わが、いの町は紙の町です。手すき和紙も昔は盛んで、父の家の生業でした。そんな訳で、4年に一度、世界から版画を公募する”トリエンナーレ展”が「紙の博物館」で行われます。
その選に漏れた作品を、最初は律儀に送り返していたのですが、費用も手間も大変で、今は指定がない限り競売にかけられます。その金はいの町に入るんじゃろうな。
落選作は大判でも8000円、小品は1000円からです。もとより入選作には興味がありません。すごく安いので、初回から一番買っていて、もうYIP待遇です。
しかし、一度も案内の葉書が来ません。今日も「そりゃおかしいですね~。すみません。」といいつつ住所は聞かれませんでした。流石、お役所じゃ。
シンガポールからの作品。楽しいですね。色の部分の意味が、イマイチわからないけど。
リノカット(ゴム版)です。
題名はSHOPPERS USUKI JAPANです。幅は400㎜位。\3,000なり。塗り絵したくなるな。
これもリノカット。メキシコの作家。バルカン半島や中南米とか、途上国の作家の作品がずっと面白いです。
刀に勢いがあって、中堅の作家と想像できます。私は、版画はやっぱり白黒で手の跡が残る作品が好きです。
薄い額装をしてプレゼントにいです。
会期中、入れ替えがあるのでまた行きます。
最初は、自分で額装をして高く売ろうなんて考えていたんですが、コレクターになってしまいました。
一度、ショールームで版画展をやりたいです。でも、なかなか額装が追い付きません。
コメント
わしもシンガポールのは色が付いてない方が好きじゃねぇ・・
これを大量に仕入れて、それぞれに額縁を作ってあげて装飾したら
りっぱな商品になりますなぁ。
その方が応募した作家のためにもなるような気がしますし・・。
そうよ、上のブルーはいいとしても、下の金玉袋はどうしたんじゃろーねー?月餅みたいなもんじゃろか。
こんなもんはねー、我々が考えるようには売れんのよ。テーブルを買ってくれた設計士さんに一点お分けしたくらいかな。