先日、お客様から食器棚の注文を頂ました。
打ち合わせに用意したラフ図面。
「こんだけデカイと共木で作るならヒノキしかありません。広葉樹じゃ重すぎて作れませんよ。」ということで、ヒノキの拭き漆仕上げと決まりました。
でも、倉庫に行ったらヒノキの在庫が意外に少なかった。買いに行くつもりでしたが、市場で買ったばかりの材は乾燥材といえども一抹の不安があります。
なんかないかと探したら、去年頂いたマホガニーがあるじゃないか。3メートルの盤が3枚。
死ぬまで後生大事に在庫を持っていてもしょうがないので使ってみることに。実際、在庫は増え続けています。
こんなんですから、普通は全部腐ってると思います。
マホガニーは耐朽性が高いといいますが本当に中は大丈夫。
でも、流石に長いこと屋外に保管していたので、干割れや腐り多し。使えたのは半分くらい。勿体ないことです。
25枚ほど取れましたが、なんとかギリギリ足りそうです。
マホガニーは楠によく似ています。楠の在庫もありますから、棚板などは楠で代用しようと思います。
ヒノキから話が大分違ってしまいましたが、私信頼されていますし、大様なお客さんばかりなので問題ないと思います。