李朝の文具

どうやら、風邪をひいたみたいです。本読んで、グーグー寝ています。熱はないし、今夜は飲みに行きたかったんですが、止めておきます。別に自営ですから何してもいいんですが、時間のロスは厳しいものがあります。

Dsc_0006kk 最近オークションでゲットした本です。大当たりでした。他では見たことがない“水滴”が多く出ています。

日本の“香合”を集めた本も持っていますが、むしろ、稚拙でワンパターンとも言える、李朝の小物の方がずっと魅力的なのは不思議です。

Dsc_0012l これはカエルが2匹張り付いた水滴。長辺が10センチです。結構デカイな。真面目くさって、こんなもんを作っていたんでしょうね。立方体も見事です。

天文学的なお値段でしょうが、いっぺん手のひらに載せてみたいものです。

日本では陶磁器と言えば壺とか、茶碗が第一のものですが、朝鮮では文具が最も大事らしいです。

合同で出版物を出すとき、相当もめたそうです。どっちを先に出すかで。確かに、壺より面白いですね。