昨日の木のスプーンの最初の木取りですが、それぞれを、ビッチリ隣接させて無駄なく墨を打つのが普通だと思いますが、そうすると、バンドソーで挽いていると、一本削り出すうちに、材料から刃が外れることが何度か発生します。
そうすると、ラインは乱れるし、時間がかかります。鋸身にも機械にも無理な力がかかります。材料の余裕にもよりますが、贅沢に少し放して墨を打つと、一本のラインで切り出せてスムーズかつ美しいです。どっちを取るかですけど・・・・・最初のラインの正確さは「マス・オオヤマ方式」には大切です。
グラインダーであらかた削った後、彫刻刀を使います。趣味の木工ならば納得のいくまで出来るでしょうが、仕事の場合、悪く言えば”許される限り適当にすませて”次に移らなければなりません。
良く砥いだ刀であれば、ホウはサクサク切れます。
細かい連続作業の場合、適切な照明が、作業を楽にしてくれます。
夜なべの作業で見にくい場合は、あっさりあきらめて、次の日に回した方がいいです。
今日は、クソ真面目な、木工家のためのブログで終了します。
ところで、恥ずかしながら、全然知らんかったけど、政治家の「小渕優子」はどうも、取ってつけたような不思議な国会議員だと思ってたけど、小渕総理の娘なんだね。
日本の政治家って、地方の商店街のオーナー一族みたいだね。