螺旋棚の制作 5

今朝は2℃と寒かったけれど、日中はそうでもない。夕方曇天であったが川SUPトレーニングをした。

螺旋棚の1ユニット。全て捻じれて接合するためホゾには余裕を持たせているが上手くいくかどうか?

カッコつけて黒のヘキサネジを使ってみた。

受けは6ミリ角の角ナット。厚さは1.6㎜でレーザー加工でなかったらバカバカしくてやってられない。ネジ穴の誤差は±0.1㎜というシビアさ。

本日、仕切り板を大判の段階で水拭き研磨した。早速切断したかったが乾いたように見えても膨張している可能性が高い。念のため明日加工する。

アリ組でも、雄雌同じ条件で加工しないと膨張・収縮して組めない事が多々あります。急がば回れです。


螺旋棚の制作 4

本日は波もあったのに天気も悪いしウジウジ仕事をしていた。

一回で9ピースの切断終わり。

事前に慎重に調整したので9×3,27ピースの切断が出来ました。右側の余った部分は仕切り板に再利用します。

普通の箱物を2棹作るのなら、パソコンとレーザー加工機を使っても労力は同じか、或いはそれ以上かもしれません。ただ目が悪くなってきているので有難い部分はありますね。

螺旋棚の場合、同じピースを沢山作るのでそれはもう圧倒的です。一枚の扇型に6個の角穴を開けるなんて、昔は手作業でよくやったと思います。切断加工だけなら1/100の労力で済むでしょう。

側面の加工。ガイドもレーザーで仕上げています。円弧の右側は後定盤として直径を0.4㎜小さくしています。一般の方は意味が分からないでしょうけど。非常に安定した作業が出来ます。

海のものとも山のものとも思えなかったレーザー加工機ですが意外に使える。しかし、心労は大変なものがありました。やっぱり新しい道具が可能性を広げてくれるとは思う。


螺旋棚の制作 3(illustrator修行)

本日は殆どパソコン仕事でした。

扇型もこのように木取れば、計算すると3割しか無駄になりません。まあまあの数字じゃないでしょうか。

しかし材料を機械にかけてクリックすれば後戻りは出来ないので慎重にもなります。失敗したら製材して剥ぎ合わせた板がパーになりますのでボール紙でテストします。

illustrator全然簡単じゃないですね。角度物はむしろ苦手かも。使いこなすには相当の修行が必要です。

前にも書きましたが、木工旋盤とillustratorは何気に趣味で買っても絶対ものになりません。食い扶持を稼ぐために死に物狂いで格闘しないと!まあ、若者は苦も無く使いこなすのかもしれませんけど。

それと酒飲みでなかったら夜なべして上達するとは思う。でも熟睡出来ないかも。健康に悪そう。


螺旋棚の制作 2(薄板のはぎ合わせ)

今日も真面目に仕事をした。本日は木工家専用です。

螺旋棚の板厚は7mm弱。薄板のはぎ合わせは目違い(厚み方向のズレ)が出やすく中々大変です。指で押してクランプする方法もありますが、4枚はぎだと大変。接着剤はどんどん乾くし・・・・・。

強力磁石を使ってみましたが、7mm隔たるとパワーはなかった。子供じみているな。

曲面に製材したケヤキは癖が強過ぎて挟むと隙間が出来た。

ビスケットジョイントは4㎜厚なので厳しい。多分膨張して膨らむし。

3mmのスロットカッターはいいけど、サネを作るのは大変な手間。おっと、レーザーがあるじゃないか!

1枚1~2秒ほどで切れます。

この位ケチケチに木取るとすぐ壊れます。

位置決めが目的なのでバイアスには取っていません。

ラメロの#0番と比べる。調べてみるとオプションで3mmカッターもありました。

成功して目違いは殆ど出なかった。

やっぱり地味な作業ですね。でも年の功で手間はとっても失敗は少ない。

扇型も流石は機械のすること5枚がピッタリ合います。でも作図上のミスで穴は等間隔ではなかった。ギザギザにしたからな。

ケチケチの木取りだからこうなります。人間業ではこうはいかない。いや、市販の糸鋸刃を自分でギンギンに目立てすれば出来ます。


初荷

朝は矢張り0℃付近。

有難いお客様が長手盆2枚買ってくれました。これで在庫は無くなった。

ブログをググってみると2011年に6枚、2016年に8枚製作している。まあ、売れるのは1年に1枚ちょっと。木工なんてこんなもんなんですよ。ごく薄いのですがヒノキの大径材で作っていますので反りません。不思議だが本当です。

お客様から本日届いて早速使ってみたとメールがありました。

しかし~、最近はテーブルとか椅子とかスタンダードなものはあんまり売れなくて、マニアックでレアな商品が人気です。まあ、ニトリやIKEAに行けばその辺の作家物より格好いいのが格安で買えるからな。平凡な椅子なんて売れるわけがない。そんで、お金持ちはデンマークのブランド物を買ったりするし。立つ瀬がないです。私などインターネットのおかげで細々と商売が成り立っているわけです。

ユキちゃんは登山が堪えたのか寝てばかりいます。普段からそうですけど。


横倉山

昨日は越知町の横倉山(776m)登山。まあ、大方車で上がるんですけど。

最上部の駐車場に上がるのに、つづら折りで雪ではなく枯れ枝や落ち葉でスリップして立ち往生。路面を掃除して5.6回チャレンジしてやっとクリアー。スーパーロングは後輪に荷重が殆どなくつづら折りには大変に弱いです。

横倉宮と巨大杉。

使ってみたいがテーブルには広過ぎます。ヒノキは杉に比べると樹齢は短いようです。

上昇するに従い日陰の積雪は多く、ユキちゃんは大変そう。

オーバーハングの上が通称「バカ試し」。若い頃は大丈夫だったが、年を取るにつれて高所恐怖症に。

安徳天皇御陵参考地。

それでも3時間の登山。ユキちゃんは抱っこすることもなく下山したが・・・・・・

車には上がれず、運転席にも移動できなかった。

お昼は登り口近くの「麺や倉橋」美味しかった!大変丁寧な仕事という感じ。接客も良い。エリーゼでドライブがてら食べに行っても良い・・・・・・が、このルートはお年寄りの低速車両多し。


李朝家具の本

夕方になるとまた寒い。

2度目の韓国旅行で買ってきた本。重いので往生しました。

金具なども詳細に紹介されています。

しかし、大学の研究室が出版した感じで、各地方の特徴ごとに分類されているが、妙に銘品が少ない感じで面白くありません。そういうのは殆ど日本に奪われたのかも。

まあ、写真も資料として撮影しているからパッとしないのかもしれません。

学生が撮影したのか・・・・・・

5分も片付ければ綺麗になるでしょいうが・・・・というのが何枚かありますね。編集者も本としての格調を求めるのか、資料として大事なのか悩んだことでしょう。

韓国の人は割とおおらかなんですかね?


螺旋棚の制作 1

今朝も氷点下。たまには時事ネタもやりたいのだが心に余裕がない。何を焦っているのか?

展示場前に1m積み上がっていた雪もここまで融けました。夏降ってくれたら有難いのですが。

スプーンの漆を早く透明にしたいと日に干している。光なのか?空気に触れて薄くなるのか?本当のところを知りません。段ボール箱に入れて保管するといつまでも赤黒いままです。

螺旋飾棚の制作に取り掛かっております。この製品はレーザー加工機にうってつけなのですが、今までどうせ売れないだろうと手を付けませんでした。

扇型パーツのジョイントを考案。中央に雇いサネは入っております。これなら 1.強度も多少UPするし 2.スムーズに連結される 3.接着時に前後のずれがない 4.意匠として有効。いいことずくめですね。手作業ではアホらしくて出来んし。

裏側はレーザー入射部分が焼失して隙間が見苦しいですが・・・・

パテ埋めすればよいでしょう。どうせ下側に来ますし。不思議な2つの穴は貫通する速度のデータを取るためのもの。遅いと焼失部分が多くなり、速いと切断できません。

もうストーブ全開です!


同窓会

朝はずっと零度前後でつらい・・・・が、大分慣れた。

昨日は「都築修」で15:30から恒例の土佐高Oホームの同窓会であった。今年は8人と淋しかった。

Tホーム担任の扇谷先生の訃報を聞く。親父と同い年であったようだ。数学の名物先生・カマスはご存命であろうか?という話が出た。当時80歳近かったからご存命なら130歳となるが。

ハゲ率は4/8と多いがたまたまだと思う。白髪率は私も含めて2/8。いや奴等には髪がないので正確には2/4と言うべきか。前立腺の話とか美しい話題で盛り上がった。

モンジと2次会。老舗「フランソワ」は先代が亡くなり弟子が継いでいる。

2軒目は「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」。ググってみるとハバナのヘミングウェイの愛したバーの名のよう。

しばらくすると、3つ下の土佐高56回生が15人ほど来店。「先輩!先輩!」と言われても60才と63才ではもうどちらが年寄りか分かりましぇん。女性陣には恐ろしい肝っ玉母さんみたいなのもいるし。先ほどまで西川先生と一緒だったそうで会いたかったな。

3軒目は「エスペランサ」。

例年飲み過ぎて凝りているので、昨夜は軽めのカクテルをゆっくり飲んだので本日は大丈夫。でも、1日ダラダラしたのでやっぱり二日酔いだったのかもしれない。


正月

今朝も氷点下。普段より30分遅れの7:00から散歩。

12月23日に降った雪はまだ一部融けていません。これは24日の画像。