滅多にお客様も来ない工房であるが、来客は重なるものだ。
一昨日は以前から色々と贔屓にしてもらっている方が長野から車で来られて、色々買って頂いた。是非次回は前もって連絡して頂き、飲みに行きましょう。
夕方、和紙作りの研修に来ている多摩美の後輩にあたるHさんが同僚を伴ってお出でになった。もう20年パリで版画をなさっているという。中央はパリの美大の先生。右はケンタッキー州からやって来たマーク。
昨夜は我家で宴会。猪のすき焼き。全員パリ在住。美術系。やや言葉に不自由するがHさんが翻訳してくれます。
タバコ吸ってもいいか?と聞くと、「私も10年ぶりに吸ってみる。」とおどけるファビアンヌさん。
私:あのねえ、気分悪くするかもしれないけどフィリップ・スタルク(フランス人有名プロダクトデザイナー)イモだと思うんですけど。
ファビアンヌ:ありゃクソよ。(もう一人の若手ビジュアル系デザイナーも同意見。)
私:ヨーロッパの庭園と日本の庭は精神レベルが全然違うよね。
ファビアンヌ:同感です。
意外な事に国は違っても、美大生の意見は一致するのですね。初対面でもリラックスできるのも不思議。
ただ、モニターがわりにテレビを点けるとトランプ大統領が写っていて、激しくブーイングしていた。この辺りは実にストレートですね。
日本人女性と違って、存外肝が据わっているし、政治にも厳しい目を向けていますね。
ちなみに全員テレビは持ってないそうです。
もうタジタジの私。