郵便不正事件

私は、頭は悪くても、鼻は効くほうで、松本サリン事件では、当初犯人とされた河野さんの人相や家の佇まいから、「絶対に犯人ではない!」と公言していました。

今回の村木局長の郵便不正事件は、お役所のことだし、特に興味もなく、マスコミの書いている通りなんだと思っていました。ただ、妙に腑に落ちない印象がありました。

それは、金の流れについて、全然書かれてなかったからかもしれません。政治家なら、真っ先に出てくる問題です。

ちなみに、村木さんは高知県人で、私と同じ中高校出身で、年も3つしか違いません。厳しい取り調べの中、よくぞ、最後まで信念を貫かれたと思います。ハチキンやね。

ただ、独断で偽の証明書を発行したという係長にしても、金品の受領についての話はなく、不可解な事件ですね。

不正で浮かした金額からしても、それなりの大物が動いているのではないでしょうか。今回も、それは闇から闇へ葬られるのかな?

外国の記者に言わせると、日本は途上国並みの汚職や賄賂が横行している2級国家だそうです。まあ、どこも似たり寄ったりでしょうが。

昔、「塀の中の・・・」の小説家・阿部譲二が旨い事を言っていました。日本は、一流の企業人と二流の芸能人、三流の政治家の国だと。