寄る年波でした。

土曜の朝、拭き漆を済ませてから入野松原に遅い出発。

まず、T-reefのSUPをグリーンルームに修理に出す。

正面のブレイクはここから続かない。それにしても誰もいない。

東のポイントに向かうが、持って歩くのがしんどいという理由だけで8feetの軽くて薄い板にした。これがそもそも失敗だった。パドル力が弱っているせいで微妙に板が落ちない。乗ったら乗ったでバタバタするし。ゲティングアウトで息が上がる。

怠けていたからこうなるのだが、もう還暦過ぎであるから、冬の海など入らずともコタツにミカンでいいのではないかとも思います。

それでも頑張って3時間やった。

本日は地区の防災訓練に参加した。疲れていて仕事は出来ませんでした。でも漆塗りはした。


コーナーキャビネット

今日も暖かかった。

以前、李朝棚を買って下さったお客様から、角にテレビを置きたいので連結するコーナー棚の注文がありました。

こんな感じで。上のは45度。より緩やかな屈折の下に決定。

しかし、この角度ではクランプが使えません。治具を作るとしたら大掛かりなものになるだろう。

ビスケットで接合し、極小の木ネジで圧着することにした。ビスはそのままにしておくか、取り去るかは未定。

お客様が棚を追加してと言うので、安請け合いしたら隙間が狭くて拭き漆が困難だと判明。部品で塗って後で組み立てることに。

一回目の拭き漆が終わった直後。まだ黒くなってません。ヌカ目だから大量の漆を吸い込んだ。

暖かくなったのでヒヨコ球一個で済みました。と言うか、以前の寒さでは漆を扱うとろくなことがないから春を待つつもりでいました。

乾くとこうなります。でも2カ月もたつと大分透けて来ます。

パーツで塗るメリット:作業が圧倒的に楽。ボンドをブラシで拭き取った際の飛沫でムラになる恐れがない。

デメリット:なんとのう完成品を塗る方が安心感があります。マスキングが面倒。組手などがある場合、後で修正が必要な事がある。今回も、ネジの部分はパテで埋めて、5回は漆を塗る必要があります。


昔の道具

本日は急に暖かくなったのでSUPトレーニングした。流石に沈するのはためらわれた。

名前がどうしても思い出せないけど、昔、餅をついたら並べました。お櫃と同じで水分を吸収して大変具合が良い。これとてきれいに洗ったら普通に使えます・・・・・・が、もう使うこともないし、寒いので燃やします。徐々に不要なものは減らしてゆかねばなりません。

通しホゾでクサビに竹を使っています。


初荷

本日は大分暖かく、仕事も進んだ。

SALEで出していた文机が売れました。怠けていても売れる時は売れる。恐るべしネット通販。もう、現物を見るよりモニター越しの検討が普通になって来たんでしょうか?まさかスマホじゃないだろうな。

在庫が全部はけて展示場ががらんどうになったらうどん屋でも始めようと思っています。


アラジンの修理

当工房、本日仕事始めでした。だって寒いんですもの。

夜中に僅かな積雪があったようですが、朝は山に残るのみ。残念じゃ。

クソ寒いのでクソ馬鹿犬もこの通り。

「なんか文句あるのか?」

この日は朝から焚いていましたが、今年は薪が少ない。それに、朝、焚き付けるのは面倒です。エアコンの風はうすら寒いし。で、アラジンの出番となったわけです。

芯の下部、白い部分が水などの不純物を吸い上げると、膨らんで上下動が重くなるという。替え芯はアマゾンで翌日に届いた。

なんちゅ~か、手間のかかるストーブやな。シーズンが終わったら燃料を抜いて燃焼部にラップを巻いて保存するのが良いとか。

おお、ブルーフレーム復活!

確かに姿の良いストーブですね。PL法の関係で火傷防止のカバーが付属するのですが、カッコ悪いので外しています。

落ち着くわ~。私の部屋では種火程度のパワーしかありませんが、火があるのとないのとでは随分違います。


地下多摩美

寒い。寒くて死ぬ。

正月に夢を見た。母校の多摩美の地下にもう一つの多摩美があった。入口は何てことはない物置であったり木彫室の木くずの排出口であったりする。

アリの巣のように繋がっていて、小さいながらも体育館も学食もある。生徒は外国人が多かったが休学している同級生や先輩の姿も見られた。一度入ると1~2年は出て来れないので、本来は騒動になるはずであるが、案外「浦島太郎」の逆で、地上の時間は止まっているのかもしれない。

地下とは言っても、裏山に出られる扉もあった。しかし、見慣れぬ風景である。西の窓からは海岸が見えて、スロープで浜まで降りられた。多摩美は八王子の山中にあるので時空を超えた空間なのだろう。

出口も偶然発見されるが、また地下世界に戻ろうとしても元の場所に入口はないのである。


アラジンストーブの固着

クソ寒いです。今朝は-5℃。でも全然雪は降りません。豪雪地帯のを少し回してほしいですね。

しかし、垂直荷重だからいいようなものの、震度3~4でも来れば倒壊する家屋もあるのではないか?

あんまり寒いので朝の暖房にと展示場に置いてあったアラジンを持ってきた・・・・が、芯が固着して全く動きません。10年前、中半インテリアとして購入。冬場にお客さんが見える時だけ点火していたので使用数回。そういう使い方ではいけないそうで、毎年灯油を完全に抜くのだとか。

ネットを見て分解しようにも動きません。ピッチクリーナーやブレーキクリーナーをガンガン吹き付けてやっと取れた。何とか点火出来ましたが、動きは渋い。もう一度分解修理が必要なようです。このストーブ、カッコいいだけで特にメリットはないと思います。でも、そこが重要なんだろうな~。如何に世の中に優れたデザインがないのかが分かりますね。


完全復活したステレオ

・・・て、今時ステレオって言うんでしょうか?

アンプは40年前のもの。CDプレイヤーは30年前。

アンプは分解掃除したがカメラマン氏の言うコンデンサーの膨張とかはなかった。ホコリもそれほどでは。パソコンはファンで冷却するので凄いですよ。3年に一回はエアで飛ばさないと。

出てこないCDプレイヤーは木片を張り付けて引き出すことに。ここをクリアーすれば問題なく作動します。15年前に一回修理に出した。使っているとレンズがプラスティックなので当然劣化します。

ナカミチのテープデッキは3回修理に出したが、流石に処分している。今の機器は壊れたら捨てるのだろう。

箱入りのカザルスの無伴奏チェロ全曲等もある。ただし、これらはモノラル。ストーンズの初期のアルバムも疑似ステレオである。


信心がない。

大晦日、墓の掃除に行った際、近くのお宮の引き戸が無残に破られていたのが目についた。以前にも書いたが、地区のお宮も賽銭泥棒に壊されていて、こちらは一昨年私が修理している。同一犯で既に逮捕されています。

まあしょうがねえな~、と言うことで採寸して手早く修理しました。午後、大風が吹いて、屋上のドアがきちんとしまってなかったらしくストッパーも吹き飛んで、上半分のガラスが粉々に。「神様も酷いことするな~。」

滅多に屋上には出ないので、在庫のトタン板で塞ぐことに。サーファーの友人から貰ったゴリラ印の強力テープで外から止めました。リベットも使う予定でしたが、どうもこのテープ、紫外線にも強いそうで大丈夫そう。そのままではベコンベコン鳴るので裏に段ボールを張り付けて修理完了。

話は変わりますが、ハイエースは正月に室戸に山登りに行った際にまたエンスト。実は5年ほど前からオルタネーター(発電機)の不調を感じていた。3年前にYUASAの一番いいバッテリーに交換したのにセルはもたついていました。サブバッテリーにも充電が出来ていない。帰り道、高知道でライトON。いのインターで降りたら、カーナビ消灯。バッテリーの警告灯が点灯。最後にはABSとエアバックの警告灯も。ヒィ~!エンストしたら一巻の終わり。何とか駐車場に入れて、試しにセルを回したら終わっていた。きっと神様の御恩返しに違いない。

昨日、バッテリーを外して充電し、ディーラーへ持ち込んだ。本日電話があり「ご察しの通り原因は発電機でした。再生品のオルタネーターと工賃で¥9万です~!」神様なんか世の中にはおりまへん。人間の作り出した幻です。


レコードプレイヤーの修理

本日からボチボチ仕事を始めています。

Xmasパーティーで塾長がなんぞソングをと言うので、レコードを取り出したが、指先でクルクル回して助走をつけてやると正常に動いていたプレイヤーが動きません。

本日分解してみた。私に出来る修理と言えば、エアガンで埃を吹き飛ばす、接点にCRCを吹き付ける、駆動部にオイルを注すぐらいです。

やっぱりダメか。でも諦め切れずにスイッチを押していると何と復活!やさしくゆっくりスイッチを押すと正常に運転する。そういう仕様なのか?

私はレコードの音が好きで、翌日は二日酔いの事が多い。朝、節々が痛むのでどうやら夜中に激しく踊っているらしい。怖いな。

全体に音も妙なので、カメラマン氏に聞くと、「もう腐っているので全部買い替えた方が良い。」酷いな。彼はプロにポップス専用に作って貰ったスピーカーで聞いています。

丁度、以前作った「CDラックに白アリが入ったので来てくれ。」とT先生から連絡があり、昨日グランドピアノもあるリスニングルーム伺う。「ウチのが調子悪いみたいで、ちょっとステレオの音を聞かせて下さい。」背の高いJBLから聞こえた音楽は上等過ぎて全く参考にならんかった。

アンプもスイッチをいじっていたら大分正常に戻りました。これもクリーニングしてやろう。買い替えるにも、最近のアンプはレコードプレイヤーの入力先がないそうで困るな。

CDプレイヤーはEJECTスイッチを押すと、僅かに飛び出るので、それを無理やり引っ張り出して、セットしなければならない。アナログ世代の機械は無理が効きますね。でもこれは買い替えた方が良いかもしれません。

新しい音源に入門するのはまだ先になりそう。音楽は専門じゃないからこれでいいだろう。