図書館から借りてきました。なかなか内容の濃い本です。
しがない木工家ですから熟読したわけではありませんが、内容をかいつまんで申し上げます。
ドイツから来た学者によると、日本は長い日照時間、豊かな風、地熱等、ドイツの9倍のポテンシャルがあるそうです。
風力では「県境を越えて連携しなければならない。」などと呑気なことを言っているようです。日本の瀬戸際なのに政治家、行政は危機感はありません。
送電網とか当然電力会社の協力を得なければなりませんが、東電等は前向きではない。もっともなことで打ち出の小槌だった原発が廃炉になると金食い虫に変わりますから。
洋上風力はコストが2~3倍になるそうですが、やれば良いじゃん。でも工作船、ケーソンや浮力体も要ります。そこに大手企業がどんどん食い込んでくるあたり、どーよ?地上にバンバン立てればいいやないか。なんでもマネーなんですね。
余剰電力で水素を作り出す計画もあるそうです。(ネットで見たんですが、燃料電池は燃料の水素を生産するときに、現在のやり方ですと普通のエンジンの車が出すより多くの二酸化炭素を排出するそうです。なんじゃそれ?)
風力発電、折角計画が軌道に乗っても政府から不可解な規制がかかって頓挫することも多いそうです。
プロのブロガーじゃないからこのくらいで許してくれ。
若い力が世の中を変えてくれないとどうしようもないですね。
コメント
こんばんは。きょうは風車の話題ですね。
太陽パネルも風車も、単純コストだけ考えても元をとるのは大変そうだし、台風1つで全てご破算になるリスクまで考えると恐ろしいものがありますが、、、、
ところで、読書の次は、ビデオの話題はどうですか? YouTube の
Utsushi – in search of Katsuhira’s tiger
って見たことあります?見始めると、途中で止められない強烈な奴です、、、今夜もこんな時間まで、ついつい。
あなたそれは同級生といえども聞き捨てなりませんよ。今、政府系の仕事してるん?
台風ひとつでご破算になった例は聞いた事が無いし、事業者が負担すれば良いだけのこと。
原発の場合、国民が負担して、しかも誰も責任を取りません。
処理費用は少なく見積もって11兆円とか言われていますが、正直なとことろ青天井なのでしょう。元には戻らんし。
刀の鍔ですが、多分江戸末期の作で武士道とか禅からはかけ離れた意匠ですね。外人好みではある。
刀よりサーベルに似合いそうです。
日本人がレゲエやロックをやっても今一似合わないように、この分野は外人には無理です。
私も原発反対・化石燃料利用反対、太陽光発電・風力発電賛成です。(キッパリ!)
あえて言いたかったことは、実は、太陽光でも風力でも「費用 対 発電量」の観点からは、まだまだ効率が悪く、「誰かが」コストを被らなくちゃいけないってことなんです。
あまり事例は多くないですが、太陽光発電パネルが強風の被害を受ける危険性はあって、パネルが飛ばされて周辺に被害を及ぼすこともあるようです。(基礎の施工方法や、金属フレームの強度不足などが原因のようですが)
そういう「事故コスト」まで考慮すると、
(そうです、原発の時にずっと無視されていた事故コストです)
それらの発電方法でも見かけ以上の費用が必要との認識が大事と思います。
その上で、太陽光や風力を利用した発電方法を推進するからには、
①電力会社が、ボーナス・給与・株主配当などを削減し、限界までコストを吸収して欲しい!
②電気料金の値上げが必要だとしても、脱原発・脱化石燃料を進めるために必要ならば、我々も負担する覚悟です。
というのが、まあ〜、え〜っと、私の側の議論の方向なんですが、、、、、、、うひゃ〜、まだ、吉良君の厳しい追及あるかなあ、、、、(ドキドキ)
私はコストについてはあまり心配していません。
太陽光は質の悪い電気と言われていましたが、カンカン照りのとき最大発電するので、ピーク時の消費電力を効率よく賄って具合良いと今は言われていますもの。
この本も、台風の影響が少なく安定して風のある庄内地方に洋上風力を集中して建て、メインテナンスも効率よく行うという趣旨です。なせばなると思います。
まあ、私共がいくら議論しても政治家、財界、電力会社をどうにかしないと無意味ですが。