本川神楽の中休みに「座祝い」と言って酒食の接待があります。
長老たちは田楽の準備を夕方から始めています。
ジャガイモや田イモは自家製の小振りなもの。食品偽装とは無縁の世界です。
厳しい環境で育ってますので甘くて美味しい。
接待とはいえ、部外者ですから「ご奉納」と書いて包みます。
以前、多めに包んだら、観劇の最中、朱塗りの三方におでんと二合徳利がのって出て来ました。
殆どが現地の食材です。当然「つま」も。
寒いんでビールより熱燗が有難い。
これで猪や岩魚が出てくれば神楽どころではなくなります。
焚き火にあたりながら飲んでもよし。
この日はテレビ局も来て賑やかです。
神楽の後半が始まっても、腰を落ち着けて飲んでもよし。
やかんの中は酒ですから。
裏方の皆様、有難うございました。
10年ほど前、酒を飲んだら帰れないので、キャンプの用意をして行ったのですが、地元の方に泊めて頂き、朝食も御馳走してもらいました。自家製のみそ汁と地鳥の卵焼きはビックリするほど美味しかった。こんなの毎日食ってるの?ホテルのメニューに期待する方が間違っています。