今朝の高知新聞に九州大学院教授の吉岡斉氏の評論が掲載されていた。
副題は「世界的にも前代未聞」
内容は、ネットで検索するより、ショッキングなものだ。
このまま、高濃度の放射能漏れが続けば、作業員は近付けなくなり、炉心溶融をくい止め切れない。
1,2,3号炉の炉心溶融。5,6号炉も4号炉と同じく、使用済み燃料棒の発熱。
大規模な放射能漏れを起こすと、10キロしか離れていない第二原発からも総員退去で、今は比較的安定している4基の原発にも危機が及ぶ。
最大10機の破壊は、チェルノブイリを大幅に上回り、日本列島の主要部分が高濃度の放射性物質で覆い尽くされる・・・・という恐ろしいものだ。
当然、諸外国にも影響を及ぼすだろう。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2011031632368
・・・・では、炉心の爆発と、海洋汚染を取り上げている。特に私にそのような趣味はないが、両方をミックスすると、身の毛のよだつ内容だ。
作戦が上手くいっても、炉心の冷却には一ヶ月以上かかり、長丁場になる。その間放射能が漏れ続けるのは避けられない。
13:35 ●やっと、明るいニュースが届きました。
東京電力は17日、福島第一原発に、外部から電力を供給するため、送電線を原発の構内に引き込む工事を開始した。
同日中の電気の供給をめざす。
経済産業省原子力安全・保安院によれば、電源系が水没していない部分の多い2号機を最優先し、1、3、4号機の順に送電工事を始める予定。復旧すれば、炉心に水を入れる緊急炉心冷却装置(ECCS)などを回復させることができる。
復旧工事は、原発近くを通る東北電力の高圧線から原発敷地内へ送電線を設置。
外部電源を確保した後、各原子炉建屋に送水するために必要な専用の分電盤やリレー回線を接続する。
東電によると、福島第一原発では1~5号機の電源はすべて喪失。6号機の非常用ディーゼル発電機だけが稼働しており、5、6号機の燃料プール冷却システムなどに供給している。
しかし、冷却系のパイプなんか生きているんでしょうか。ともかくも、好転しそうです。なんで、こんなに時間がかかったのか?
22:40 本日の放水は余り効果がなかった様子。大人の仕事は努力より、結果ですよ!!! 公務員ども、分かってんか!!!!!
今夜は、高知も冷えます。