直立ボール盤インプレッション

Dsc_0009p_2 

先日、オークションで購入した遠州の直立ボール盤、なかなか具合が良いです。

これまで使っていた日立のボール盤はスイング360で、これは500。スイングとはその半分の値がフトコロ寸法となります。どうしてかは、調べていません。機械の高さは160㎝位です。

フトコロ180㎜でも、まず不都合はないのですが、ウィンザーチェアーの座面を加工したりするとき、やや窮屈です。500ですと、山戸製作所のフライステーブルがスッキリと装着できます。

Dsc_0002k

まだ、よくわからない部分もありますが、自動送り装置が付いています。まず使うこともないと思っていましたが、直径25㎜程度の穴を開けるには、力が要らなくて便利でした。本日50穴ほど開けましたが、全部自動送りを使いました。

ワークに当たって力が加わると、クラッチがつながって自動に入ります。おそらく、木工10㎜程度の錐では入らないと思います。

ウィンザー系の椅子を作ることが多いので、これから活躍することでしょう。


午後から営業。

二日前の波乗りの疲れがまだ残っていてしんどいです。波が大きいと、沖に出るのに5倍も労力が要るのです。3歩進んで、2歩押し戻されます。また、気疲れもします。

それでも、午前中は仕事をして、午後は打ち合わせでした。

Dsc_0190

先日訪れた、古民家リニューアルをしてダイニングテーブルを製作することになっている現場をチェックしに行きました。

私の家族が全員出払っていたため、犬連れです。スーパーロングの前席3人乗りに、私、モモ、デパートの外商部長と横並びで出掛けました。流石にまずいと思いましたが、部長も、お客さまも意に介さない様子でした。私のお客様は皆心が広くて助かります。

床は、私の提案通りに施工されていて、口から出まかせも程々にしないとヤバイな~と思いました。

Dsc_0194

新建材とうまく組み合わされています。ここは、田んぼと緑に囲まれていて、本日の暑さでも日陰は涼しいです。

この後、本宅でお茶を頂いたのですが、代々伝わる古いお軸に描かれている人物の由来を尋ねられて・・・・・・・・う~ん、それは鑑定団に聞いて下さい。木工家もいろいろ勉強しないと営業は出来ませんね。

でも、体もだるかったので、巧い具合に午後の時間が使えました。


猫の目 (波乗り三昧)

Dsc_0052

「やまぶき」を朝6時に出発して、入野松原に向かう。天気がいいので走行中写真を撮りました。

Dsc_0060

8時からと思っていたビーチクリーンは7時からで、すでに終わっていた。しょうがないので駐車場付近のごみをアサル。

海はなぜかうねりがあって、まずまずのコンディション。しかし、もう雨粒が落ちている。

Dsc_00636

と思えば、ピッカリ晴れたり。

能登の冬は、天候が猫の目のように変わりやすいのですが、今日の入野松原はそんな感じです。雪が降ってくれればいいににな。

Dsc_0156

段々サイズアップしてきて、ポイントはやや混雑。沖からテイクオフすると2人目までは避けられても、3人目には突っ込みそうになって、止めざる負えない。

Dsc_0126

O塾長のこのテイクオフでも、前に人が入るので、理想的なラインを外しています。最近のサーファーは全然動かないので本当に頭にきます。ライディングしている人の邪魔をしないのが、鉄則の一つなんですが。

Bちゃんに愚痴ると、「しきや~」の一言・・・・まあ、そういうわけにもいきません。板も新品じゃし。

Dsc_0188

虹も出ました。彼には何かいいことがあるかもしれません。向こう側の井田岬は雨です。

Dsc_0189

昨日を象徴するような雲です。晴れたり曇ったり、雨だったり。

実は、キャンプするよう準備万端整えていたんですが、波乗りをやり過ぎて、ボロボロで、体が非常にうるさかったんで、夜の7時に帰路に着きました。で、本日は休養日でした。


青磁の杯

Dsc_0018t

青磁の杯がオークションに出ていたので、興味があって落札した。

しかし、早速使ってみると、どうも具合が良くない。吸い口が尖り過ぎているし、そのせいか重く感じる。いや実際重い。

青磁というものは普段使いには向かないものなのか?おまけに、手入れが悪かったのか、見込みの艶がなくなってしまった。

青磁は嫌いではないんです。鬼太郎の目玉の親爺が入るのに丁度いいくらいのバスタブ状の青磁の鉢を見るために、わざわざ台湾の故宮博物院まで出掛けたくらいですから。

やっぱり青磁は観賞陶器なんでしょうかね?ネットで調べたら件の鉢は乾隆帝が猫の餌皿に使っていたそうなんですが、本当ですかね?


瓶子

今日は輪島屋善仁の山下さんが営業に寄ってくれました。とは言っても、漆器を沢山買うゆとりはなく、昔のよしみで制作用の漆を届けてくれたのです。

Dsc_0014

それで、参考にまでにと見せてくれたのが、この瓶子(へいし)です。カッコいいですね~!

簡単に言えば徳利です。鎌倉時代なら貴族とかが普通に酒盛りをしていたのかもしれませんが、宗教的儀式に使われるようになりました。さらに現代は、本来、対になっているものですが、オブジェとして一つだけ買われる方が多いそうです。

ところで皆さん、器の内側はどうやって塗ると思われます?長い刷毛で・・・・?

実は輪島屋では、一番手間はかかるけど、確実な方法・・・・・いくつかのパーツに分けて塗りまでを完全に完成させてから、接合。さらに内外を塗り直して仕上げるというやり方をしているそうです。凄いですね~。

まあ、無理して買えないこともないんですが、大切な商品がなくなっては営業に差し支えると思い、皿を一枚わけてもらって、お茶を濁したのでした。チャンチャン。


「やまぶき」編

今日の食べログは「やまぶき」のみでまとめました。

Dsc_0018f

これはヒレ肉のタレ焼き。牛肉料理は美味しい素材が入った時だけです。間違いなく美味でしたが、私は最近の牛肉は好きではありません。ここはトマトにいたるまで吟味したものを使っています。だから残すものがありません。

Dsc_0027p

これは、常連の持ち込んだグレと小鯛です。グレは流石に時期を過ぎていて、鯛の方が美味しかったです。

Dsc_0033

盛り付けに使ったキュウリが青臭くて美味しかったのでリクエストしました。近所で採れたものだそうです。

Dsc_0023

飛んできたクワガタもご相伴にあずかっていますが、鈴虫じゃないからな。迷惑そう。やっぱりスイカでしょうが?

Dsc_0037h

最近のお気に入りは、薄味のソーメンです。手抜きなし!

Dsc_0024

先日大将にお薦めを聞くと、「魚の煮いたが~あるけど、食うかよ?」という返事。「ふーん。」と思いましたが、注文しました。

それがこのイセギ。刺身に出来る脂ののったやつを、上品に味付けしています。これはね~もう、ミラクルでした。心も満たされます。

Dsc_0030

最後に出てきた、佐藤錦とかいうサクランボ。普高級料亭みたいですね。酔狂としか言いようがありません。

近くに(でもないけど)、こんなお店があって幸せです。


今年はあんまり仕事をせんぞ。

Dsc_0001ko

仕事も一段落したので、朝5時に入野松原に出発。最近の仁淀川は霧が出ることが多く、幻想的です。でも、のんびりしていられません。

Dsc_0012

“ブチ”の海岸では、何やら見かけぬ光景が。昨年はAVの撮影があり、ハダカンボウのお姉さんが見られたというので、じっくり観察しましたがそうではないようです。

後で聞くと、トヨタの販売店のローカルCMの撮影だったそうです。

Dsc_0018

お天気は曇り。しかし、海水は異常に冷たかったです。

66

私が入った時は、極早朝チームが上がった後で、一人きりで楽しみました。サイズは胸肩で、最近では一番の波質でした。やっぱ、平日は空いてていいわ。先の土曜日は奥からテイクオフしても、浮いているインサイドのショートボードをよけるのが精いっぱいでしたから。

Dsc_0039

Jちゃんがビーチクリーンの日には用事があるとかで、早めの掃除をしていました。皆さん、ビーチクリーンは18日(日)8時からですよ~!あれ、7時からだったかな?

本当は、この後、潜って貝を採る予定でしたが、ちと波があり過ぎるし、疲れていたので、魚を買って帰りました。

帰ってから、ちょっとだけ仕事もしました。更にHPも更新しました。やるな~。


今夜は蒸せます。

今日は真面目に更新するつもりが、部屋の掃除をしていたら時間がなくなってしまいました。

ここ2,3日、テレビでアホの政治家の顔ばかり見てうんざりしています。この人達って、ほんとに何なんでしょうかね?なんとかならんもんかいな!

私は、出口調査のインタビューなんかで、結構気の効いた受け応えをする人が多いので、日本国民はお利口なのかと思っていましたが、(私も相当にバカ!)

それは、抜粋したもので、実際は日本語もままならない、おバカな国民が殆どじゃないかって、今になって気が付きました。

日本はどうなるんじゃろね。

Dsc_000444

どうしようもないので、モモの姿でも見て、癒されて下さい。


ちょっと、後ろめたい

Dsc_0001k

本来なら仕事の予定でしたが、古い友人から誘われて、久々に相乗りで入野松原に出掛けました。朝4時半出発。今週は殆ど仕事をしていません。

早朝の波は全然良くありませんでした。こんなことなら、潜って貝でも獲った方がましでした。

Dsc_0024y

海から上がって、草むらに置いておいたサーフボードを裏返すと、バッタの子供が沢山張り付いていました。

でも、家へ帰って、疲れてごろごろしていたら、めずらしくお客さんが来て、シェーカーチェアーを買っていかれました。遊んでる方が儲かるような気がします。


ル・コルビジェ展

今日は、お隣の愛媛県立美術館にル・コルビジェ展を見に行ってきました。片道110キロとカーナビが教えてくれます。

実は、四国山脈を越えるカーブの多い峠道なんで、ホンダCBR125RRで暴走する予定でしたが、天気予報に反して、朝から雨でした。残念です。

で、展覧会は全然面白くなくて僅か10分で出てきました。なんじゃ~ありゃ~?まあ、建築家の建物を世界中から持ってくるわけにいかんからな。

直筆の油絵も多数展示されていましたが、ピカソやブラックと見分けがつきません。更にがっかり。また、日本人の作った模型は正確ではあってもセンスがありません。直筆のパースは綺麗でした。

コルビジェは好きなんですよ、ロンシャン礼拝堂は特に好きです。詩がありますね、彼の建築には。最近の建築は合理性ばかり追求するので面白くないんです。澤田マンションみたいに、遊びやうらびれた空間もないと心が休まりません。そのような建物が一杯あると、人の心も豊かになるでしょうに。

10年近く前、“田中一村”の展覧会で大感動して帰ってきた愛媛県立美術館なんですが、今回は当てが外れました。

伊丹十三記念館を見て帰ろうかとも思いましたが、なんか二の舞になりそうだし、中村なんとやらという、アホな建築家の設計なんで止めました。

しかし、ちっぽけな高知市に比べると、松山市は断然豊かな感じです。高知は最果ての国やな。

松山市にはミウラ・アートビレッジという美術館もあって、これは島田伸介が鼻から蒸気を出すCMの“ミウラのボイラー”が作った美術館です。5年ほど前にルーシー・リー展を見に行きました。

徳島県には大塚製薬やダイオードの日亜があるし、香川県も加ト吉とか一杯ある、高知には大企業が一個もないよ。