2012年04月一覧

息抜き。

昨日は天気が良かったので、午後からショートツーリングに出掛けた。

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仁淀川を遡って、川窪という部落を目指す。桃源郷のような所らしい。

と言っても、バイクで30分位か。

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本流から分かれて、支流をドンドン昇ってゆきます。竿持ってくればよかったかな。

携行したのがペンタックスの水中カメラなので、いくら編集しても表情に深みが出ません。

ポケットからすぐ取り出せるけど。

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小学校はとっくに廃校になっております。

集落の庭には大きなシャクナゲの木が満開でした。

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校庭はちょっと狭過ぎですが、ほかに遊ぶ所はなんぼでもあるから。

映画のロケも行われたそうです。

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炭焼き釜の煙突からは煙が・・・・。

田舎は、気分転換出来る場所が、すぐ近くにあるのがいいですね。


モモと配達

世間は連休突入。私は香川県の腰痛専門の整骨院?で3カ月の“安静”を言い渡され、波乗りは当分オアズケ。たぶん、3カ月は待てないと思う。

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しかし、重いものを持たないと飯が食えない因果な商売です。モモに手伝ってもらってベンチのお届け。

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おお、いい感じで収まりました。思ったほどの圧迫感もなし。

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実は“波乗り・いのチーム”のAちゃんの発注でした。K太君はウィーに夢中でそれどころではありません。

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コースケとモモは久々のご対面でした。

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「あんたのお伴も疲れるわ。」最近、前歯が一本なくなった。


今日は蒸し暑いほどでした。

久々にテレビで同級生の顔を見た。小沢裁判の大善裁判長だ。「ミスター有罪」と小沢派に恐れられていたが、法律には逆らえなかったようだ。頭は剥げ上がっていたが、表情は若々しく嬉しかった。

まあ、国民と無関係な乞食芝居に役者が復帰しただけのことですが。

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ブログをサボっていた間に、春の庭の主役はめまぐるしく変わっています。

面白過ぎるこの花はオダマキ草。残念なことに園芸種です。松本零士デザインみたいですね。

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枯れると反りくりかえって実を付けるようです。人間と逆やな。

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群生していたイカリ草も最後の一本となりました。

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ムサシアブミの首筋はちょっとセクシーやね。

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メダカは俊敏さを取り戻しています。


ペーパーコードの強度試験

今日は木工の中でも、ごく限られた製作者にしか関係ないマイナーな話です。

Yチェアに張るペーパーコードは最近、国産品を使っていましたが、きちんと強度を調べようと高知県工業技術センターに持ち込みました。

以前は木材の乾燥や椅子の強度試験でよく御世話になっていました。

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まず、30センチの試験材の重さを計ったら、国産はデンマーク製の77%しかありませんでした。バラつきは殆どありませんでした。

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アナログメータで計るのかと思ったら、パソコンと連動していました。荷重と同時に伸び率も記録されます。

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チャッキング。測定開始!

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切れた。

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大体似たようなデータが取れたので、2本ずつで止めました。

左がデンマーク製、右が国産。強度はデンマーク製が上でした。一本で453キロに耐えます。国産の特徴は凄く伸びるということ。復元性の問題もあり、いいのか悪いのか分かりません。

単位重量当たりの強度は197と200でほぼ一致しました。つまり国産はデンマーク製の77%の強度であるということです。

デンマーク製の方が細いので、沢山張れそうに思いますが、テンションをかけた場合の太さはほぼ同じです。

さら詳しい試験も出来るそうですが、研究者じゃないし十分です。

昔お世話ななったSさんに言わすと、実用上大差ないとのことでした。両者を同じ条件で5年10年と使ってみて評価するのが確実でしょうけど。

まあ、Yチェアの張り替えはオリジナルを使うのが無難ということでしょうか。

国産ペーパーコードの“はやせ株式会社”に問い合わせると「何人かの木工家にもう10年も供給しているが耐久性や強度不足のクレームはない。」とのことでした。


Yチェア梱包システム

最近、Yチェアの張り替えが増えました。矢張りハイブリッド張替えが人気のようです。

しかし、荷物の開封や梱包は手間なものです。お客様は、もっと大変なのは言うまでもありません。ゴミも出るしな。

ほんで、NASAの協力を受け、新システムを開発しました。

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ここまでは前回と同じですが、包材は蛇腹のマットを使います。

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まず、上半分に被せます。ゴムがきつくて一人でやるのは難しい。

片方を出来るだけ奥まで被せるのがコツです。

裏返して・・・・・・

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もう一枚被せて・・・・・・可愛く紐で縛ったら完成です。

先に包材一式を宅急便で送ります。納品が済んだら同じように箱に詰めて、着払いで送り返して下さい。

往復の送料がこちら持ちなのが難ですが、中途半端な梱包より安心です。

2脚以上でしたらシステム使用料は無料です。


サービス品

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これは何でしょう?

幅は40㎝位、厚さは8㎜弱か。文机にしては小さい。

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納品に行ったら、椿がいい感じに散っていました。

どうも石灯籠は傾いているような気がします。

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先日の音楽室です。

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このように使います。棚板を可動式にしたり、間隔を実用一辺倒にすると、急に安っぽくなってしまうので、時々このような手を使います。

オマケで作っていますが、接合はアリ組です・・・・でないと値打ないしな・・・・次に行ったら、全然違う使い方をされていたりして。

本棚の中央上部に耐震用の金物の取り付けもしました。見た目は悪いが安全第一です。

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ナカシマの大テーブルでコーヒーを頂く。

もう少し早く出会っていたら、俺が作っていたのにと残念でなりません。

客観的に言って、15年早くこの商売を始めていたら大分違ったでしょう。しかし、それは詮無いこと。今は今のスタイルで乗り切ってゆかねばなりません。それもまた楽し、・・・・・と仕事のあるうちは言えます。

チャン・チャン。


初鰹

初ガツオの季節になりました。カツオ食いにとっては、トロ鰹よりやっぱり今の鰹の方が好みです。五十両程しますけど。

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近所の「魚兼」で、後で食うからと“柵”で頼んだら皮も骨も付いたままでした。聞くと「なるだけ触らない方がやっぱり美味しい」そうです。

ほんで、夜になってj塾長嫁Mちゃん奮闘。

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流石「魚兼」、量販店の鰹とは別物でした。事前にニンニクを漬け込んだ薄口醤油で頂きました。

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最後にズケ風にしてご飯で頂くと、これも絶品。

旨いものを食べると元気になりますね。


イタドリ

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イタドリ(イタズリとも言う)は、高知県ではこの時期、タケノコと並んでよく食べられる食材です。他ではあまり食べないらしい。

日当たりの良い山道の脇に普通に生えています。タケノコと同じで、放っておくとどんどん伸びて硬くなります。

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採るのは簡単ですが、皮を剥くのが大仕事です。

生のままでも、ポリポリ食べられます。子供のころは良く食べました。スカンポとかも。

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炒めて食べることが多いと思います。大好きな料理の一つです。

近所に生えている方は、是非食べてみて下さい。


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やる気もないので、午後から市場に杉を買いに出かけた。

途中、仁淀の河口に寄ったらM原の親父とK君がいた。

懲りんね~、君たちは。

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波は風が入って良くないけれど、十分遊べる。しかし腰痛持ちは止めた方が無難です。

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すぐに杉材が必要なわけではありませんが、木工の場合、先へ先へ段取りしておかなくてはなりません。

杉の世界も奥が深く、気に入った材はありませんでしたが、手ぶらで帰るわけにもいきません。

もう銘木には興味がありません。その辺に捨ててある材で、うんと高い家具を作りたいと思います。

考えてみたら、杉なら近所の製材にもあったんじゃないかな?杉も意外に高いな。

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いつものように、ドックの船を眺めて、プールで水泳とウォーキングをして帰りました。

日曜も仕事をしたから、これでいいのだ。


枝のベンチ

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枝のベンチ出来ました。

自分で言うのもなんですが、実物の方がずっといいです。大き過ぎて上手く撮影出来ません。

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中央にY型の枝を入れると、組み立ての難易度が飛躍的にUPします。実際、この部分の接合は完璧ではありません。

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後ろ姿も写真ではイマイチ。

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両側の主柱は立体感を増すために前方に寝ています。

背もたれの枝は、笠木に直接肩が当たらないように、弓なりに反ったものを使っています。

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胴付は、たまたま完璧に出来ました。

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カミキリ虫の穴の埋木は上面だけで20ヶ所。

腰も痛くて難義でしたが、やれば出来るものですね。