2012年08月一覧

やまぶき (後編)

一昨日からの続きです・・・・・

そのMちゃんに昨年の7月3日、車で信号待ちをしているときに遭いました。

反対側を自転車でやって来ました。Mちゃんはいつも自転車なのです。天候に関係なく、30キロも先のパチンコ屋に平気で出掛けます。

窓を開けて「オーイ!」って声をかけると、「(やまぶきの)大将、死んだ。6月28日。」と笑顔で答えました。

実は大将、一昨年の暮れから肝硬変から胆管ガンを患っていたのです。お酒は好きでしたが大酒のみではなく、恐らくウィルス性の肝硬変だと思います。

わたしは、かける言葉もないし、見舞いにも行きませんでした。「鬼平犯科帳」全巻を届けたら野太い声で、お礼の電話がかかって来ました。

状況はボツボツ聞いていたし、なんかあったら連絡が来るんじゃないかと思っていました。

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やっぱ、可愛がっていたMちゃんを使いによこしたんだな。

皆さーん!美味しいものは生きているうちに食べとかんといかんですよ~!

一期一会、何でもいつまでもあるとおもったら大間違いですよ~!

りょうちゃん(大将)は、ほんとに美味いもんを食べさせてくれたな。

りょうちゃんのことを考えると、別に死ぬのは怖くないな。楽しく生きて死ねばいいのよ。

そういうことで、私のブログを賑わせた「やまぶき」は昨年から閉店しております。

*常連のTちゃんの家の2階から10メートル先に大将の墓があります。ずっと以前から、「お互い、どちらが先にあの世に行っても、化けて出るのは止めようぜ。」と談合していたせいか、「まだ出てない。」そうです。

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一遍、「やまぶき」のお料理総集編をやろうと思っています。


やまぶき (前篇)

山中の居酒屋「やまぶき」の常連客は奇人変人ばかりでした。

その中の一人、Mちゃんは少し頭が足りません。6尺の大男で、顔もいかつい。でも、目は可愛いかも。ずっと以前は○○の売人をしていたそうです。売人はついつい商品に手を出して廃人になってしまうことがあるようですが、幸いそういう知恵はなかったらしい。店で気に入らない客に殴りかかり、大将に説教されたこともあったな。

私とは大の仲良しで、「3年も入っちょったとね~。」「2年と5ヶ月でスゥ~。」てな具合です。しかし、政治の動向等は良く知っていて、こっちが化かされているような気がしないでもありません。

按摩の技は天才的で、よく客の肩を揉んで酒代をせしめていました。怪力ですが、実にソフトに揉んでくれます。「それって塀の中で教わったが~?」「違いまスゥ~。」

多分、夜勤の日以外は早くから来て、日本酒一升は飲んでいました。大将が言うには、「若い頃は2升飲んでもシャッキやったな~。ほんとに惚れ惚れするような飲みっぷりやったで。」ツケの払いも滞るのに呑気なものですね。

話は明日に続きます。(私の話はフィクションが含まれています)

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山の仕事を終えてTちゃんとRちゃんが将棋で一杯。


暑いから?

それにしても雨が多いですね。お盆のこの時期にこれほどの雨量は珍しいです。

「椎の花が狂い咲く年は、雨が多い。」という長老の話は本当のようですね。まあ、年末にきちんとデータを整理しないと断言は出来ませんが。

なぜに樹に予知出来て、人間に分からん?努力が足らないんでしょうね。コンピューターの解析に頼り切って、既得権(どちみちお給料は貰える)に胡坐をかいた御用学者が多いのでしょう。

そういう意味では、「木工商売、一瞬先は闇!」スリリングではあります。スリリング過ぎて疲れます。

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李朝箪笥2棹を作っています。材は杉。

全体の刻みも終わりかけ、ふと見たら・・・・・ガーン!

左右2枚ずつ必要な側板が、左のみ4枚もあるやんけ~!

箱物では、よくあるミスと言えましょう。しばらく、冷静に対応策を考えました。

1、裏板をはめる切り欠きを落として、やり直す。奥行きが短くなりますが、それはOK。でも、  棚板10枚も修正しなくてはならない。

2、幸い、4枚目は途中で気が付いたので、修正可能。1枚のみ作り直す。

ほんで2番を実行していました。半日のロス。

この暑さのせいなのか。ボケが進行しているのか。

何でもかんでも作っていると、脳の容量が足りなくなるのだと思います。


円卓

世間はお盆に突入ですが、天気も悪いし“考え中”の私です。

仕事をして、盆明けに休みを取るのもいいのですが、皆が遊んでいると思うと仕事ははかどらない。どちらにしろ暑くて進まない。毎年、決定打はない。

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注文の円卓が出来ました。材料があったんで2台作りました。

私にしてはドッシリとした作りです。

もう少し、脚の形状に工夫があってもいいのですが、木工はこんなもんでいいんです。後はお客さんがいい味出してくれます。

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何事も適当ですが、接合は精密です。仮組を外すのにはジャッキを使います。

油圧タイプの方が便利そうですね。


仁淀川で水泳

サーフィンの困難な所は日々トレーニングをしておかないと、いざ大波が来たら波間でアップアップするだけで用をなさないことです。

ほんで水泳をしているのですが、H運動公園まで車で30分はかかるし、夏場は水温が高くて泳ぎにくいです。

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今日、仁淀川で泳げるかチャレンジしてみました。

ラインがないので真直ぐ泳げるか不安でしたが、水底が見える範囲ならコントロールが可能です。

ちょっとしたトライスロンみたいで面白いです。これはいける。空いてるしな。

水温も低くクールダウンが可能です。キャップがないと少し頭がクラクラするけど。

ナマズがいたら晩のおかずにもなります。


今日は無理。

思うところがあり、4時起きで仁淀川河口に波乗りに出掛けた。

まだ暗い中サーファーは集結している。

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レギュラー側は岸でブレイクしている。水深はごく浅い。いいのに当たればロングランが可能です。写真は加工しています。本当はまだ薄暗い。

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私はグーフィーに朝飯前に1時間ほど入ろうと出掛けたのですが・・・・・・

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ブーギーのみがこのタイミングで落とせるというハードなもの。しかも後がない。

諦めました。

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「今日はちょっとな~。速いな~。」と言いながら、出勤前の若者が出陣。

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まだ、薄暗いうちに帰宅。2度寝しました。


ファイン社電子ジグソー

暑さに大分慣れてきたような気“も”する。

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円卓を2台作っているので、思い切ってファイン社の電子ジグソーを買いました。本当に正確に切断出来るなら、アリほぞを切りだす時にも使えます。

円削りは鉄工所で治具を作ってもらって、ルーターマシンで仕上げることも出来ますが、どうも恐ろしくて二の足を踏んでしまいます。そんなに沢山仕事もないし。あんまり正確だと見た目がガチガチになるし。

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左は木工を始める前から使っているBOSCHの電子ジグソー。一般の人には分かりませんが、オービタル機構(鋸をしゃくる)が付いていて素早い切断が可能です。

ファイン社は回転数は可変ですが、オービタルなし、プレートも固定式です。その分正確な直角切断をうたっています。

試し切りをすると・・・・・ウーン、なかなかのもんじゃ。切断面もキレイ。

比較のためBOSCHもやってみるか・・・・・・オービタルをOFFにしてと・・・・・・

「ゲッ!!!BOSCHの方が完璧じゃん!!!」「なんちゅー事!」

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曲線切りはBOSCHと同じく、全く直角が出ないことが判明。刃を替えれば改善するでしょうが。(私の場合、円卓で直角が出なくてもいいけどね、適当だから)

ファイン社の広告では、バランス良く、低振動であるために、運転したまま放置しても動かないというのが売りなんですが、両者実験すると・・・・・・大差ありませんでした。誇大広告やな・・・・・確かに、振動、騒音共に少ないのですが。BOSCHは30年使っているから比べるのは気の毒です。

結論、BOSCHやマキタの電子ジグソーを持っている方は全く必要ありません。

静かなのは気に入ったので、もう少し使い込んでまたリポートします。


いの町花火大会2012

昨夜はいの町の花火大会でした。

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死んでもビールを放さない面々。時々小雨。

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普通に撮影しても面白くないので・・・・・

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モネの睡蓮みたいです。

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カメラをシャッフルして撮影します。

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こちらはちょっとクレーのようです。

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いま一つ。

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海の生物のような・・・・・

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パワフルです。

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幽玄の世界。

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最後はK太くんのD難度、地上3回ひねり・変顔。


しまらぬ休日。

本日は4時に目が覚め、体調も悪くなかったのですが、なんとなく床と親しくしておりました。

そういう日もあります。年だから。

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午前中仕事して、午後から近場をチェック。

右折すると仁淀川河口。左折すると桂浜。興殿ポイント。

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すでに風がブン吹きです。

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5人ほどやっていましたが、波は完全に終わっている。

横着していたら波乗りは出来ないんですよ。

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しょうがないのでプールで水泳。

未来のオリンピック選手が板飛び込みの練習をしておりました。

これから、いの町の花火大会です。


巨大岩ガキ

塾長から「牡蠣を貰ったんで食べに来んかよ。」とお誘いがありました。

私も以前は夏牡蠣を潜って採って皆に御馳走したものです。

牡蠣は採るにも大変ですが、室内で食べる場合、表面に付いたゴカイやら汚れなどを除いてお化粧するのが大変なのです。アウトドアでもそこそこ綺麗にしますね。

何でも旨いものを食おうと思ったら手間なものですね。

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3年ものとかで、デカ!

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殻だけデカイというパターンもありますが、身もデカかった。

加熱には電子レンジを使います。

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更に半分に切って頂きました。なんかフォアグラみたい。食べたことないけど。

一個で満腹になりそうです。

牡蠣は大きくても一口大がいいね!という結論に達しました。

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標準サイズの長太郎貝(ホタテの類)にホッとしました。