2008年06月10日一覧

浦島太郎

一昨日の続き・・・・・・・・名古屋の街は東京よりゆったりしていて、尚且つ、人が少ないです。これくらいならいい感じ。都会といっても過ごし易いです。

ところで肝心の“木工家30人展”すごく良かったです。えりすぐりのメンバーだけに見ごたえがありました。しかし、10年前、九州で鯛工房の葛城さんの声掛で、木工家の集まりがあった時に比べると、何だか燃えるものがありません・・・・・・・・考えてみれば、私の造形のキャリアは32年、木工も16年になります。出品者の平均を上回っているどころか長老格です。実際、一回り以上年下の作家も沢山いました。私自身、気持は20代ですし、木工も初心者のつもりですが、気が付けば大変なロートルになっていました。玉手箱を開けたみたい。

(すみません、ロートルという言葉は私の世代でも使わないと思います。変換も出来ませんでした。正確な意味も知らなかったので調べてみると中国語で年寄りという意味だそうです)

そんなわけで、今回の旅では「私の仕事も方向性は間違ってないので、このまま頑張って我道を進めばいいのだ」と確認できました。とてもいい節目になりました。

忙しいのにお付き合いしていただいた齋田さん、親切に対応していただいた木工家の皆さんどうもありがとうございました。ちょっと遠いけど高知にも是非遊びに来てください。