2016年12月一覧

薪ストーブのメンテナンス その1

5年ほど前、薪ストーブの触媒を交換したものの調子は戻らす。今回は本腰を入れてオーバーホールすることにした。
 
ダッチウエストFA225というモデル。触媒でクリーンな排気・高燃費が特徴です。でも、その触媒が真っ赤に焼けないと、燃費も悪いし、煙突も詰まり易くなります。
 
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なかなか複雑な構造です。左右の小窓から
空気を取り込んで触媒の手前で放出します。
 
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その部分はこんなだった。
ダンパーのシャフトは矢印のリングを外すと取れます。
 
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焚きはじめはこの穴からガーッと煙突へ放出しますが、安定したらダンパーを閉めて、ガスを触媒を通し完全燃焼させるしくみです。正常だと
煙突から殆ど煙が出ません。
この部分のガスケットが外れていたのが不調の一番の原因だと思います。
 
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掃除機とドライバーでここまで綺麗になった。
 
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ダッチウエストジャパンでガスケットと耐火ボンドを用意。
 
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ガスケットは7カ所に使ってあるけど、全部交換しなくても大丈夫だろう。
 
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このように接着。
 
ダンパー
押さえのボルトが固着していて折れた。隅っこなのでタップも切れない。なくても大丈夫そうです。
 
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薪の挿入はサイドドアを使います。
ここのガスケットがボロボロだったので空気がガンガン入って調節が出来なかったのです。
 
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これがコンバスター(触媒)です。ここのガスケットも交換。
 
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バイクのマフラーを塗った耐火スプレーがあったので、全体を塗り直した。
耐火セメントが乾くのを待って、明日試運転です。上手くいくかな。
 
 
 

料簡の狭い、

風邪が治らないのでグズグズしています。でも夜は元気になって飲みに出たりするのでよけい治らないのだと思います。藤沢周平の「密謀」を半分まで読んだ。長いは。
 
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先日、貰ったというYチェアの張り替えをしていました。
 
ストリップにして長期保管していたのだという。しかし、ペーパーコードを巻くフレームに大きな節が・・・・これはいかんやろ~。矢印の方向に力がかかるからな。
 
完全に検品ミスですね。珍しい事例。
 
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しかし、貫にシロート修理の跡が。これでは解体出来ないし、ここにネジを打っても強度的にも意味はありません。
 
こういういわくのある椅子は“ドツボ”にはまることが多い。
 
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今まで
使っていたのだから何とかなるだろうと、お客様の了解もとって、無事張替え終了。
試し座りしたら、「バキッ!」と。でも何とか使えそう。
 
「お代は払いますので完全に修理して下さい。」とのこと。
 
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なんか嫌な感じですね。新品を切るのは。
 
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貫を新しく制作。難しくはないが簡単でもない。
 
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ここから、張り替えアゲイン。
 
折れた時点で、ダメ元でメーカーに問い合わせてみたら、「補償は出来ません。」聞いてもないのに「パーツの販売はしません。
」だって。陰険ですね。
 
以前「日経デザイン
」からYチェアの解体依頼があった時、「メーカーにお願いしてください。」と断ったのですが、わざわざ高知までおいでになった。
理由を聞くと「最後に原稿をチェックさせてくれ。」と言われたそうです。そりゃ~面白い記事は書けないよな。木工業界料簡が狭いですね。所詮は零細だからな。
その下で稼がせて貰っている私も大きいことは言えませんが。

早起きは三文の得

廃炉費用の試算は倍々ゲームに膨らんでゆきますが、我がの代では済まないのでどうでもいいのでしょう。
 
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現在、朝の散歩の出発は薄暗い6:40頃。
何の鳥かは分かりませんが、このようにして飛ぶと揚力が発生して楽なのだそうです。
 
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堤防コースは30分以上かかるのが難だが気持ちが良い。
露が降りてなければ、川沿いの草地を行きます。
 
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ユキちゃんに怒られるかな。力が入ってますね。
 
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お相手はデボラ・(ハリー)
 
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朝焼けも綺麗です。でも、空と海に色はどうもデジカメでは再現し難い。マニュアル露出ならいけるんだろうか。
 
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車の少ない小径を通るんで、知らなかったお地蔵さん?にも出会えます。
犬の散歩は結構楽しめます。