森の実

秋らしくもないけど、よく見ると、山は実が一杯です。

Dsc_0106 ムカゴです。ご飯と一緒に炊いたりします。

結構いけます。

Dsc_00732 これも、ムカゴの一種だと思います。

隕石のような形で、規則性があるような、ないような不思議な形です。

実のなる位置も突然で、たった今、空から落ちて来て、いきなり張り付いたようです。

連結する部分がありません。

Dsc_0002 これは、初めて見ました。

昔、蒙古の人が馬やラクダの背に掛けた、酒器に似ています。

猿梨みたいで、食べられそうですが、割ってみたら苦かったです。

駈けずり回っていた山も、じっくり見るといろいろ発見があります。


鵜島先生の箆(ヘラ)

鵜島啓二先生は輪島の”漆塗り作家”では、角偉三郎先生と双璧をなします。しかし、玄人好みの作風で一般の方は知らないかもしれません。

5,6年前になるか、『輪島屋 善仁』の山下さんの紹介で、高知の漆器コレクターのオバサマ達と一緒に、鵜島先生を訪ねた。輪島屋は自社の製品だけでなく、鵜島先生他、地元の作家、職人の製品も売り歩いているんです。

鵜島先生は気さくな方で、こちらの質問に答えながらも、手は止まりません。ちょうど布着せをやられていました。山下さんが言うには、普通の熟練した職人の3倍仕事が速いそうです。

背筋がピッと伸びて座業で仕事をする様は、古武士のようでした。若い頃は、あまり姿勢がいいために「あいつ、なんでふんぞり返ってるんや?」と言われたそうです。

Dsc_0025 帰りしなに、箪笥の上の箱をまさぐって、一番大きい箆を全部くれました。アスナロだと思います。

「もう、大きなものは塗らないから」とのことでしたが、

「割れば小さくなりますが、いいんですか?」

「そりゃ、勿体ないだろう」とのことでした。流石、わかってらっしゃる。

分厚い箆で、全く曲がりません。どうだかな~?と思っていると「まず、使ってみなさい。」でした。いや~、はじめは面喰いますが拭き漆にはとてもいいんです。ちょっと熟練はいりますが、目から鱗でした。

次回は、じっくり教えてもらう約束をしたんですが、結局これが形見分けのようになってしまいました。2年ほど後に亡くなられたのです。ガンだったと思います。あまり検診もしていなかったようです。角先生も前後して亡くなられました。

う~ん、でも、この箆は鵜島先生の代わりに、よく教えてくれたわ。

Dsc_00223 これは、現在使っているヘラの一部です。

螺旋飾棚なんかは全部の面が捻じれているので、どうしても弾力のある薄い箆が必要です。

短いものは、棚を塗るのに使います。

なんでも、手広くやっているときりがないですね。


釣れた?

どうやら梅雨入りしたみたいで、エアコンが復活しています。

ところで、8月からやっている、ホームページ強化作戦にさっそく効果が現れました・・・かな?

Dsc_0039 このデスクは定番商品なんですが、今までは、汚い作業場で撮影した小さな写真しか載せてませんでした。

在庫がありましたので、撮影し直し、これでもかと画像をUPしました。

その甲斐あってか、売れました。もっとも、このお客様はわざわざ首都圏から、おいでたことのある上得意様で、現物を見たことがあるし、写真の椅子もお持ちなんです。

Dsc_0021 今日”黒猫の家具宅急便”の方が来て、梱包をしました。

梱包がだんだん上手になっています。

Dsc_0026 以前は、新品の段ボールを無尽蔵に使っていましたが、大分エコになりました。

まあ、私みたいに使いまわしているプチプチに”ユカリ”とか”まこ”なんて名前を付けている程ではないでしょうが。

この、撮影用の空間は、黒猫の梱包スペースでもあるわけです。

そんなわけで、遠方の方も遠慮なく注文してください。早くしないと、つぶれると思います。


ギアナ高地で大冒険!

連休中、久々の海外旅行でベネズエラからギアナ高地を目指した。テーブルマウンテンとも呼ばれ、コナン・ドイルが『失われた世界』の着想を得たといわれている。

テーブルマウンテンへの上陸は厳しく規制されていて、役人やパイロットへの賄賂はなまなかのものではなかった。

Dsc_0495_2 独自に発達した植物が面白いです。モニュメントみたいですね。ヘンリー・ムーア。

Dsc_0209_2 ムーミン谷はこんな所でしょうか?

Dsc_0139_2 ここは、お花畑のようでした。でも、ちょっと変な匂いがします。

Dsc_0138_2 同行したU校長は、ちょっと危険な状況です。

「油断すると、カッポリやられる」とガイドが言っていました。

Dsc_0518_3 夜になると、こいつらは歌うので、キャンプではちっとも眠れませんでした。

Dsc_0271_2 アレアレ?

3000m級のテーブルマウンテンの後ろにまだ山があるぞ。

Dsc_0270_2 ナンジャコリャ~!!

『夢の森』って日本語で書いてるやんけー!しかもタイヤも捨ててるしー。

実は“しもなの郷”の橋の袂のちっちゃいギアナ高地でした。

その気になれば、近所でも結構大冒険を楽しめます。チャンチャン。

なんか最近、真面目にブログやり過ぎ。本業に響くわ。


個展のご案内

昨日から、パソコンとにらめっこして、個展のDMを作っていた。といっても、ラフ作を作ったり、写真や文章をメモリースティックにまとめる作業です。

まだまだ、とても印刷原稿の入稿までは出来ません。仕上げは外注します。それでも随分進歩したんです。以前はデザイン事務所の友人に家まで出張してもらっていました。一度、ブラウン管型の Mac を事務所に持ち込んだときは、皆さん腰を抜かしていました。

18th_dm4 出来上がったデザインです。

11月に2か所でやりますので表の写真は共通です。

11月5日(木)~10日(火)愛媛県宇和島市 [御殿町画廊]

11月27日(金)~12月1日(火)東京都中野区白鷺 [アプレットプラス]

DMの印刷が出来次第、またあらためてお知らせします。

全国どこでも出かけますので、よろしくお願いします。どうせ売れないのなら、酒と肴の旨いところを巡ろうかとも考えています。次は高杉晋作の萩市なんていいのでは。維新関連ですな。日本海は魚が旨いし。

●ところで、昨年買った、デルデル・コンピューターが最近調子悪く、友人の助言でメモリーを4ギガに増設してもらった。ショップの人は「このパソコンでは4ギガまで使えないし、大した改善は望めない」と言っていたが、かなり劇的に速くなった。アドビのソフトを3つ出していても良く動く。3500円で取り付けもしてくれた。ラッキーでした。


私のアートキャンプ

Dsc_0608 アートキャンプに刺激されて、私も久々に絵筆をとってみました。

ちゅーのは嘘で、フォトショップエレメントを使って描きました。マウスで描くのはつらいジョ。安物のタブレットを買うかな。”レイアー”はやっぱりわからん。

同級生がが送ってくれた本物のフォトショはまだ使えない・・すまん今西。

イラストレーターは、なんとかラフ作りには使えるけど、印刷原稿はまだまだです。

実はこの絵の下地は”しもなの郷”のテラスにあった杉のテーブルの”日割れ”をベースにしています。証拠にテーブルの全体写真を撮っとけばよかったです。

結局、パソコンは時間をかけて、いじっていくしかないようですね。Dsc_0612


アートキャンプ2009 in しもなの郷(3) 

Dsc_0280 アートキャンプのカリキュラムは子供から大人まで楽しめるものです。

写真はハワイから参加のミーア先生によるブックメーキング。

Dsc_0293 外人さんは100円ショップの画材?を巧みに使っています。逆に100均恐るべしと言うべきか。

ミーア先生は夜の部のウクレレコンサートでも活躍。

Dsc_0273 これはS君のペイント。俺より大分上手いのには、少々腹が立ちます。

Dsc_0274 やっぱりS君が黒板に残したロゴ。うーん、マイッタ。アプローチ的にはジャスパー・ジョーンズかウォーホルに近いですかね。

Dsc_0615 そば打ち道場もあって、スケジュールは盛り沢山です。もちろん、後で食べます。

Dsc_0469 夜は夕食後、カラオケ、居酒屋タイムがあります。

手前のあなたは飲み過ぎです。俺もそうだけど。

いやー、2泊3日飲んで食って、ヘトヘトニなりました。


アートキャンプ2009 in しもなの郷(2) 

Dsc_0102 ”新聞“熱気球もなんとか出来上がりました。

気球には見えんな。

Dsc_0107 なんか「タイムトンネル」みたい。

Dsc_0118 新聞も読めます。

Dsc_0114 撮影隊、大奮闘。

Dsc_0388 新聞熱気球はどうも浮上出来そうにないし、危険であるので、火入れは断念。

諦めきれないU校長が、生徒そっちのけで、校庭で挑戦!

Dsc_0387 熱源はカセットガス5台。

実はこの後、45度まで持ち上がったんですが、引火しないように奥から、熱源を回収していると、元の木阿弥に・・・・・・・・・・熟年の悲哀を感じました。

今度やるときはプロパンのガストーチを用意します。

熱気球のカリキュラムは大成功。ボランティアの皆さんの助けもありましたが、2時間半でよくやりました。大人の方が熱心だったような気がするけど。


アートキャンプ2009 in しもなの郷 (1)

高知県仁淀川町、下名野川に廃校になった小学校があります。その建物をリニューアルした施設が”しもなの郷”です。

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そこで、今年もやや障害のある方のアートキャンプが2泊3日で開かれました。健常者も参加できます。私は今回、熱気球作りの講師として参加しました。出来るかな?

実は、高校の教師をしていたときに、一度やりました。

Dsc_0058 でも、今回は体育館が自由に使えるので大物に挑戦するのです。

お昼までなの で、時間との戦いでもあります。

「ビニール」と「新聞」チームに別れました。

Dsc_0066 新聞チームは欲張ったため、さながら現代アートのような様相に。

こういうのを「大風呂敷を広げる」って言うんじゃないでしょうか?

上手い・・・座布団1枚!

お母さんたちは井戸端会議に余念がない。

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ビニール製は2時間で完成。最初は扇風機で空気を入れ、あらかた膨らまします。次にバーナーで暖かい空気を送り込みます。本物の熱気球と手順は同じです。

Dsc_0087 時間はかかったけど、なんとかカセットガストーチ2本で浮上に成功。

形に芸がないけど、皆よくやったわ・・・・・ すまん、形が悪いのは私の責任です。

Dsc_0073 後は全員で新聞熱気球を張り合わせる。どうなる事やら……続きは明日へ。 


午後から水。

Dsc_0060 世間は連休なのに膝が悪くて出かけられない。でも快方に向かいつつあります。

それで、春野運動公園の屋外プールに行ってきた。

50mプールでこんなに空いてていいの?水もきれいで最高でした。妙に光線も日本じゃないみたいでした。

ただ水温は低く、頭がクラクラした。

Dsc_0065 帰り道に仁淀川河口をチェック。

今日は昨日とうって変わって、小波らしいです。折れ方も良くない。ロングボードでも十分いけそうです。

連休は人が多いので、こんな過ごし方もいいのかもしれません。

プール、ちゅうか淡水で泳ぐとお肌がカサカサです。

追伸:春野運動公園からに仁淀に向かう狭い道で、お遍路さん姿の“田中前横浜市長”を見たような気がするけど他人の空似かな?ショーケンも問題起こして干されるたびに”お四国”を回っていたらしい。