やって来ました、東京都。休憩も含めて12時間のドライブでした。フラフラじゃ。昨日、ETCの深夜割引のため、朝4時前に出発しました。
今日は会場の設営をしていました。1日余裕を見ていて良かったな。
会場のアプレットデザインの玄関前。昨日は子供アート教室をやっていました。
フル装備のママチャリが眩しいです。
明日からです。おいで下さい。
隣に住んでいる親爺が突然、
「2階を掃除していたら、亀の剥製が出てきた、ショールームに飾らんか。」
「ハァ~、そんなもん飾ったら、ますますお客さん来んやん。」
「いや、ウエルカメって流行っちゅーうらしいぞ。」
・・・・・・・・・本当に俺の親父なんだろうか?
中野区の友人宅での個展、段々近づいて来ました。ちゅーか、明日積み込みをします。
12時間の運転はやっぱりしんどいじゃろーな。2年前の湘南より遠いぞ。
高速降りても、環八、下手したら2,3時間かかるとか。10キロそこそこなのにね。
荷造りは何度やってもかったるい。宇和島の梱包がそのままだから、随分と楽ですが。
考えてみれば、小さな“引っ越し”をしているようなものですから、仕方ないでのすが。
九州の「西岡大秦」さんなんかは、クレーンが要るような家具を作っていますから、個展は5年に一度のイベントだそうです。最近は、助っ人の村人に声をかけても蜘蛛の子を散らすようにいなくなるのだとか。
ところで、今回は友人宅だからいいようなものの、都会は自家用車で乗り込むには不向きだと思います。でも、やるしかないのだ。プロだもの。
今日も、一般の人にはつまらない木工の話です。
昨日は、O塾長から先週殺傷したばかりの、青首(カモの一種)をやるから、ボンジョビ・ヌーボーを買って来いと連絡があった。売り場に行くと、美味くもないのにやたら高いので、普通の赤を買って行ったら怒られた。フランス人じゃないのにな。日本人は新酒じゃろーが。
昔、スペインを旅行中、デパートで日本フェアーをやっていて「大関」のカップ酒を買ったら味が変わっていて、飲めんかった。そこまでじゃないにしてもな・・・・。カナダのスーパーで買った、北米で作っている「月桂冠」は、水がいいのか滅茶美味かったですが。現地の人にも人気みたいでした。
ところで、その量販店で「ボンジョビ・ヌーボーありませんか?」というと、レジのおばさんが他の店員に「ボジョレーの所に案内してあげて」と修正していたのは、ちょっと恥ずかしかった。
売るほどあるハタガネも2mクラスとなると、こんだけしかない。大物には、やはり手前の”ソマックス”が有効です。重過ぎるのが欠点ですが。
中央のものは、懐が深過ぎて、用途が違うのかもしれません。使うには剛性がないので工夫が必要です。
私の場合、締めつけた後、すぐに取り外します。どうしても板が内側に凹むので、そのままでは歪んだまま固まってしまいます。
あり組は、気持ち緩いくらいにしておかないと、接着剤を付けた本番で「往生しまっせ!」
先日の薄板はこのように使います。一般の人にはわからないと思いますが。ホゾ先の出っ張りを避けるためです。
簡単に見えて、あちこち小技が使えるようになるのに10年はかかります。それでか”箱物”するには師匠に就いた方がいいと言われます。
政治家に就くのが一番かも・・・・・・・・座布団3枚!
今日は、変な日だった。忙しいのにお客さんが2組も来た。年間、数えるくらいの人数しか来ないのに不思議だ。夜も明けきらぬうち、中村に波乗りに行く途中、沢山の狸が、しけている(轢かれている)日があるけど、そういう日かな。
止めの加工は、普通ノコギリでやるんでしょうが、私は不器用なのかいつまでたっても上手く出来ません。ので、治具を作ってトリーマーでやります。
こんな感じに出来ます。取り切らなかった部分は、アサリのないノコギリで落とします。
ほぼ、完璧です。締めると隙間はなくなります。それなりに、やり方はあるもんですね。
仮組したら、相当デカイです。こりゃ~1週間じゃ無理じゃろう。
ちゅ~か、この材料はもう殆ど使ってしまって後がないので、慌ててやって失敗したら大変じゃ。
解体して、引き戸の溝を入れましたが、この作業も「アリャ??」ってな具合に失敗したら一切終わりなので、慎重に慎重に進めていきます。
木工のこういうところは厭だな。
下駄箱作り、始まっています。
これは、アリ組のオスを作るためのルーター治具です。薄いベニヤ板は組み立ての時使います。
両テーブルスライド丸鋸と糸鋸があれば、治具はすぐ出来ます。なんでも道具が仕事をします。
ところで、このヘグナーの糸鋸、一番懐の深いタイプに買い替えたいんですが、こいつを買ってくれる方いませんかね。メールお待ちしています。
幅が1800もあるんで、必殺“階段落とし”で加工します。ルーターを使った作業はいつも緊張します。慣れた時が危ないですね。
このように綺麗に仕上がります。まあ、本当はそんなに簡単じゃ~ないんですけど。(正直に言うと簡単です)
グサッと入ります。恐ろしく丈夫ですし、手間のかかる分、駄賃は貰えます。メスはバンドソーと糸鋸を使います。他にもやり方はいろいろあります。
一週間で作る予定でしたが、施主様に「樹齢200年の木にいい加減な仕事は出来ない」とか「急いでやって、俺の指が何本か落ちてもええんかい?」とやさしく言うと「時間かかってもいいから、納得のいく仕事をして下さい」としおらしく仰いました。うちのお客さんはいい人ばかりです。
スムーズに進めば、納期に間に合うかも知れません。しかし、東京の個展の用意もあるからな。
今日の話は、気分悪くなりますので、読まないほうがいいと思います………そう書くと120%人が読むと思うけど。
先の宇和島での個展の最中にメールをもらった。神戸の女性のお客様で「ホームページにあるケヤキベンチ頂きたいのだが、¥15万を¥10万にしてもらえないか?しかも送料無料の着払いで。家のしつらえに丁度いいのですが」とか書かれていた。ちと、強引と思ったが、そのベンチは唯一の在庫(売れ残っている)で、私の製品にしては重い感じがして、自分としては気に入らないものなのです。こういうご時世だし、渡りに船だと思いました。なんとか年が越せるかな、ウッシッシ!
ただ、どういう訳か私のモバイルパソコンは受信が出来ても、送信が出来ず返事が出せませんでした。画廊のパソコンを使わしてもらうほどのこととも思いませんでした。着払いか…………代引きは手続きが面倒なのでやってないし、どうすればいいかな、なんて能天気に考えて過ごしました。
3日ほどして、家に戻ると6件の留守電があり、最初の3件は“伊野署”からのものでした。実は、個展の直前、万引き2人組を捕まえてしまい、その調書のことでした。後の3件はそのお客さまからの催促でした。今思えば、ちょっといやな感じがしないでもなかったです。
翌朝「その条件でOKです。念のためベンチの写真を何点か撮って送ります」と返事をしました。その返答がこれです。(原文のまま)
メールお頂きましてありがとうございました。
直接にお話して決めようと思っていたのですが、急拠Panasinicのマッサージソファを購入することに決めました。
お騒がせいたし、申し訳ありませんでした。 ☆●●●●☆
・
・
・
………………殺す。 これほど、神経を逆撫でする断り方ってあるのかな?パナソニックはわざわざ英字変換しているし、綴り間違ってるしな、しかも名前の両側に☆だぜ!?
2年前にも、これと殆ど同じパターンのメールのやり取りがありました。まあ、こういう人達は、これまでも、これからもそういう人生を送っていくんだろうけど、人を巻き込むなよな。流石の私も、こういう人達に文句を言うのは控えます。
こういう、世の中になれば『木工商売』も作ることより売ることに力を入れないとやっていけないような気がします。所詮、木工なんて4本の手足があれば、誰でも出来ますから。実際、デパートでの個展の時も、じっと品定めしている母ちゃんの横で、旦那が「俺が作ってやるから」と、ささやいているのを何度も聞いています。
以下は、ちょっと自慢話。今年の5月のグループ展『名古屋の木工家ウイーク』での販売は、何のツテもなく、バンバン売れるという噂とは逆に、最悪の事態も予想されました。そこで、地元高知のお客様の1人が名古屋出身であることを思い出し、図々しいとは思いながらも、無沙汰を詫びて、友人知人にDMを送ってくれまいかと頼みに行きました。
Aちゃんは快諾してくれたが、結局誰も来なかったので、絶対に忘れていたのだと思います。ま、そんなわけで、予想通り売り上げゼロを達成したのでした。名古屋には、飲みに行ったんですからいいんですが。
でも、その時の営業のお陰か、先月Aちゃんはスプーンの補充に寄ってくれました。今月は玄関周りを改装したとかで、バンダジやら何やら買ってくれました。更に、そこに置いてある下駄箱を「こりゃ~、ひでーわ」なんて言っていると、新しいのを注文してくれました。ただし「すぐ作ってくれ~」と言って、土間で大の字になって手足をバタバタさせるので、東京の個展に持って行く予定だった“曲面バンダジ”はお預けです。金具のデザインを考える余裕が出来てかえってよかったかもしれません。
でも、下駄箱は1週間やそこらで出来るのかな?あんまり早いとお金貰いにくいしな。困ったな。今日はパソコンでデザインしながら、桂の木の荒木取りをしていました。同時進行でやらないと間に合いません。桂は直径1m以上の大径木で、急ぎの仕事でも狂いがなく、使えます。
成果のなかった名古屋のグループ展が意外な形で注文に結び付きました。商売も、努力すれば報われることもあるんですね。これから、しがない木工家は、やれることは全部やって、何とか生きていけるっ、ちゅー世の中になると思います。明日は、逆に、悲惨な商売のお話をしてみたいと思います。
宇和島市はなかなか、絵になる風景が多く、その一部を発表します。
トップバッターは玄関のひさしの上にも水槽のあるお家。俳句の一つ一つが心に沁みます。
大村益次郎の住居跡。2年半しかいなかったとはいえ、宇和島藩と深いかかわりのある維新の立役者の碑がペンキ塗りの看板とはちと寂しい。
ここは、心霊スポットです。磁場が歪みを生じていて、人もバイクもこのように傾いてしまいます。
たまたま、右折したバイクだと思われるあなたは夢のない人ですね。
(最後の写真)昔はニワトリを飼っていたんでしょう。私の生まれた昭和30年代にタイムスリップしたみたいです。
旅行者にとっては宇和島はいい街ですが、住んでいる人に聞くと「閉塞感も感じる」そうです。地方都市の現状でしょうか。高知はあんまり感じませんが。