつもりみたい。

10時にホテルで待ち合わせすることにしました。

勿論、すっぽかしたのは言うまでもありません。

トルコにおいても、観光地はどこも同じですね。しかし~、僅かな金額とはいえ、腹立つな~。

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ほんで、宿のカフェで飲み直して、ドイツ人旅行者と盛り上がり、

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韓国人の若者にもちょっかいを出していたんで、二日酔いになるはずです。

「おめーら、そんなに日本が憎いいんかい!?」と聞いてみましたが、

「憎い!」って言っていました。一緒に楽しく飲んだんで、冗談だと思いますけど。