秋らしくもないけど、よく見ると、山は実が一杯です。
結構いけます。
隕石のような形で、規則性があるような、ないような不思議な形です。
実のなる位置も突然で、たった今、空から落ちて来て、いきなり張り付いたようです。
連結する部分がありません。
昔、蒙古の人が馬やラクダの背に掛けた、酒器に似ています。
猿梨みたいで、食べられそうですが、割ってみたら苦かったです。
駈けずり回っていた山も、じっくり見るといろいろ発見があります。
鵜島啓二先生は輪島の”漆塗り作家”では、角偉三郎先生と双璧をなします。しかし、玄人好みの作風で一般の方は知らないかもしれません。
5,6年前になるか、『輪島屋 善仁』の山下さんの紹介で、高知の漆器コレクターのオバサマ達と一緒に、鵜島先生を訪ねた。輪島屋は自社の製品だけでなく、鵜島先生他、地元の作家、職人の製品も売り歩いているんです。
鵜島先生は気さくな方で、こちらの質問に答えながらも、手は止まりません。ちょうど布着せをやられていました。山下さんが言うには、普通の熟練した職人の3倍仕事が速いそうです。
背筋がピッと伸びて座業で仕事をする様は、古武士のようでした。若い頃は、あまり姿勢がいいために「あいつ、なんでふんぞり返ってるんや?」と言われたそうです。
帰りしなに、箪笥の上の箱をまさぐって、一番大きい箆を全部くれました。アスナロだと思います。
「もう、大きなものは塗らないから」とのことでしたが、
「割れば小さくなりますが、いいんですか?」
「そりゃ、勿体ないだろう」とのことでした。流石、わかってらっしゃる。
分厚い箆で、全く曲がりません。どうだかな~?と思っていると「まず、使ってみなさい。」でした。いや~、はじめは面喰いますが拭き漆にはとてもいいんです。ちょっと熟練はいりますが、目から鱗でした。
次回は、じっくり教えてもらう約束をしたんですが、結局これが形見分けのようになってしまいました。2年ほど後に亡くなられたのです。ガンだったと思います。あまり検診もしていなかったようです。角先生も前後して亡くなられました。
う~ん、でも、この箆は鵜島先生の代わりに、よく教えてくれたわ。
螺旋飾棚なんかは全部の面が捻じれているので、どうしても弾力のある薄い箆が必要です。
短いものは、棚を塗るのに使います。
なんでも、手広くやっているときりがないですね。
どうやら梅雨入りしたみたいで、エアコンが復活しています。
ところで、8月からやっている、ホームページ強化作戦にさっそく効果が現れました・・・かな?
このデスクは定番商品なんですが、今までは、汚い作業場で撮影した小さな写真しか載せてませんでした。
在庫がありましたので、撮影し直し、これでもかと画像をUPしました。
その甲斐あってか、売れました。もっとも、このお客様はわざわざ首都圏から、おいでたことのある上得意様で、現物を見たことがあるし、写真の椅子もお持ちなんです。
梱包がだんだん上手になっています。
以前は、新品の段ボールを無尽蔵に使っていましたが、大分エコになりました。
まあ、私みたいに使いまわしているプチプチに”ユカリ”とか”まこ”なんて名前を付けている程ではないでしょうが。
この、撮影用の空間は、黒猫の梱包スペースでもあるわけです。
そんなわけで、遠方の方も遠慮なく注文してください。早くしないと、つぶれると思います。
連休中、久々の海外旅行でベネズエラからギアナ高地を目指した。テーブルマウンテンとも呼ばれ、コナン・ドイルが『失われた世界』の着想を得たといわれている。
テーブルマウンテンへの上陸は厳しく規制されていて、役人やパイロットへの賄賂はなまなかのものではなかった。
独自に発達した植物が面白いです。モニュメントみたいですね。ヘンリー・ムーア。
ここは、お花畑のようでした。でも、ちょっと変な匂いがします。
「油断すると、カッポリやられる」とガイドが言っていました。
夜になると、こいつらは歌うので、キャンプではちっとも眠れませんでした。
3000m級のテーブルマウンテンの後ろにまだ山があるぞ。
『夢の森』って日本語で書いてるやんけー!しかもタイヤも捨ててるしー。
実は“しもなの郷”の橋の袂のちっちゃいギアナ高地でした。
その気になれば、近所でも結構大冒険を楽しめます。チャンチャン。
なんか最近、真面目にブログやり過ぎ。本業に響くわ。
昨日から、パソコンとにらめっこして、個展のDMを作っていた。といっても、ラフ作を作ったり、写真や文章をメモリースティックにまとめる作業です。
まだまだ、とても印刷原稿の入稿までは出来ません。仕上げは外注します。それでも随分進歩したんです。以前はデザイン事務所の友人に家まで出張してもらっていました。一度、ブラウン管型の Mac を事務所に持ち込んだときは、皆さん腰を抜かしていました。
11月に2か所でやりますので表の写真は共通です。
11月5日(木)~10日(火)愛媛県宇和島市 [御殿町画廊]
11月27日(金)~12月1日(火)東京都中野区白鷺 [アプレットプラス]
DMの印刷が出来次第、またあらためてお知らせします。
全国どこでも出かけますので、よろしくお願いします。どうせ売れないのなら、酒と肴の旨いところを巡ろうかとも考えています。次は高杉晋作の萩市なんていいのでは。維新関連ですな。日本海は魚が旨いし。
●ところで、昨年買った、デルデル・コンピューターが最近調子悪く、友人の助言でメモリーを4ギガに増設してもらった。ショップの人は「このパソコンでは4ギガまで使えないし、大した改善は望めない」と言っていたが、かなり劇的に速くなった。アドビのソフトを3つ出していても良く動く。3500円で取り付けもしてくれた。ラッキーでした。
アートキャンプのカリキュラムは子供から大人まで楽しめるものです。
写真はハワイから参加のミーア先生によるブックメーキング。
外人さんは100円ショップの画材?を巧みに使っています。逆に100均恐るべしと言うべきか。
ミーア先生は夜の部のウクレレコンサートでも活躍。
これはS君のペイント。俺より大分上手いのには、少々腹が立ちます。
やっぱりS君が黒板に残したロゴ。うーん、マイッタ。アプローチ的にはジャスパー・ジョーンズかウォーホルに近いですかね。
そば打ち道場もあって、スケジュールは盛り沢山です。もちろん、後で食べます。
手前のあなたは飲み過ぎです。俺もそうだけど。
いやー、2泊3日飲んで食って、ヘトヘトニなりました。
高知県仁淀川町、下名野川に廃校になった小学校があります。その建物をリニューアルした施設が”しもなの郷”です。
そこで、今年もやや障害のある方のアートキャンプが2泊3日で開かれました。健常者も参加できます。私は今回、熱気球作りの講師として参加しました。出来るかな?
実は、高校の教師をしていたときに、一度やりました。
お昼までなの で、時間との戦いでもあります。
「ビニール」と「新聞」チームに別れました。
新聞チームは欲張ったため、さながら現代アートのような様相に。
こういうのを「大風呂敷を広げる」って言うんじゃないでしょうか?
上手い・・・座布団1枚!
お母さんたちは井戸端会議に余念がない。
ビニール製は2時間で完成。最初は扇風機で空気を入れ、あらかた膨らまします。次にバーナーで暖かい空気を送り込みます。本物の熱気球と手順は同じです。
時間はかかったけど、なんとかカセットガストーチ2本で浮上に成功。
形に芸がないけど、皆よくやったわ・・・・・ すまん、形が悪いのは私の責任です。
世間は連休なのに膝が悪くて出かけられない。でも快方に向かいつつあります。
それで、春野運動公園の屋外プールに行ってきた。
50mプールでこんなに空いてていいの?水もきれいで最高でした。妙に光線も日本じゃないみたいでした。
ただ水温は低く、頭がクラクラした。
今日は昨日とうって変わって、小波らしいです。折れ方も良くない。ロングボードでも十分いけそうです。
連休は人が多いので、こんな過ごし方もいいのかもしれません。
プール、ちゅうか淡水で泳ぐとお肌がカサカサです。
追伸:春野運動公園からに仁淀に向かう狭い道で、お遍路さん姿の“田中前横浜市長”を見たような気がするけど他人の空似かな?ショーケンも問題起こして干されるたびに”お四国”を回っていたらしい。