2012年09月07日一覧

商売の悪い話 2

政治家はクラス替えと学級委員の選出をしていますね。最近は、おとなしい評論家でさえ、「あいつらに給料払う理由がない。」って言ってます。

まあ、中小企業でも課長止まりの人材ですから無理もないです。何やっていいか分からないから、流されるままです。

今日は、似たような話です。

当工房は、滅多にお客さんが来ませんが、万が一来た場合、殆ど高額商品を買っていかれる大変効率の良い商売をしています。

それでも、年に一度位の割合で困った事例が発生します。

先月のこと東京からメールで、背もたれのない小さなベンチの問い合わせがありました。このお客さん、レスポンスが悪く5日も経ってから返事が来るのです。そりゃもう、忘れてるわな。

それでも、メールやら写真やら3往復もしましたが、どうも話がまとまらない気はしていました。でも、そこそこ煮詰まったし、小さなベンチに時間もかけられないので、ほぼサイズが決まった時点で、「口座に料金を振り込んで頂ければ一月以内に製作し送ります。」とメールをしました。

そしたら、「夫が当初からベンチは必要ないと言っていて、注文出来ないんです!どうしたらいいでしょう?」だって・・・・・・・・・死んでくれ!それしか考え付かない。

こういう人を相手にした場合、泣き寝入りしかないです、腹立つけど。

ちょっと有難い話もないと、救われませんね。

私はオガ屑がたまると、近所の資産家の庭にある果樹園に捨てに行くのですが、お礼に放し飼いの鶏の卵やら野菜を貰っています。

たまにお茶に呼ばれることもあって、お茶菓子に驚かされます。ミカンの砂糖菓子をチョコで包んであるのなんか、初めて食べたな。

ほんで、ここ2回ほど何にも貰ってないな~、と思っていたら 「あんたも、暑いのによく頑張るね~。お小遣い上げるわ。」と小さな封筒をくれました。「有難うございまーす!」って素直に頂いて、帰って開けてみたら一万円も入っちょった。

持つべきものは金持ちのお客様です。それ以外にない!