新たな発見

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マッハGOGOGOで、主人公が運転していて、窮地に立たされたことがあった。その時、助手席の従兄かなんかが、「君は自分の車のことを、なんにも知らないんだな~」と言いながら、隅っこのボタンを押すと、ヘリコプターみたいに空を飛んだような記憶がある。

これと似たようなことがあった。実は今日は木工家専用です。

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最終型の桑原の自動鉋の昇降は、電動です。右下の緑のボタンを押すと上昇します。その外側の筒を、左に倒すと、一押しで0,1ミリずつ上昇します。

しかし、薄い材は、7ミリが限度で、それ以上は定番が上昇しません。これまでは、捨て板を使って、薄くしていました。

名古屋で、「後は手回しハンドルでセットするんだ」と聞きましたが、ウチのはハンドルがないぞ~!

今、また薄板を作る必要があり、なんとかならないもんかと、調べてみました。

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あった、ありました。なんかの“はずみ車”と思っていましたが、これが手動ハンドルでした。ちゃんとデジタルカウンターと連動しています。

取説にも書いてないぞ~。こんな、奥まったところにあるのは、あくまで特殊な場合を想定していて、普段の作業の邪魔にならないように配慮されたものでしょう。

おかげで、作業能率はぐんと上がりました。

どころで、マッハGOGOGOはアメリカのアニメにも影響を与えていています。

日本人のデザインした、フェラーリ “エンツォ” はどうもマッハ号がモデルになっているような気もします。

水木先生だけじゃなく、この時代のアニメって凄いよね。


巻貝の神秘

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昨日の巻貝、これはイモ貝の仲間でしょうか?

昨夜の宴会で、焼き方があまく、中身が出てこないので、塾長が叩き割りました。

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ウワァ~!こんなに綺麗な螺旋形です。自然の造形はすごいな~!見とれてしまいます。

こういう、割り方も、割れ方も珍しいしですね。この貝は意外ともろいです。味は濃厚でした。

鉄鋼用のバンドソーもあることだし、貝のカットモデルは作りたいんですが、煮ても身を完全に取り出すことは難しく、後始末がね・・・・・・。

貝の匂い強力で、残りかすを、完全に拭き取っておかないと、大変なことになります。

でも、造形の勉強になるので、今度獲れたら、やってみるかな。


半分は仕事!

本日は、黒潮町(旧大方町)にベンチの配達だった。朝4時に出発。

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入野松原、到着は5時半。お届けは8時なので2時間ほど波乗りをする。

朝は、涼しくて気持ちがいいです。

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サイズは腰ですが、インサイドのグーフィーはロングライドが可能です。ただし、上級者のみ。元々、大した波じゃ~ありません。

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R君、ツインフィンで自在に乗ります。パッチ網漁か、底引きか?船はすぐそばです。

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7時半になると、そろそろ出勤組は終了です。彼らは腕時計してる人が多いですね。

私も、海から上がって、 5分のドライブでベンチを届けました。水着で届けてもよかったくらいです。そこの家にも、ウエットスーツを干していましたから。

浜に戻ると、波は大したことないので、ボードをしまって、予定通り、潜りに行きました。

素潜りも、ボンベを背負ってのスキューバも、酸素を節約するために、水中での動きの基本は“ゆっくり”です。

漁師のT君が、更に “ゆっくり、ゆっくり”で~!と言っていたので、実行したら、確かに長く、深く潜れます。

でも、体調が万全でないのか、耳貫がやりにくいし、歯も痛くなりました。

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それでも、大漁じゃ。実は40センチほどのホラ貝もいたんですが、一個で腰袋が一杯になるので置いて来ました。

O塾長に言ったら 「なんで獲ってこんのよ、美味いのに~」 だそうです。

帰りに、お得意様にもお分けしました。ちゃっかり営業もしています。

お昼には帰り着いて、仕事もしました。昼寝もしたけど。

これから、ツメタカ貝で宴会です。


宮沢賢治は無理をした。

雨にも負けて、風にも負けて、特に夏の暑さには完敗の私です。

朝、少し仕事をして、昼寝を1時間して、2時から風呂の掃除をして(涼しい)、それでも暑いんで、春野の県民プールに泳ぎに行ってました。

屋外の50mプールはガラガラですが、それもそのはず、温泉状態でした。女子の高飛び込みの練習に見とれていました。それでも、3キロ泳いだら、体重が1キロ減っていました。

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夏はね~、これほど暑いと仕事しちゃいかんです。秋口にどっと疲れが出るんですよ。

体と相談しながら、デザインを考えたり、資料をひも解いたり、デスクワークとかを交えて、ボチボチやりましょう。

年の功です。

写真のモデルは、河童の三平です。


お盆は近場で、

盆も働いていたので、(というか、人が働いている時には遊んでいる)、昨日は夕方から波乗り仲間の、仁淀川のキャンプに参加しました。

やっぱり、河原は涼しくていいです。酒で体がほってってきたら、流れに身を任せます。

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三池炭鉱0氏が捕まえた、手長エビの地獄焼き。最初は半透明の茶色なんですが、段々赤くなります。他のエビと一緒ですね。

朝には帰宅しましたが、飲み過ぎたのか、仕事が手に付かず、読書などして過ごしました。


木製イスのスタッキング

お盆なのに、なんか堅苦しい題材を取り上げることになりました。なにも、今でなくとも・・・・・。

木の椅子の公募展なんかで、スタッキングが出来ることを“売り”にした椅子を時々見かける。はたして、木製イスにスタッキングは必要なのか?

スタッキングじゃないけど、中・高等学校の時、入学式や卒業式の準備に、折り畳みイスを体育館に並べるの、しんどかったな。結構、重たかったしな。

ほんでよ、スタッキングするには、やっぱり軽くて、リーズナブルなお値段の椅子じゃないとダメなんじゃない?重くて高価な木の椅子を、ソーって積み上げることを考えるだけで、腰が痛くなりそう。

家庭での利便性を考えると、スタッキング性より軽いことの方が重要だと思います。

カリモクなんかには、スタッキングチェアーのラインナップがあるけど、売れてるのかな?収納のスペースも必要だから、相当懐の温かい企業じゃないと買わないだろうな。でも、収納した後の空間は、何に使うんじゃろうね。やっぱり体育館なのか?

まあ、最も問題なのが、木製スタッキングチェアーにカッコいいものがないということでしょう。私が社長なら、イタリア製のプラスチックのスタッキングチェアーを選びます。

ブログですから、こんな中途半端な終わり方でもいいのだ。


ミニチュア椅子

ここ1週間、ボール紙を切り刻んで、秘密の紙細工をしています。しんどいですが、いいタイミングで仕事に空きがあります。

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これは、ツタンカーメンの王墓から発見されたリビングセットです。大英博物館で撮影しました・・・・・・・・・・信じた方は相当バカです。でも、それっぽいですね。

実は、20年ほど前、メキシコで買ってきたものです。我家の階段に飾っています。撮影のため少し掃除しました。

高さは20センチほどもあり、よくこんな、かさばる物をリュックサックに入れて持って帰ったもんです。このときは、木工をやるなんて夢にも思ってなく、運命の不思議を感じます。運命は残酷や~!

メキシコは、当時、買い物天国で、安くて面白いお土産が沢山ありました。この商品は、国営のショップで売られていて、デザインも洒落ています。

メキシコ、ガテマラはまた行きたいですね。

ところで、この柔らかい木材には当初から(ひょっとして日本に着いてから?)虫がいて、最近はひどくないけど、15年もおが屑を出し続けていました。

穴は0,5ミリほどで、その昆虫にお目にかかったことは、残念ながらありません。


サーファーズ・ネック

サーファーズ・イヤーというのは、ご存知と思われる。水の侵入に対抗して、耳の穴が細くなるものだ。私も以前、健康診断で見てもらった時 「きてます、きてます、相当きてます!」と嬉しそうに言われました。まあ、耳が遠いのはいいや。

それよりも、あまり知られてないけど、サーファーにとって深刻な問題は首である。頸椎というのか。

波乗りは、ボードに腹ばいになって、前方を見て、パドリングする。立っている姿勢で言えば、のけぞって天を仰ぐ姿勢だ。これが、とっても首に悪い。ヘビー・サーファーの殆どが多少なりともこの問題を抱えている。

ボードの上に跨って、波待ちの多い、女性サーファーにはあまり聞かないが、乗っては沖に出るのを繰り返す、熟練サーファーには深刻な問題だ。

私も、レントゲンを撮ってもらったら、骨が少し変形しているそうだ。引っ張ってもらったら大分楽になりました。私の場合、幸い痺れが出るところまではいっていません。

そいで、日曜日の朝、起きると、ちょっと首ギックリみたいになってしまいました。仕事は出来るんですが、車をバックさせるのはキツイです。今回は大したことなくて、今日は大分いいです。

家具のお客様に、外科と整形の先生がいて、怪我をするたびに、「サーフィンは止めれんもんかえ?」と言われます。結構、面倒掛けてるサーファーが多いみたいですね。

高知の田舎にいて、サーフィン取ったら、山歩きでもせえっ、ちゅーんかい!


スピードライト SB-600

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ニコンのスピードライト買ってみました。プロに聞くと、純正は割高ですが、設定の必要がなく、シロート向きだそうです。最近は全部コンピューター制御だからな。

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早速、昨夜「やまぶき」で撮影。流石、カメラ内蔵のストロボより、光がよく回り込んでいます。

しかし~、お刺身が賑やかなんで、お酒や醤油が邪魔でした。機材以前の問題じゃ!

白いお刺身はシマアジで絶品でした。

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試しにバウンズで撮影しましたが、ちょっと面白い。ワインに付いてくるチーズも写っていたのでソフトで消しました。

椅子などの大物にも挑戦しましたが、どうも一灯では無理のようです。使い方が分からないせいかもしれませんが。


木型屋訪問

試作品製作のため、厚さ40センチの材を曲線挽きしなければなりません。ウチのリョービのバンドソーでは、30センチが限界です。

出入りの機械屋に、どこか心安く、機械を使わせてくれるところを探してもらいました。

挽き割高さ40センチの機械はあまりなく、製材所のバンドソーは直線専用です。でも、僅かに曲げることが出来れば、製材も面白くなると思います。

そこで、やっと見つかったのが、造船専門の木型屋さんでした。

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これは、スクリューが取り付く部分です。手前が船体側で、反対側は特殊な形状で企業秘密だそうです。ヨットのキールみたいですね。

リブにべニアをバイアスに貼り付けています。ほんで、微妙な部分はスチロールです。

実は、私もFRPでオブジェを作っていた時があり、殆ど同じ工程で懐かしく思いました。造船の場合は、砂型でメスを作り、鋳込みます。

肝心のバンドソーですが、刃が薄板用の軟弱なものしかなく、私が刃を発注して、再度挑戦することにしました。

ウチのリョービのバンドソーに幅25ミリの刃を付けて、厚さ30センチの曲線挽きをやってみましたが、矢張り、幅75ミリのステライト刃に比べると頼りなく、気色悪いです。

まあ、バンドソーは比較的安全な機械なので、切れても大丈夫だと思います。寿命は3日ぐらい縮むと思います。