鹿児島に配達に行った折、ご主人に何処を見て帰ったら良いか訪ねたところ、「知覧特攻平和館」だという。
私は斉彬の遺産を見たかったのですが、チランという響きに興味が沸きました。
エントランスでまずビデオを見る。
知覧は台地で沖縄にも近く、特攻隊の訓練・出撃に適地だったそうです。
内部は戦闘機や遺品が飾られていますが、特に見るべきものはないように思います。
それより、おびただしい数の遺影の下にそれぞれの遺書があり、流石に皆さん泣いておられました。
勇ましいのもありますが、妹に「もう会えませんね。」なんてシンプルなのもあり、グッときます。
出撃まで宿泊した三角兵舎。
爆撃から守られるよう半地下の構造です。
優秀な若者達ですから、肉弾戦が異常であり、最早敗戦間近というのも分かっていたのではないでしょうか。
アホくさいけど、世間の手前、しょうがねえと思っていたのではないでしょうか。当時は国民も異常な状態でしたからね。
日本人には「欲しがりません、勝つまでは。」なんてマゾヒスティックな所がありますからね。その変態の代表がアベちゃんです。
知覧は武家屋敷も見所ですよ。
大晦日らしい投稿となりました。か?