先月の宇和島で伊達家ゆかりの庭園”天赦園”で菩提樹の種を拾ってきました。
レオナルド・ダビンチがヘリコプターのスケッチを描く、遥か前より菩提樹はこの方法で種を飛ばしていたんでしょうね。
対処療法的な進化じゃないよな。植物のどこに脳があるのか?まったくもって不思議です。
本日も比較的真面目に仕事をしました。下駄箱本体の下にすける、袴の製作です。
”止め”の補強は、いろいろなやり方があると思いますが、今回は外から見えないよう、サネを入れることにしました。
横切り盤は”大日”のを新品で導入したのですが、イマイチ精度が出ないので、桑原の中古に代えてもらうよう交渉中です。でも、相手の爺さんが、もう仕事もしていないのに手放してくれないそうです。
角度を付けるために切り落とした木片は、捨てないでクランピングに使います。
PIボンドを使いましたが、このボンドは粘土が高いので、サネは緩めにしておきます。
もう一息です。この下駄箱は家より長持ちすると思うので、孫子の代ではキャビネットとして使えるようにしました。
自分としては、失敗や~、と思う所が2ヶ所あるんですが、わからんやろうな。
東京から帰った早々、刺身が食べたくなって「やまぶき」に出かけた。本当は、東京でも国立市の焼鳥“柴さん”やら京橋の何とやら(名前を忘れた)とか、安くて美味しいお店に行きました。焼鳥は東京の方がはるかに旨いな。
本日は、「やまぶき」の少し手前にあるホテルの薬湯湯に浸かってからの出陣だ。まさに極道。
このあずま屋もホテルの一部。洒落ているようで、実際は3セクで始まった施設で、内情は火の車と思う。
移築した倉。カッコいいんですけど、どういう展望と言うか見込みが合ってこんなことしたんだろう?当時すでに経済の見通しは怪しかったのにな。駆け込みやったんやな。
大将が言うには「今のカツオは良くなくて、そんなもん料理しても、ただの刺身になるちや!」・・・・・そうだ。
手製のカボチャの羊羹?添え。美味しかったよ。
最後に、地元の豆腐を揚げて出してくれた、素朴でいいわ~。熱々。
今日も大満足じゃ。
カシキ砦の荒くれ共も毎晩やっているのだろうか。すっかり冬支度だ。
ここは、寒くなればバンバン薪をくべればいいし、夏は川へ飛び込めばいい便利なところだ。実は河原は風が通って夏でも涼しいんですが。
田舎は結構リッチやね。
扉のカマチ組も出来、今日は鏡板の十字の切り抜きをしていました。
最初に試作の鏡板を切り抜いて様子を見て、本番は2枚一組で切り抜きました。
ロングアームだと9割方の穴はバックせずに挽くことができます。
モモが来て、器用に両手で挟んでカジカジしていました。
機械で穴を開けたのではないので、しかも下手なので、暖か味があります。
今日は、グルメネタの予定でしたが、作業もしているふりをしないと、施主様に怒られます。
日本建築の母屋は築30年になりますが、周りのずっと後に建てたプレハブ住宅が薄汚くなっていく中で。ピカピカです。
日本建築は高いように思われていますが、実際はハウスメーカーの家より安いくらいです。ハウスメーカーの家は、営業宣伝費が4割を占めるなんて聞いたことがあります。施主を紹介すれば建築費の一割を貰えるとか・・・・。
近所のプレハブ建築現場を見たことがありますが、あまりに簡単に建つので、途中からわざとにゆっくり作っているように見えました。木工の仕事をしている者から見ると、使っている内部の材料は最低のもので、本当に仮の住まいという気がします。とても何千万という金額を払う気はしません・・・・・ないけど。
また、次の世代が住宅費に金をかけなくてはならないのは、バカバカしいと思うけどな。
ただ、今流行りの断熱性は優れていて、在来工法も見習う部分はあると思います。
すみません、先月行った、宇和島城天守でした。
本日、夕刻無事帰り着きました。12日間も留守にしていました。もうヘトヘトです。あちこちで泊めてもらい、宿の主人の上戸、下戸にかかわらず、毎晩午前様でしたので無理もないです。全部の友人宅を回り、更に九州まで南下すれば年内には帰り着かなかったでしょう。
帰りは久々に中央高速を使いましたが、高知が如何に経済のネットワークから隔絶した土地であるかを再確認しました。
でも、昨夜泊めてもらった名古屋の友人宅を朝9時に出発、曇天の瀬戸内海を抜け、四国山脈を越えると、空はきれいに晴れ上がり、空気も全然違っていて「あ~、やっぱり高知はいいわ~!」と思ったのでした。
皆さん、大変お世話になりました。
*ぐずぐずしていたら、帰りの移動日が土日になりました。私のハイエースは中型貨物で1000円高速の対象外です。乗用車で混む上に、土日は昼間割引もありません。ポルシェやベンツが、橋の料金も入れて2000円で帰るところを、2万円以上かかるなんて不公平です。政治家がアホやと、下々の者は本当に困ります。
でも、お母ちゃんが小遣い”10億円”くれたら、こんな文句は言わないと思います。
一昨日で個展は無事終了しました。まずまずの結果で満足しています。
以前、広告を出して即効性の効き目はなかった『銀花』の編集部の方が来て、いろいろ買って下さいました。営業活動というものは、どこで実を結ぶかわかりませんね。テレビ局のディレクターもおいでになり、定期的な個展の必要性を感じました。
また、つんぼ桟敷的な高知県の不況に比べ、東京もそれなりに深刻な不況であることを肌で感じました。高齢化とか、空洞化は都心にもあるんですね。
現在は別の知人の家に居候しています。リボンちゃんです。羊犬です。超おとなしいです。本当は早く帰りたいです。東京には飛行機でゆっくり来たいもんですね。しかし、そんな贅沢は出来ないしな。
来年の会場を物色して帰路につきます。
本日は午後からお客さんが来ません・・・・・が”夜のお付き合い”のお誘いの電話は沢山かかってきます・・・・・が、一応個展をしているので、それなりに疲れて電車に乗って「酒場放浪記」に出掛ける元気もないというのが、本当のところです。
高知で製作中の下駄箱は、鏡板に十字のスリットが入るデザインなんです。これは李朝の白磁の筆立てからヒントを得たというか、パクッたというか。
ここで難しいのはスリットの大きさや、数、配置の問題です。これはパソコンを活用するのが便利です。しかしパソコンソフトの”イラストレーター”を自由自在に使うには程遠い私です。
そこで、個展会場の主人というか、宿主がその方面のプロなのでササッとやってもらいました。
高知に帰って、実物大にプリントアウトして、鏡板に写し取り、糸鋸で切り取ります。
流石にぶっつけ本番で加工するのではなく、1枚だけ仕上げて、扉に仮組みしてチェックします。
きちんと手順を踏んで画像を作れば、このようにマウスで引き戸をスライドさせることも出来ます。こりゃいいわ。
実は、この記事は昨日のものです。夕刻、急にお客さんがバタバタとやってきて、その後宴会に突入したのでUPするのが遅れました。
個展開催中です。歳のせいか、長距離ドライブの疲れか、風邪をひいたのか体調がすぐれません。商品が飛ぶように売れればすぐ治ると思います。
初日は女優の”日色ともゑ”さんがいらっしゃって、景気付けにいろいろ買ってくれました。日色さんとは私が『時間ですよ』の子役をしていた頃からの付き合いで「ともちゃん」「きらりん」という仲です・・・・・というのはウソです。今でも公演で一年の殆どは旅の空だそうです。私も頑張らねば。
2年ぶりの東京で飲み会が目白押しです。それで疲れているのかもしれません。
でも、東京の食材は高知のようには美味しくないです。私にとって食べることが人生の大きな部分を占めていることがわかりました。
スーパーOKは凄く安いです。土鍋を買って帰ります。
群馬県のお客様のお土産の焼き饅頭にタレを塗るF嬢。刷毛が付属していました。これは美味しい。
ちょっと、美大の同窓会の様相を呈しておりまして、オメーら酒とか菓子を持ってくるんだったら家具買って帰れよな。
どうも、モバイルパソコンの接続がまた悪く、メールやブログが十分ではありませんが、よろしくお願いします。