斜めの胴付ホゾ

本日も、一般の人には面白くもなんともない、木工中級コースの話題です。

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こういう、斜めの胴付ホゾは、面倒なのでなるだけ避けたいところですが、お客様に大枚を請求する、悪徳木工家にとって避けて通れないこともあります。

板厚に十分な厚さがあり、量産するのであれば、座刳り付きの2段ドリル刃を兼房に特注したらいいと思います。

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まず、深さをテープで印して、胴付面を切り込みます。

ミニパネルソーがいいです。使い捨て鋸刃は良く切れるのとそうでないのがあるみたいですね。新しく買ったのは切れなくて、これは、もう10年近く使っています。

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アサリのない鋸を使って、指を添えて切り込みます。4面取って、更に4面。さらに、鋸で丸く仕上げます。この鋸も古い方が切れます。

よくノミを使うなどと書かれていますが、内側へ切れ込んでしまうので、絶対に使ってはいけません。

最後に小刀で仕上げますが、存外力が要りますので、誤って指を切らないよう、適当なところで止めましょう。キューピー3分クッキングみたいですね。

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この位だと、万々歳です。裏返してチェックするようなお客様の仕事はしませんから。

普段はあまり使いませんが、胴付面の確保のために、エポキシ接着剤を使います。

もっと楽な方法があったら、教えて下さい。


桑原の自動鉋

今日は、桑原450自動鉋の詳細ページで、一般の方には無縁のブログです。すみません。

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上部にブリキの横出し集塵フードが付いています。ダクト径は100。効率的にはローラーを外して、上に引き上げるタイプを作った方がいいと思います。

*写真はクリックすると拡大します。

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昇降軸のカバーは外されています。

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オイルバス式です。

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昇降はスムーズです。ホイールの外周に目盛りがあり、0,1mm単位のセットが出来ます。

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作りは非常にしっかりしています。

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スライド部分にも摩耗は見られません。使い込んでも、初期精度とあまり変わらないのが桑原の特徴です。送材スピードは3段階です。

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セッティングゲージと刃が2組付属します。


オートバイでお使い。

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本日は、たまった4つの用事を済ませるため、オートバイで出掛けた。

途中、通称“アジサイ街道”でパチリ。

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波がありそうなので、ちょっと遠回りして仁淀川河口をチェックしました。

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抜けられるチューブは少なかったけれど、いい波が来ていました。

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グーフィー側はなんとかロングでもいけそうです。しかし、ショアブレイクが凄くて、上がるのは大変らしい。

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上流側はこの景色です。河口は好きよ!

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下をのぞくと、吸い込まれそうです。

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海側の風景。愛車のCBR1000RRです。ちょっと小さいって?たぶん気のせいです。

スーパーロングでは面倒な用事に大活躍です。

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出入りの機械屋が潰れそうなので、桑原の自動450をオークションに代理出品することになり、写真を撮って来ました。この情報はまた後ほど。

普段、孤独な仕事をしているので、あちこち巡ると非常に疲れてしまいます。


ウ○コ振り出しゲット!

今日も、真面目に仕事をすると蒸し暑く、サボると肌寒かったです。

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一昨日落札した“振り出し”がもう届きました。まずまずじゃ。

振り出しは、茶箱手前で、金平糖などの干菓子を入れておくものです・・・・のようです。私は、小さな茶箱が好きなので、ちょっとでかいような気がします。

ウ○コのようでもあるし、狸の金玉のようでもあります。いずれにしろ、楽しげな形です。ひさご型なんでしょうが、なんでこれほど首が長いのか?でも、短かったら全然面白くありません。

作者は益田鈍翁に贔屓にされた方です。私も有力なスポンサーをつかまえて、一生仕事の心配をしなくていいような身分になりたいものです。でも、財閥が解体されてから、そういううまい話はないのでしょうね。

いっぺん、松原で荒くれ者のサーファーを相手に、お茶会をするかな。案外、面白いかもしれません。


現実逃避

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昨夜は、おとなしく休むつもりが、お得意様から

「大川嶺で、ウドを採ってきたき “やまぶき” で天プラにしてもらうき、来いや~!」と連絡があった。ちょうど、缶ビールを開けたところでしたが、渋々?出掛けることに。

連チャンは初めてだけど、みんなで飲んだほうが楽しいに決まっている。今夜はタダ酒じゃ。

それに、昨夜はオークションで入札していた茶道具の“振り出し”の終了日でした。実は間違って一桁多く入力してしまい、落札できることは間違いないんですが、最終価格がどんだけ上がるか不安だったんで、パソコンから離れたかったのです。

このような場合、馴染みの業者だし、入札の取り消しも出来るようなんですが、まあ、そんなには上がらないだろうと・・・・・。

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これは、キスの天ぷらですが、ウドの葉っぱを張り付けて揚げているところが、ポイントです。

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蛍の御夫婦もおいでになりました。

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〆のラーメンです。半分わけてもらいましたが、濃い色とは裏腹に、やさしい天然だしで絶品でした。でも、行列の店が好きな人には、わからないと思います。

本当は、この後、アイスも頂く。

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あ~、今朝も朝帰りじゃ。いいのか、悪いのか?

6時に帰宅して、恐る恐るパソコンをつけると、件の“振り出し”は相場の金額で落札されていました。良かっったわ~。

もう、こんな遊びはやめて、旅に出たいです。


日曜日に遊ぶ。

久々に、人並みに、日曜日に遊びました。でも、ヘトヘトなので今日も手抜きブログです。

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昨夜は、やっぱり「やまぶき」で超弩級のカツオを頂きました。“落とし文”みたいなのは、ジャコと味噌を香草で巻いたもの。

午前3時に起きて、入野松原に向かう。やっぱり、早起きは好きになれないけれど、道は空いています。

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5時到着。朝焼けはきれいです。

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上空にはまだ、お月さんが出ていました。

「伊野チーム」は2組が前日からキャンプだったんですが、大体飲み過ぎて午前様になるので、海に入るのは結局、すごく遅くなるんです。

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海から上がると、ビール片手の昼飯時にペット自慢が始まりました。Iちゃんのコリーは“ジャム”。飼い主も、犬に衣装を合わせて来ていました。

モモも連れてくれば良かったな。とても涼しかったですから。

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午後も、波はありましたが、朝4時間もやったので、北山鮮魚店のネイリと甘エビを買って帰りました。


まずは合格。

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座板のシェイプがまずまずの所までいきました。まあ、これで一安心です。しかし、前方のヘリをどう落とすのか、面取りするのか、丸みを持たせるのか、悩ましいです。

丸い出っ張りに、片肘を支える主柱が埋まります。

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これは、最初の案。うまく、まとめられませんでした。座りやすいと思うんですが、全体にドヨーンとして、メリハリがありません。

本来なら、粘土か、木で模型を作るべきでしょうが、せっかちな性格というか、ブッツケ本番が好きです。

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後半分は使えるので、継ぎ足しました。目違いがあるようですが、底はピッタリで、上面は削り取るので関係ありません。

最大の難関だった、片肘椅子の座板の形状が決まったので、豪華リビングセットもやっと峠を越した感じです。

今夜は「やまぶき」に出掛けて、明日は海です。ノウテンキな人生です。


座刳り用品

本日は、木工家専用です。しかも、飲み会のお呼びがかかりましたので、簡単に済ませます。

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グラインダーにアーバテックでの荒彫りは、切粉が大きく、勢いも凄くて、皮膚にあたると痛いです。そこで、手袋は2重にしてゴーグルをして、マスクをして、首に手拭を巻きます。

それと、腰痛ベルト。滑り止めのスプレーがあると、グリップ力が増します。

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今回、左のディスクも試してみましたが、滑らかで切粉も細かく痛くないのですが、その分遅いです。アマチュアの方や中仕上げにはいいかもしれません。

この作業は非常に危険で、跳ね返って頸動脈を切断するという死亡事故も発生しているので十分な注意が必要です。


“虫歯”

鳩山首相が辞任しましたが、馬鹿がアホに変わるだけで、お先真っ暗ですね。まだ、選挙のことしか考えてないなんて。

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型紙完成しました。この虫歯みたいなのは何なんじゃろね?自分でも上手くいくかどうか、わかりません。こう御期待。

午後からは、脚の転びを、図面を描いて検討していました。これは、本当に大切で面倒なことです。なんとか終了し、明日から加工に入ります。

しかし、政治はなんとかならんもんですかね。


型紙作り

今日は、片肘付きウィンザーチェアーの座面の形状を考えて、一日が終わってしまった。

実は、朝方のまどろみの時間に、もう2週間も前から、考え続けている。

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いざ、図面にすると気に入らず、結局、型紙を三度もやり直す羽目に。

しかし、この作業をササッと仕上げられる人は、モノ作りには向いていません。七転八倒するのが普通なのです。

ほいで~、いざ実物を刻んでみると、全然ダメだったりして・・・・・。難義なもんですな~!

しかも、量産する訳じゃない。なるべくシンプルに選択肢を狭くしたいものです。

でも、ちょっといいアイディアが浮かんだりすると、嬉しいもんです。

*イラストレーター使ったほうがいいのかな~?でも、パソコンじゃ~思いつかない造形もあるからな~。