奥に見えるのが、世界最軽量椅子のスーパーレジェーラです。昨日は”レ“が抜けておりました。
この椅子、木工家なら、その耐久性に興味を持つはずです。
ここに、一つのデータがあります。
昨日、昼飯を食った喫茶店の女主人はクレイジーな方で、カッコいいからといって、6脚も買ってお店で普通に使っていたんです。1脚15万はすると思うがな。
体重80キロを超す常連さんの入る中で、確か3,4年はビクともしなかったと思います。ただこのお店には年に1,2回しか行かないので確かなことは言えませんが。
でも、その後籐編みが切れてきたそうです。
カッシーナで3万もかけて修理したのがこれだって!ヒィー、これはもうスーパーレジェーラじゃない!
籐編みの修理は9万もかかると言われたらしいです。俺がやるぜ。
最初の写真は生き残った1脚だそう。でも、フレームはどこにもガタがなくて、Yチェアなんかとは、基本的な作りのクオリティーが違うみたい。吟味した材を、 職人が微調整をしながら組んでいくんだと思う。
こんな椅子もありました。背もたれの笠木の穴は意味があるんじゃろか。
後ろに足置きのようなものがあって、教会用の椅子でしょうか。
ついでに、昨日の定食をUPしときます。みそ汁は絶品じゃ。食器は全部、作家モノです。
ちなみに、ここは普通の方が入っても、飯は作ってくれません。
別に気取っているわけではなくて「昔、真面目に働き過ぎた」からだそうです。