日曜は同級生のリクエストで徳島県の剣山に出掛けました。仕事の都合で出発は10時。
「2019年02月」一覧
大豊インターで降りて、かずら橋を通るルートです。オー!山は雪じゃ。
何と!登山口の7キロ手前で『通行止め』の看板が。しかし、チェーンが張ってあるわけではなく、子供でも動かせるプラスティックのパイロンとポール。「自己責任で通行可」と解釈した。
履いてて良かったスタッドレス。案の定、他にも車が上っている。
なんか、寒そう、最小限の装備しかないんですけど。剣山にはライブカメラがなく勝手が分からなかったのです。
昼過ぎに到着、お昼は「祖谷そば」でもと思っていたが、店は当然開いていません。
そういう事もあろうかと思って、クーラーボックスにスパの材料を放り込んでいた。
カメラの記録では13:35に登山口を出発。標高は1955mですが高低差は500の楽勝コース。
樹氷が解けずに残っていました。
なんとも幻想的。
シュールな彫刻。でも花粉症の方にはショッキングかも。
簡易アイゼンがないと確かに滑ります。下りが心配ではある。
中間地点のリフトの西島駅から頂上を望む。もう一息!
ユキちゃんは皆に可愛がられます。
しかし、ここで登山経験のない軟弱な同級生が撤退を表明。「頂上まで行けても、下りで膝が笑う。」
確かに私も下りには不安を感じていた。ほぼ全員がアイゼンを装着していた。中にはピッケルを持ったグループも。それはかえって危険です。
一組しかないストックと簡易アイゼンを友人に渡して、私はアイゼンなしで下ったが特に滑ることもなく、快適に下れた。あっという間に下山。雪のクッションのせいで膝も痛くならなかったけど、妙に筋肉は使った。
同級生:「頂上まで行けちょったね~。」
私もこんなハイキングで撤退するという心の傷を負いました。しかも、狭いクネクネの山道をスーパーロングで往復4時間のドライブが堪えて本日は寝込んでおりました。年は取りたくないものですね。
バンドソーの刃
最近、年のせいか、不景気で注文がないせいか、世の中がおかしくなっているせいか?集中出来ず仕事の能率が上がりません。
挽き回し(曲線用)のバンドソーの刃のストックがなくなりました。いつも機械屋に注文するのですが、溶接部に段やズレがあったりして頭に来ます。1ダースとっても使い切ることが出来るかな。
コンターマシンには溶接機が付いているので巻きで買って安く済まそうと以前から考えていたのですが、木工用のバンドソーのコイルはネットで調べても行き当たりませんでした。
それで試しに、鉄鋼用の14山で輪を作ってインカ710で切ってみたら普通にズンズン切れます。なんじゃ~そうだったのか。
ちなみに木工用は厚さが0.5ミリですが、鉄鋼用は0.64です。安定感があって特に不都合はないようです。
早速、モノタロウで6ミリ幅で木工用では標準的な6山を注文して使ってみたら、切れる~!30mのコイルで私のバンドソーだと11本取れます。約一本千円。普通4千円するがな。随分節約になるな。ちなみに一番安い軟鉄・アルミ用です。
14山(1インチあたり)、かなりスベスベ。
6山、思うに私の作業では8山か10山が良いような気がします。
ブレードをカットするレバーも付いています。溶接機は単体でヤクオフにもたまに出ます。
この機能を利用して糸鋸みたいに「中抜き」という芸当が可能なのですが太鼓を作るわけではないので出番はない。
コンターマシンと木工機は構造上大差ありません。テンションが高いので鉄鋼用の方が頑丈。しかし、スピードは随分遅い。速いと刃がすぐ焼けてしまいます。
スイッチが一杯あって機械好きには嬉しいが、妙に分かりにくい。下のつまみは厚い鉄板を挽くときの自動送りですが一生使うことはないでしょう。
お昼に壮大な雲が見られました。何で直交しているのか?
酷似
昨夜、ユキちゃんがテーブルの上の弟のおかずを全部食っていたそうだ。ひじきは残していた。最近、ダイエットのため少し食事を減らしていたからな。
普通、年老いた母親が怒ると反抗的な態度をとるそうですが、昨夜は玄関の隅っこで小さくなっていたらしい。
「あんた、また食ったとね~!」と言うと耳を倒して恐れ入っていた。
俺と目を合わさないようにふて寝した。
職業柄、家具の本は売るほどあります。上の本は神田の古本屋のラベルが張られていますがネットで購入したのだと思います。ゴテゴテした家具が多いので殆ど見てなかったけど、猫足家具の注文で久々に紐解いてみた。
最後の現代家具のパートに・・・・・
ゲゲッ!そっくりじゃがな。
私の家具にはパクリも多いのですが、(まあ、ピカソだってアフリカ美術を相当パクっとるがな。)これは誓って全く知りませんでした。
しかし~、家具だから誰も考えることは一緒なんでしょう。
最初、脚先端部分のR(円弧)は想定してなかったのですが、上部のRとのバランスを考えると当然この形状になります。また、床との接地面が小さいほど立体物としてはカッコ良く見えます。
また誰か注文して下さい。
セリ
昨日の昼、テレビを付けたらトランプの一般教書演説をやっていた。しばらく見ていたが、まじかよカーボーイ時代のアメリカじゃないんだぜ!まともに聞いている人はどれだけいるのかな?「俺が大統領じゃなかったら北朝鮮と戦争になっていた。」・・・・のくだりではかなり失笑が聞こえた。
塾長が猪を撃ち損じて悔しいから、ストックの肉で猪鍋をした。
ライフルの手入れが悪かったのか、弾が引っかかったそうです。そんな時に限って、猪は悠々と林道を去って行ったと。
よくやるのが既に薬室に弾があるのに焦ってボルトを引っ張って噛み込ませてしまう事。熊が襲ってきたら大変だな。戦争だったらもっと大変ですね。
まあ、俺は御馳走になればいいだけの事でして。
セリは塾長自ら仁淀川で採取したもの。ネギは塾長嫁の実家、大野見村産。
セリはすき焼きで初めて食べたけど、マイウ~。猪肉に負けていません。根っこの部分も美味です。
猫足のドレッサー
ついに来た、猫足家具の注文!
以前、猫足のテーブル、それもトップはガラスの写真を送って来て、これと同じものを作って下さいと言う頓珍漢な客がいました。一見さんで意味がよく分からないので「それを買いなさい!」とお断りした。今度は古くからのお客様なので本格的に取り組みます。
しかし、安請け合いしたものの、猫足だと当然かまち組になるのですが、お客様のデザインでは引き出しの中央が凹んでいるため板組じゃないと都合の悪い部分があります。
天板は矢張り別体にした方が作業性がいいが。う~ん、どうしたら良いか分かりません。
本職の方でも言っていることは、いざやってみないと分からないと思います。
何でこういうデザインなのか?ぐぐってみると安物のドレッサーにはよくあるパターンのようです。べニアとか使って、強度もいい加減だから出来るのだと思います。『Fine Woodworking』誌を調べてみたが矢張りこのような構造のドレッサーはなかった。無垢材には方向性があるのですよ。
構造に気を取られて、デザインがダサくならないように気をつけねばならない。それにしても難儀な。
体力も限界か。
話は前後しますが、金曜の晩の話です。
Hさんからお誘いがあり、嫌々?飲みにお街へ出た。まずは春野町のお宅へお迎えにあがる。
一軒目はまたも「珍々亭」。高知のアル中仲間では大関クラスか。酒場放浪記にも出た名店ですが花金だというのに客はまばら。不景気なんですね。
鳥皮みそ炒め。B級グルメの真骨頂。
腹が減って待てない人は・・・・・
適当にやって下さい。
この店にしては上品すぎる盛り付け。
2軒目は「一千一秒」を目指すも、間違って隣の店に入りかけて、看板にを見ると懐かしい名前。もしかして・・・・・・そうだった。10年ぶりの再会。
昔ブイブイ言わせたお姉さんも何と!70歳を越えたとか。自分では白状しませんでしたが。未だにアンポンタンではある。
目的の隣に移った時は、はもう元気がなくなっていた。
でも最近、お街へ出る気力もなくなってきたな。