喪服で入野松原へ

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20年来の波乗り友達の、よっちゃんが亡くなった。

最近は病気がちだったけど、30代のころは、うんと遊んだよね~。悪いこともしたね~。

海も、シブッタで悲しげです。

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鳥も飛んでいくわ。

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お通夜でビールを少し頂いて、「8の字」に一人で出掛けました。大将もサーファーで旧知の間柄なんで、しんみりした話になりました。

車に帰って、寝ようとしたところ、遅れてきたカズオちゃんの乱入で、飲み直すことに。昔話に花が咲きました。

家族が旅行に出たために、モモ同伴です。礼服が毛だらけじゃ。こいつは、食うことしか頭にないな。

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翌朝は、時々小雨。

出棺を見送ると、ジュンちゃんが、「吉良~、沖に流して来てくれや。俺ら~は布岬に行くけん」とユリの花をくれた。海の男はロマンチストじゃね。

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役目をはたして、セットに乗るけど、すでにバランスを崩しています。この波でパワーコードが切れたんで、よっちゃんとのお別れもすんだと思って、海から上がりました。


手抜き。

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ダイニングチェアー6脚の製作も佳境に入ってきました。形になれば、それなりの充実感はありますね。こんなことなら、さっさとやればよかったな。

でも、本日、チョンボ1回。いや、2回。

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組み立て機は、矢張り、組み立てるのに便利です。

もう、立て掛けるためのコンパネは外そうかな。

これから、飲みに行くので、とりあえず更新しました。


ウジウジ進む。

先ほど、ブログを書き終える直前、写真をUPする操作で、記事が飛んでしまった。久々じゃ。ショックじゃ。もっと、ちゃんとしたシステムにして欲しいな。

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本日は、海にも行かず、ウジウジと椅子作りをしていました。体調はやっぱり、イマイチです。

定番の椅子の製作は、面白くない割には、0,1~0,2ミリの精度が要求されるので、気が重く、なかなか前に進みません。

でも失敗して、材料も無駄になるよりは、慎重に進めた方がいいです。単に、やる気がないだけですが。

このタイプは、最後に作ってから、3年になるので、勘所を忘れています。でも、資料と治具があるので、大分助かります。

椅子専門だったら楽勝でしょうが・・・・・・じゃあ、20脚位、作り置きしたらいいように思いますが、それじゃー、退屈で、疲れて死んでしまいます。

また、それが、掃けるのは10年はかかりましょうから、その時は完全に作り方を忘れているでしょう。まあ、もう足腰立たんようになっているかもしれませんけど。

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ここからは、木工家専用です。私は後脚を木取るとき、板を剥ぎ合わせて、隙間なく取ります。

すると、いくら杢目を合わせても、つなぎ目が出てしまいます。時々、お客様から指摘されるのですが、理由を説明して、「いやだったら、倍は払ってもらわんと」と、高飛車に出れば、大体納得していただけます。剥ぎ合わさなかったら、凄く材料が無駄になって、全然エコじゃなくなりますからね。


営業力

どうも、日が暮れても酒が飲みたくならないのは、やっぱり体が本調子じゃありません。と言って、飲まないわけじゃ~ないんですが。

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数年前、木工の大先輩、九州の西岡さんを訪ね、馬刺しやら蕎麦やら、沢山御馳走になりました。お返しに、高知の海産物を送りました。その時頂いた、礼状です。

上手いよね~。営業が。筆で書かれていて、裏には落款まで押してあるんです。きっと、この方法で、大分お客様をたらしこんだのだと思います。

結局、木工家なんて営業力がなくては生きていけません。気配りとも言う。

でも、昔ベストセラーになった「気配りのすすめ」は、ちらっと読んだけど、気持ち悪いよね~。あれは、ゴマすりです。著者の人相も大嫌いじゃ!

話が脱線しましたけど、こう見えても、私も営業は得意なんですよ。

一千万円以上、家具を買っていただいたお客様には、丸大ハムのお歳暮を欠かしません。もちろん、ウソに決まってます。

ビンボーな木工家は、身の丈でいいのだ。ビンボーは時には便利ですね。

なんか、疲れているので、このへんで終わります。


入野松原でブツの取引

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昨日は、入野松原で椿椅子の引き渡しがあった。

事情はこうだ。神戸の方から、椿椅子の注文がメールであり、在庫の2脚の写真を送って選んでもらった。早速送ろうとすると、水曜、木曜とサーフィンに入野松原に行くので、現地で受け取りたいとのこと。連休は家でゴロゴロしていたので望むところだ。

聞けば“入野松原 黒潮町”で検索していて、私のブログに当たったそうだ。珍しいこともあるもんだ。これから、波乗りも営業の一環として、堂々と出来るぜ!

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2脚を実際に見てもらって、決めてもらいました。動くショールームやな。この2脚は、背もたれに二股の枝を使ってないので、大分値引きしました。慌てて作ったんで、大事なポイントを忘れていたんです。

お客様とは、歳も近く、美的自営業、サーファー同士なので、話も弾みました。今度、一緒に海に入りましょう。

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波は、全然期待してなかったけど、十分なサイズで、楽しみました。午後もやってしまいました。

ほんで、海から上がったら、4時半からの高校生達のビーチクリーンに付き合ってほしいとの御達しが・・・・。

なんでも、集めたゴミを調べて、主要なゴミを、製造段階で地球上から抹殺するという壮大な計画らしい。

漁師のT君に「けんど、やっぱり一番多かったのは、発砲スチロールやらロープやら、漁業関係のもんやね~」と言うと、苦笑いしていました。

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ヘトヘトになった後での作業でしたから、辛かったのですが、女子高生にお礼を言われて、疲れも吹き飛びます。オッサンは単純やな。でも「ありがとう」の一言は、値千金やな。Mちゃんもお疲れさまでした。

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帰り着いたのは、8時でしたけど、お昼に買っておいた北山鮮魚店のカツオで一杯やって寝ました。(もちろん、クーラー持参です)

本日は、バテバテで仕事にならないと思っていましたが、ショック療法が効いたのか、普通に仕事が出来るようになりました。

それとも、年寄りだから、明日、どっと疲れが出るのでしょうか?


しんどいよ。

なんだか、だるくて、やる気がないのが続いていて、連休はめずらしく家でゴロゴロしていました。ブログも気が乗りません。

波は良かったみたいで、ちゃんと、そういうことは報告してくる三池炭鉱O氏です。

今年の夏は、仕事はセーブしたけれど、波乗りはやり過ぎたんで、その疲れが出ているんだと思います。しかし、体力は増強されていて、1時間で3000m泳げるようになりました。でも、重いものを持つには役に立ちません。水中で便利なだけです。

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それでも、今日は、納期もあるので、いやいやながら仕事をしました。座刳り加工機をセットして・・・・・・

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座板を6枚荒刳りしました。座刳りは、心身ともに充実してないと出来ないのですが、この機械があれば、いやいやながらでも、自動的に出来てしまうのが、有難いことです。

酒も、どうも、すすまないのですが、今日はゲン直しに「駅前酒場」にでも行ってみようかな。

「やまぶき」がお休みしているのも、元気が出ない原因の一つかもしれません。


秋の花

今日は、花屋さんから注文があったので、庭の植物です。

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松虫草です。庭は、まだ蚊が出るらしく、母親が放ったらかしなんで、お化け屋敷のようになっています。

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春先、ニョロニョロ生えてきた奴も、立派な実を付けています。

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カメラマンの腕が良いと、それなりに絵になりますね。

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雁金(かりがね)草です。そんなに、雁が飛ぶ姿には見えませんが。

この庭も、日本が危機的状況になれば、イモでも植えるか。


居酒屋はない。

夏の疲れか、ここ数日、体調がすぐれません。

本日、久々に世界の旅です。

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ここは、メキシコのどこだったか、小さな町の飲み屋です。

入口は昼間だというのにピッタリと閉ざされていて、ざわめいた様子でかろうじて、酒を提供する場所だと分かります。

勇気を出して、重い扉を開けると、やっぱりちょっと怖い感じでした。きつい労働の疲れを癒すために、強い酒をあおるような・・・・・・テキーラを一気飲みして、グラスをパーンとテーブルに叩きつける光景が見られました。つまみは、コーラかな。

しばらくすると、ボロボロのライ病患者を両脇から抱えた数人の子供が、物乞いに現れました。ちゅうーか、脅迫やな。もう、殆ど人間の姿をしておらず、このような形になっても、生きていられるものか、びっくりしました。

すこしお金を差し出すと、風のように消えてしまいましたが、悪夢を見ているようでした。まだ、昼間だったんで、一杯飲んで出てきました。

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こっちは、ベトナムのハノイの屋台です。自家製のホッピーのようなソフトドリンクです。やっぱり、アジアは落ち着きます。

世界中、どこに行っても、酒食の両方が楽しめる「居酒屋」はないのです。日本はいい国ですね。中国の庶民の食堂では、酒は自分で持ち込むものだし、ハワイの中華料理屋では「お向かいの酒屋で買って来い」と言われました。スペインのバールは、やや居酒屋に近いかな。

カナダでもバーは簡単な食べ物しか置いてなくて、日本に留学したことのあるカナダ人も「居酒屋」やったら、ぜったい流行ると言っていました。

今、韓国が居酒屋ブームらしいですね。

次に生まれ変わったら、全米をまたにかけた、居酒屋チェーンをやってもいいかな。


どうしよう。

県外の友達やお客様から「やまぶき」へ行ったみたいという、お問い合わせが多いので、お知らせしなければなりません。

大将は、体調を崩し、お店はしばらくお休みです。そんなに長くは休まないと思いますが。

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絶品のカツオもとも、ちょっとの間、お別れです。しかし、週2回は通っていたので、本当に困ります。行く先がないな。

どうせなら、高知市内に繰り出すのもいいでしょうが、一泊600円も必要になるし、一軒で終わりそうにないからな。

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「やまぶき」の真骨頂は、こういった、見た目の悪い煮物(おでん)かもしれません。京都の料亭でだてに15年も修行したんではありません。だしが絶品です。見た目とは裏腹に、上品なお味です。

何気ない、卵は土佐ジローの放し飼い、豆腐は近所のおばあさんの手作り、サバは清水サバの新鮮なもの、てな具合です。やっぱり、素材が大事よね。

しかし、この皿は・・・・・・今時、引き出物でもないと思います。

しかし、困るな。本当に困るな。

グルメネタは、ぐっと減ると思います。


重い物は持ちたくありませんが、

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先日、3分割した山桜はこのようになりました。現在、剥ぎ合わせも完了しています。大手術は成功でした。

右下が、菌が入って、焼けているのが気になりますが、拭き漆で仕上げると、色が濃くなりますが、大勢に影響はないと思います。

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これは、脚の材料です。ケヤキのようですが、樹種はケンポウナシだと思います。艶があって綺麗な木です。全体に縮杢が出ています。

このような柱は地獄市で仕入れます。シラタや節があって、建築材に使えないので安いんですが、いつ出番があるか分からない材をストックしておくのも大変です。

最近は、地獄市すら開かれなくなりましたが、どうなるんかな?

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天気がいいので、開けていたら、モモが日向ぼっこをはじめました。日光消毒しているのだと思います。

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ほんまに、君には癒されるな。

俺も一緒に道に寝て、顔をペロペロしてあげると、モモは凄く厭な顔をします。