シャクナゲです。
家具に使っている桂の木ではないでしょうか。
夜、入野松原に到着して、居酒屋で腹ごしらえして、すぐに寝て朝を待った。夜明け前、波は良いが、ちと寒い。雹も降ったようだ。昨夜は空気が澄んで、久々に天の川が見えた。
5時から7時まで波乗りして、O塾長夫妻が釣りをしている宇和島にドライブに出た。
途中四万十市から宿毛までの雰囲気も好きだし、御荘付近の海岸線も美しい。都市近郊なら別荘地ですね。本日は強風で肌寒かったです。
宇和島には寄り道しながら11時に着く。塾長はあまりの寒さに撤退していた。
宇和島城の天守。なかなかいいです。伊達宇和島藩は10万石の小藩ながら、幕末には大村益次郎に蒸気船を作らしたりと、活力がありました。
天守より宇和島市を望む。なんか、新緑のせいか、この町が好きになり、携帯で友人に情報を聞くと「御殿町画廊」という画廊があることがわかった。
カーナビで3分でたどり着くとなかなかいい感じ。オーナーとも気が合って、近々個展をすることに決定。人脈とハイテクの勝利。「売れるかどうかはわからないけど、食いもんはうまい」というのも気に入りました。毎日釣りも出来そう。
帰りは、新緑の農村の風景を楽しみながら帰りました。
最近は、遊びが営業になったり、おつな人生じゃと、ちょっと自慢。
1年半ぶりにYチェアのペーパーコードの張り替えをやりました。
昨年は、十分仕事もあったし、張替の注文もないし、この事業からの撤退を考えていたのですが、HPから削除しなくてよかったな。厳しいご時世、何でもして生きてゆかねばなりません。
時間があいたので、ちょっと自信がなかったけど、手が覚えていました。
当社の特徴は上下のペーパーコードの隙間にクッション材を埋め込むことです。
これによって、ライフはおそらく倍は伸び、格段に座り心地が良くなります。
全部のペーパーコードに均等に荷重がかかるため、座面の落ち込みが少ないのです。
写真のクッション材はホームセンターによく売っているものです。安価な割に低発泡で硬いです。
表からみるとこんな感じ。計12枚入っています。形状はNASAに解析を依頼しました。
この、クッション材は3枚で丁度いい厚さになります。もちろん、モールドの一体型がいいのです。メーカーが、どうして、作らないか不思議です。
このあたりで、挿入しますが、後の作業は少しやりにくくなります。
裏です。先日、日本刺繍の先生と話をしたんですが「裏が美しくないと」と言っておられました。Yチェアの場合も同じです。裏も表と同じでないとだめです。
しかし、Yチェアのフレームは随分傷んでいることが多いですね。この話はまたの機会に。
本日、お客様に発送しましたが、2脚を重ねて近畿圏まで、黒猫のヤマト便で1730円でしたよ、齋田さん。たぶん、高知は不景気なんで厳しいことを言わないのかな。助かります。
風邪も大分良くなって、昨日から仕事をしています。ふせっている間に司馬遼太郎の「功名が辻」を読みました。遅すぎか?普通は足元から勉強していくもんだろうが、どうも自分は遠くの方から、足元へというタイプらしい。
高知城には例の馬の前に立つ千代の銅像があるけれど、どうも人気がないし、私も関心がなかった。それもそのはず、山之内一豊の妻として土佐に移り住んだ時には、千代の歴史上の役目は終わっていたし、一豊の亡くなるまでの数年しかおらず、その後は京都に移り住んでいる。そんな銅像いらんぜよ。
徳川の世も山内家も3百年続いたけれど、前藩主、長曽我部の”もののふ”達は生き続け維新回天のときに仕事をしたんじゃろーね。まあ、土佐に住んでいたら誰でも、瀬戸内海見て育つよりはクレイジーになるだろうな。
草薙くんが逮捕されたっていうけど、NHKがトップで伝えることじゃないと思うんですがね。別に人様にどうこうしたわけじゃなし、芸能人だし、逮捕せんでもええがな。高知では普通にやってることなのにな。
今日はまだ本調子じゃないので、これで終わりにします。落ちがなくてすみません。
カゼが治らずどうもいけません。熱はないのですがのどが痛いです。朝、咳とともに青タンが出ます。すごくネバネバで黄色いのでなんか捨てるのがもったいないです。テーブルトップの板剥ぎに使えそうです。写真をUPするのは・・・・・・こらえてあげます。
おかげで読書は進みます。配達とか雑用はしているので、治りにくいのかな。いつまでもグズグズしているわけにもいかないので、今日はとうとうお医者さんに行って強力な薬を頂いてきました。Y内科はお得意様でもあるんですが、この前の個展には来てくれなかったな・・・・・悪い患者に見込まれたな。
お客様に医者は多く、精神科から泌尿器科まで網羅している。最悪、金がないなら、家具で治療してもらえるかも。でも、そんなに医者にかかりたくないしな。どちらかというと、鍼灸師、祈祷師、太夫さん、狸の油が好きだしな。
先日作った、靴べらの取り付けの模様です。椿の細い枝を使っています。
ここが、市販の金具だと淋しいでしょう。
先月仕事をしていると、突然テレビ局のディレクターという人が来た。高知ローカル局の取材なら断るつもりでいた。ちゃんと時間をかけて取り上げてくれるのならまだしも、茶化されて終わりでは、メリットもないどころか迷惑することが多い。
ところが、全国ネットの土曜日の朝の「旅フルーツ」という番組で、その中の、ゲストの旅で佐藤藍子が高知を旅するという。私は吉田拓郎の嫁さんかと思っていた。(それは森下愛子だった、古!)何しろ、中井貴一を見て「舟木一夫も齢とらんね~。」と言って笑われたくらいですから。
しかも、佐藤藍子は結婚して家を建てたとかで、家具を探しているという。「すげー!¥¥¥。嘘みたいな話じゃん」企画書もらって打ち合わせして、実際の作業の絵も欲しいというから、佐藤藍子に糸鋸でも教えようかと考えていた。手取り足取り。
しかし、それから一週間もたたずに、その実直そうなディレクターから電話があって「急に体調を崩し行けないので、代わりの何某から電話があると思うが、二度手間になりますがよろしく頼む」と言う。どうも、雲行きが怪しいな。
それから、予定日が近づいても連絡はなかったが、掃除もし、花も生けて待った。まあ、個展と重なったので無駄ではなかったが、先日のブログで報告した通り、電話の一本もなく、すっぽかされた。予定は未定でいいのだけど、キャンセルの電話はせんとね。この話を地元の放送関係の人にしたら「まあ、そんなもんじゃろ~」とのことでした。マスコミの常識は、世界の非常識ですよ!! 私はサラリーマンやってて「悪い知らせほど、迅速に、正確に」と教えられましたがね。
後で、この番組を見ましたが、急に担当が替わったせいか、のっぺりしたもんでした。カツオとか海とか豪快とか、お決まりのパターンで、俺なんかが出たら、ちょっと高知のイメージ変わったんじゃないかと思うんですが。実は「歌って踊れる木工家」としてデビューするのにどうやって両親を説き伏せようかと・・・・・・。
この不景気に、願ってもない話だったのに・・・・・ 人生うまくいかんな。「旅フルーツ」意外に金持ち見てそうだったのにな。早くしないと地上波というかテレビ、没落する一方なのにな。最後のチャンスだったかも。
まあ、いいこともあるさ。次は藤原紀香やな。ちなみに私のHPを見ての話だったようです。
自宅での個展と言っても、やはり疲れるな。本日はほとんどお客さんは来ず。近所で陶芸をしているMさんが山歩きの帰りに寄ったくらいだ。暇なんで、前の道でオートバイを洗車していた。早めに配達の段取りをしたり。普通、最終日は割合売れるのにな。みんな、購入意欲がなくなったんだろうな。不況の影は最終日に出たな~。
でも、今回の個展、まずは成功で、今度の名古屋のグループ展で、豪遊は出来ないけど、居酒屋で一杯は可能だ。
こんなご時世ですから、お勉強はしましたが、精根傾けた高杯が売れたのは嬉しかったな。ちょっと自信がつきました。Kさん有難うございました。
モモの後ろの座卓も売れたよ。何でもいつかは出ていくな。いつも思うけど、お客さんが御代だけ置いていったらいいのにな。そうもいくまいが。
そんなことで、今日はHさんと「駅前酒場」で打ち上げをするので、会場を空けたまま、ブログを早めに仕上げました。