テーブル6台の製作は段々いやになってきた。元々、量産する工房ではないのである。
例えば、テーブルの脚は、24本もあって、そう考えるだけで、しんどい。実際、飽きるので、うっかりミスも多い。
しかし、男一匹、引き受けた以上は、ヤラネバナラネバ。でも、約束の製作過程をブログで追っていくのは、あんまり面白くないので、程々にします。
本日は、午後より、タモの盤を買いに池川町の仲林さんの製材所に行く。約1時間のドライブだ。池川町は桃源郷のようで大好きだ。
昔は、紙の原料となるコウゾで栄えたらしく、河沿いの、ごく小さな町なのに居酒屋が多い。前の河原にテントを張って、居酒屋巡りをしようという話がある。
以前は、遊郭だった建物が残っていたが、今はどうだろう。お姉さんはいたりして。映画館も2つもあったそうだ。
目的のタモは、幅が狭いところで65cm位、やや目が粗く、アテているので大胆にもテーブルの脚材として小割にしてもらった。軽くなりました。腰も痛いし。
我々は、広いものはついつい、テーブルや座卓の天板として、製材することが多く、えてして、脚材が不足するのです。
電動で音もなく進みます。もう売ってないそうです。