今日も、マイナーで暗い木工機械の話です。一般の方には全く分かりません。
横切り盤ペティーワークは、軸傾斜させた場合に集塵の配管がボディーに当たらないよう、オフセットされています。
信じられない設計です。このため殆ど集塵能力がありません。昔は健康なんてどうでもよかったのでしょう。多分、最新型は改良されていると思います。
前方に大量に排出される粉塵に、たまりかねて、改良してみました。
余っていた65ミリのフレキシブルパイプで簡単に出来ました。見た目も悪くないし、パイプも邪魔になりません。
ルータービットのケースを加工して作ったフードが実に効果を上げます。集塵率は95%位でしょうか。安全だしな。
チッコイ機械に配管が2本もいるとは!新品で買ったら60万もするのにお粗末な限りです。まあ、本来大工さんが現場で使う可搬型の機械だからしょうがないです。
滅多に使わなかったのですが、これで大分出番が増えると思います。ハッキリ言って協和の機械はどれもイモですが、ホゾを切る時などは、両テーブルスライドは普通の横切りよりは精度が出ます。
でも、スライドテーブルの分、鋸刃の出は少なくなり、最大の305を付けても、58ミリくらいです。