今年も庭には初夏が訪れています。ここ2,3日は梅雨みたいでしたが。
これは一ヶ月前の写真。花はまだ青い。
白くなって、側溝を飾っております。
風車の八七。
葉っぱやコケもいいもんですね。
大山蓮華は今年はつぼみ二つ。イタズラしてゴメンナサイ。
アジサイも準備を整えております。
片隅のバケツにオタマジャクシが。ちょっと遅くないか?
今日は久々に木工家専用の話です。
木工の本なんかには、「手鉋で仕上げたテーブルトップは輝きが一味違う!」なんて書かれていて、長いこと 「どうなんじゃろ?」と疑問に思っていた。
私はテーブルトップに手鉋なんて絶対しません。疲れるから。汗も出るし。
先日、通い盆を漆で塗った時、ホウの手板で実験してみました。
全体に少し縮杢が出ています。左が手鉋+ペーパー240番。中央が自動鉋+ペーパー240番。差は全く見られません。まあ、どちらもサンドペーパーをかけたわけですから。
仕上げで重要なのは(自戒の意味も込めて)、鉋盤の刃物が良く切れていることだと思います。これが切れ止んでいると材料を叩くので、2回や3回手鉋をかけても、ナイフマークは取れません。
右の板は、手鉋のみです。実は「手鉋仕上げでは、ツルツル過ぎて、塗料がのらない」という伝説もあり、やってみました。
手持ちの鉋はどれも切れ止んでいて、一番ましな陣太鼓でやりました。今思えば、槍鉋を使えばハッキリしたのにな。
逆目が出るので、表情が豊かになりますね。普通に漆がのりました。
テーブルトップには逆目は禁物ですが、檜を拭き漆で仕上げる時なんかは、酷い逆目が出ている所が特にカッコいいんですよ。
急に異様な暑さと湿気で、昨日の疲れもあり、ダウンしておりました。
福島原発、良いニュースが多いようですが、実際は予断を許さない状況のようです。
3号機の炉心の温度が上昇を続けています。汚染水も6万トンが9万トン近くになってから以後、発表がないし・・・・・トレンチの水位ってどうなったの?
なんだか、本日疲れましたので失礼します。
波がありそうなので、5時に入野松原に向けて出発。
肩ぐらいのまずまずの波。ちょっとどんよりしたお天気です。
ポイントはやや混雑・・・・・・・と言っても、まだ連休中ということを考えると、とても少ない。
ローカルS君のエイプ。新車1台分くらい手を入れているな。NARUにライディングがで載って以来、腰痛で波乗りを止めてるけど大丈夫かな?
コングM原、2ラウンド目はパドルボードでです。幅が広いので、中央に手をかける穴が開いています。
こんな感じで乗ります。基本的にずっと立ちっぱなしです。波に乗ってからは意外にコントロールはイージーです。
O塾長も本日進水式でした。まだ乗れないので、練習中。
波乗りはホントに楽しいスポーツですね。全部リセット出来るし。
午後からは初夏の陽気でした。
菅首相の浜岡原発停止要請について、「やけくそ」だったと言われているが・・・・・・まあ、それは本当かも。
しかし、シロウト考えではあるが、近日中に東南海地震と連動する可能性はないとも言えず、ごく自然な対応だと思う。
驚くべきことに、NHKのニュースは批判的な論調で、原発存続を訴える市民を多く取り上げていたように思う。ここにきて、NHKはやっぱり原発村の住人というのがはっきりしました。まあ、幹部の問題でしょうが。それでも、俺がアナウンサーだったらそういうことは言えんな~。でも、あんだけ、お給料沢山もらってたら言うかもしれんな~。
御前崎市長(人相超悪)なんかも、原発停止に断固反対している。財政の4割が原発の交付金だそうだ。そんなものなくても、高知県よりリッチでしょうが!放射能まみれになったら、金があってもしゃーないで。
それから、高知新聞では原発周辺の汚染地図は明快なカラーで掲載されていますが、朝日新聞は、なぜか分かりにくい線描です。ほんで、天下のNHKは、その新聞を拡大して画面に映し出していた。9時のニュースステーションですよ!
これはね~、もう被害者の心情を考えてのことじゃなく、事故を今から“うやむや”にするつもりなのでしょう。水俣病と同じですよ。とことん払わないつもりです。
交通事故に遭っても、“ゆすりたかり”が専門じゃないと泣き寝入りすることが多いのと同じです。私が事故に遭った時に、親父が 「ああいう連中とかかわり合うのなら、早く忘れた方が自分のため」と諭してくれたのが思い出されます。戦う必要はありますが、新たな出発も考えないと、国は何もしてくれないと思います。
ああ、もう、こういうブログを書くのは厭じゃな。でも、日本人が安全はタダと思ってきたツケがまわってきたのかもしれません。
菅首相が浜岡原発全機停止要請をしたという、初めてまともな政治家らしいことをしたね。
近所で、珍しい蛾を発見!なんちゅう醜い。超ウルトラ・ステルスです。
きっと、吹き溜まりの木の葉にでも擬態しているのでしょう。
しかし、この羽で飛べるのかな?羽化に失敗したようにも見えますが、全体の形状からするとそうでもなさそうです。
接写するとピンが合いにくいので、3脚を使わなければなりませんね。ブログでそこまでするのは面倒ですね。
波乗り「いのチーム」は入野松原の混雑を恐れて、香川県観音寺市にマテ貝掘りに行ってきました。写真は有難い“銭形”です。
まずは、名物のうどんで腹ごしらえ。2玉で400円也。ちょっと、量が多かった。1玉+おでんにすれば良かったな。
夕方の干潮を前に作戦会議です。昨日は大潮。
マテ貝は筒状で砂浜に潜っています。砂浜の表面をこそげて、穴を発見し、塩を振りかけると、ピュッと出てきます。そこを間髪を入れず、引き抜くスリリングな漁です。
高知県にも子供の頃はいたんですが。
吉良工房作の道具。クワの先端は30度に削り、瞬間接着剤を含浸させて強化しています。
非常に使い勝手が良かったです。機械があるとあっという間に出来ます。下はお好み焼きのヘラを利用したもの。角度が変えられるのがミソです。中央の100円ショップ製は良くないとのこと。アサリを掘る、熊手はこの漁には使えません。
干潮を待ち切れず、いざ出陣。
いきなり、ヒートアップします。
私は満潮時に、沖のポールをサーフボードで回って来ました。カモメが止まっていました。
貝のお絵かき。ヤドカリかもしれません。
瀬戸内のモンサンミッシェルと呼んであげよう。さっきまで全部海でしたよ。3番目の写真と比べてみて下さい。
皆、「腰が痛い!」と言いながら獲ったマテ貝を肴にキャンプです。お土産の分も含めて十分あります。
貝入りパスタ他、猪肉や鹿肉も登場して、観音寺の夜は更けて行くのでした。めでたし、目出度し。
スプーンも出来ています。
スプーンに仕上げのペーパー掛けをするとき、保持している方の腕の肘や手首が必ず腱鞘炎になるので、バイスに挟むか、一点を作業台に付けるようにします。これから。
錠前作り他、色々な作業をする私ですが、拭き漆はともかく、塗り漆だけは外注した方がいいように思います。
粉を混ぜて色漆を作ったり、ヘラ使い、刷毛の調整など、技術的なこともさることながら、急には出来なくて、また少量では効率が悪いのが塗り漆です。
漆風呂をいい状態に持っていくには、1週間以上かかるし、湿度管理は微妙で湿度計はあくまで目安です。微妙な感覚は、半年経つと忘れています。色漆をチョビット作るのは無駄が多くなります。刷毛を使えるように、保管用の油をぬぐって、灯油で洗って、しまう時は、また同じ作業が必要です。
漆塗りを2,3カ月続けるならば元は取れますが。ほんで、漆塗りは分業なんですね。完璧に出来るなら、これで飯が食えるのですから。
でも、外注する金がねえしな。うんと注文があれば、外注出来るんだがな。
塗り漆の困難さと比べれば、鉋の調整なんてアホみたいなもんですね。
*スプーンのように細長いものは、どうしても漆が垂れてくるので、回転風呂を作らないといけないようです。
*あれほど、乾かなかった呂色漆ですが、シーズンになると良く乾きますね。風呂のデータは同じなのに、不思議なものです。
日本の国債が格下げされたという。経済のことは不案内ですが、働き者の日本人がスペインよりも下かえ!
全部政治家が悪い!でも祭りごとに無関心な国民も悪い!急に優秀な政治家を選ぼうにもアホばかりで選びようがない。
取りあえず、首相には石原都知事がなればいいと思います。お年なので気の毒ですが。心があるし、頭も良い。中国のことを平気で「シナ」なんて言う問題点はありますが。
それから、河野太郎とか、わりとまともな人たちで周りを固めて行ったら、なんとかなりそうなもんじゃが、無理だろうな。中谷元は高校の2年先輩で、政治家の中では人間味があると思うんですが、親父に言わすと「ほんで、すぐに防衛庁長官を首になったじゃろーが!」ということです。
今の政治家は、国民そっちのけで、まるで公家のばかし合いですね。
ところで、最新の池田信夫のブログは「酒やたばこは放射能より怖い」です。
なんか、無理があるがな。「俺も酒やめて、放射能にするかな~」なんてありえません!
この方の「希望を捨てる勇気」という本を読んでみましたが、難し過ぎて良くわかりませんでいた。まあ、タイトルは破綻した日本語で、気を引きますが、そのくらいのものです。結局、金の話ばかりで、この方、感性があるようには思われません。
しかし、この時期に、こんだけ言えるのは評価したい。いろんな意見、データを知るのは良いことだと思います。
でも、随分原発の肩を持つんですが、やっぱり大分もらってんですかね?数十年で3度も大事故を起こした原発が安全じゃないというのは分かり切っていると思うのですが。