エローラ石窟群

エローラとアジャンターは今回のインド旅行のハイライトです。

ホテルから石窟群を望む。

まずは昼飯。中華風焼きそばを頼んでみた。肉が見当たらないのでVEGE仕様なのか?メニューには肉ありと、なしに分かれています。このように半分ほど皿に盛ってくれます。面倒くさいな。

ほ~ら、美人さんたちの遠足か?

まずは有名なカイラーサナータ寺院から。ヒンドゥー教です。エローラは他に仏教・ジャイナ教の石窟がありますが、私には違いは分かりませんでした。

756年から100年かけて岩をコツコツ掘って完成させたものです。当時の寿命が30年くらいだったため、何世代かかったのか?この巨大な空間は岩だったのですよ。

漆喰に彩色が残っている部分。当時は日本の伽藍のように極彩色だったのか。

アンコールと違って硬い岩なので丸彫りは大変だったと思います。その割には劣化は激しい。

岩塊の縁から。気の遠くなる作業やな。

まあ、このテンコス(土佐弁で天辺)から掘り下げていったんでしょうけど。

デカンの大地を望む。

未完成の仏教石窟群。仏教がインドで衰退した時期だというが、流石に途中で嫌になったのか??

エローラ「百聞は一見に如かず」でございます。

コメント

  1. つる より:

    どれだけの人間がかかわったのかわかりませんが、
    100年でここまで岩を削れるとは驚きです。
    ピラミッドもそうですが、人力しかない時代の遺跡は
    現代では考えられないような不思議な力が働いていたような気がしてきます。

  2. kira-osamu より:

    ギザのピラミッドは20年で作られたと言いますから、途方もない時間ですね。飯食って、クソして、なにして、死ぬというのが延々と繰り返されたのでしょう。
    ちなみにインドの遺跡は柵があんまりないので、高所恐怖症の私には恐ろしかった。