薪ストーブのメンテナンス その1

5年ほど前、薪ストーブの触媒を交換したものの調子は戻らす。今回は本腰を入れてオーバーホールすることにした。
ダッチウエストFA225というモデル。触媒でクリーンな排気・高燃費が特徴です。でも、その触媒が真っ赤に焼けないと、燃費も悪いし、煙突も詰まり易くなります。
Dsc_4559
なかなか複雑な構造です。左右の小窓から
空気を取り込んで触媒の手前で放出します。
Dsc_4512
その部分はこんなだった。
ダンパーのシャフトは矢印のリングを外すと取れます。
Dsc_4514
焚きはじめはこの穴からガーッと煙突へ放出しますが、安定したらダンパーを閉めて、ガスを触媒を通し完全燃焼させるしくみです。正常だと
煙突から殆ど煙が出ません。
この部分のガスケットが外れていたのが不調の一番の原因だと思います。
Dsc_4518
掃除機とドライバーでここまで綺麗になった。
Dsc_4551
ダッチウエストジャパンでガスケットと耐火ボンドを用意。
Dsc_4516
ガスケットは7カ所に使ってあるけど、全部交換しなくても大丈夫だろう。
Dsc_4553
このように接着。
ダンパー
押さえのボルトが固着していて折れた。隅っこなのでタップも切れない。なくても大丈夫そうです。
Dsc_4554
薪の挿入はサイドドアを使います。
ここのガスケットがボロボロだったので空気がガンガン入って調節が出来なかったのです。
Dsc_4555
これがコンバスター(触媒)です。ここのガスケットも交換。
Dsc_4547
バイクのマフラーを塗った耐火スプレーがあったので、全体を塗り直した。
耐火セメントが乾くのを待って、明日試運転です。上手くいくかな。

コメント

  1. べあ より:

    凸凹でガスケットなしの構造にできんのかなぁーーヽ(´エ`)ノ

  2. キラ より:

    一部は真っ赤に焼けるほど膨張するのでガスケットじゃないともたない。

    長年の使用で痩せるし、歪もするし。