夏の疲れか、ここ数日、体調がすぐれません。
本日、久々に世界の旅です。
ここは、メキシコのどこだったか、小さな町の飲み屋です。
入口は昼間だというのにピッタリと閉ざされていて、ざわめいた様子でかろうじて、酒を提供する場所だと分かります。
勇気を出して、重い扉を開けると、やっぱりちょっと怖い感じでした。きつい労働の疲れを癒すために、強い酒をあおるような・・・・・・テキーラを一気飲みして、グラスをパーンとテーブルに叩きつける光景が見られました。つまみは、コーラかな。
しばらくすると、ボロボロのライ病患者を両脇から抱えた数人の子供が、物乞いに現れました。ちゅうーか、脅迫やな。もう、殆ど人間の姿をしておらず、このような形になっても、生きていられるものか、びっくりしました。
すこしお金を差し出すと、風のように消えてしまいましたが、悪夢を見ているようでした。まだ、昼間だったんで、一杯飲んで出てきました。
こっちは、ベトナムのハノイの屋台です。自家製のホッピーのようなソフトドリンクです。やっぱり、アジアは落ち着きます。
世界中、どこに行っても、酒食の両方が楽しめる「居酒屋」はないのです。日本はいい国ですね。中国の庶民の食堂では、酒は自分で持ち込むものだし、ハワイの中華料理屋では「お向かいの酒屋で買って来い」と言われました。スペインのバールは、やや居酒屋に近いかな。
カナダでもバーは簡単な食べ物しか置いてなくて、日本に留学したことのあるカナダ人も「居酒屋」やったら、ぜったい流行ると言っていました。
今、韓国が居酒屋ブームらしいですね。
次に生まれ変わったら、全米をまたにかけた、居酒屋チェーンをやってもいいかな。