続、木工旋盤。

Dsc_0006 昨日の続きです。こんな感じで仕事をしています。ペーパーをかけるときに粉じんが出ますので、ずっと防塵マスクをして作業します。

よく、集塵ダクトを付けてる写真を見ますが、音と振動は重要な情報源ですので集塵機を回す気にはなりません。

写真の山桜の35㎝のスピンドルなら難なく削れますが、60㎝になるといくら手を添えてもうまくいきません。柾目のタモなら大丈夫ですが。

Dsc_0014 左の3本は”レコード”のセットもので、カナダで買ったイギリス製。バイトは、イギリスで買えば一番安いんでしょうな。右端のでっかいガウジはオフコーポで買った格安品。脚の粗挽きに活躍します。しかし、なんとなく見劣りはしますので、お金のある人はブランド品がいいでしょう。

今回、脚とスピンドル、荒と仕上げ削りで、回転数をこまめに調整しましたが、確かに適正回転数があるようです。回転が合うと、ガウジでも連続したカンナくずがニョロニョロ出ます。となると、やっぱりインバーターは便利ということですね。

しかし、もう歳だから、あれもこれも作るんじゃなくて、ジャンルを絞り込んだ方が楽かな~。調子が出るまで時間がかかり過ぎます。

コメント

  1. (VICMARC、うらましいな〜。)私も木工旋盤を使うときは集塵ダクトなどはいっさい使いません。おっしゃるように「音と振動は重要な情報源」ですから、それをキャッチするのに邪魔になりますからね。ことに杢がこみいった材料の削りは神経を研ぎ澄まして向かわないと、一瞬でパーになりますし、危ないです。[E:ear]

  2. kira より:

    以前の日本製旋盤も動力の重い機械だったので、各部の作動とアタッチメント、インバーターが良くなった以外、さほど変わりません。気分はいいです~。

    100Vの軽い機械は使ったことないけど、確かに棒を100本も挽くと疲労が違いそうですね。ツールレストの剛性とかも違うでしょうか?

    大江さんも、書かれていたと思うんですが、マキタのトリーマーを買って、最近はリョウビの2台に手が出にくいです。そういう違いはあるかもしれません。

    でも、ベアリングがぶっ壊れるまでは使った方がいいかも。

    私も、フェイスワークをやる準備は出来ているんですが、なかなか時間がありません。

  3. 木工房オーツー:大江進 より:

     私のはオフコーポのKERV LM-1000ですが、はっきりいってしょせんはホビー用です。精度も剛性も使い勝手も、仕事で用いるにはちょっときびしい。9万弱と値段が安いのだけがとりえです。ツールレストもガタがあり、あまりよくないです。余裕が出たら真っ先に買い替えたい機械の筆頭です(いつになるかな〜)。[E:snail]

  4. kira より:

    買い替えの際は、ご相談ください。円高は進むかも。

    カナダの友人は、旋盤なんてコンクリートで基礎を作って、軸載せて、モーターとインバーターを取り付けるのが一番いいと言っておりました。