上海骨董事情

なんか風邪ひいたかな?

まとめて留守中の新聞読んでみると、除染のことやら、沖縄問題、経済など、こんなブログを書いてていいのか、無力感を感じます。

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上海は高層ビルが増えたようですが、7年前と比べると激変したのは、

1、ワーゲンの「サンタナ」一辺倒だった車が、多種多様になって中心部ではポルシェやフェラーリも見かけます。

2、長屋が消えて、高層マンションの乱立。

3、2丁拳銃よろしく、ベルトの左右に携帯電話を吊り下げていた、御上りさんは見かけなくなって、ファッションも東京と大差ありません。電話はスマートフォンだし。

4、露店で普通に売られていた偽ブランド品は姿を消したが、客引きは多い。

それから骨董品・・・・・・・・・・・・・・・・

7年前の「豫園」内の官営の骨董屋には、時代はないものの、手ごろで良質な骨董品が売られていました。

お客さんも少なかったので、片言の英語が出来るおじいさんを相手にあれやこれや品定めして、“水仙鉢”を買い求めました。

その時、とてもよく出来た銀製の紹興酒の酒燗器があったのですが、買い物旅行じゃないので、諦めました。

また、魅力的な小さな銀製の箱の用途が分からなかったので、絵まで描かせた結果、コオロギの格闘場と判明しました。

まだあるかも?と訪ねて見ましたが、今出来のまがい物ばかりになっていました。おじいさんもいませんでした。当時も熱心に品定めしている中国人がいましたし、今は大変な骨董ブームらしいです。

市場には出回らず、ネットオークションで取引されることも多いと聞きました。

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実は最近“玉”が私のマイブームになっていて、石の質が悪くて値段が安く、形の面白いものはあったら買おうと、政府公認の骨董屋も訪ねました。(写真は上海博物館収蔵品)

そこにも大したものはありませんでした。長さ4センチ、厚さ3ミリ、“欠け”ありの龍の玉が気に入りましたが、8万元!(¥100万以上)でした。東京で買うより高いような気がします。

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ほんで、仕方なく買ったのがこれ。

羊の鍵はまがい物だと思います。でも、よく出来ています。暇になったら、これに似合う箱を作ろうと思います。

猪口は数物です。1個50元。

もう、中国のお土産はコンビニで買った方がよろしいようです

コメント

  1. バンドウ より:

    ごぶさたです、上海行ってきたんですね。羊の鍵がかわいい。
    自分は年明けに台湾の故宮博物院に行こうかと思案中です。今年は厳しかったですが守りに入ってもしょうがないので書道や古美術見てこようかと・・。

  2. キラ より:

    私が台湾に行ったのは15年も前になるでしょうか。青磁のバスタブ型器が凄いです。

    地方にいて都会が羨ましく思うのは、国際空港が近い事です。高知からだと、国内の移動の方が高くついたり、疲れたりします。

    前回、上海博物館の書は興味がなかったんですが、今回良く見ると面白かった。年とったもんやね。[E:bleah]

    書の展開、楽しみにしています。