バイクの問題 2

この記事は脚が短く、ラダック地方をバイクツーリングしようという方には参考になると思います。

前にも紹介しましたが、この程度に足が着けば問題ないと思われるかもしれませんが・・・・いや普通に走行する分には全く問題ない。

特にレーの街は斜面にあり坂だらけ、凸凹で脚を延ばしてもそこに地面のないことが多い。

空港にチケットを取りに行った際、出口は何故か?オフロードの急坂!
登りきったところで軍隊の兵士が、「ここは入口、出口は隣。」と言う。柱一本隔てているだけなんですけど。
「Look at me. My legs are short. I can’t turn back!!」とは言いませんでしたけど。足を真下に降ろすと届かないので、地面に直角に、すごすごとバック。後続車が来ても知るか!

パナミク温泉はこのような急坂を登る。

こういう場所では本当に心もとない。

悔しいことに欧州からの外人部隊は余裕です。

レーのレンタルバイクは圧倒的にシート高の高いヒマラヤンが多いです。実際走行しているのは8割がヒマラヤン。

昨年借りたクラシック350。

これも、レンタルバイクじゃないと思うけど。足つき性はいいし、重心が低く、エンジンガードも付いているので転倒しても簡単に引き起こせます。前回1回経験済み。重量は同じ200KGですけど。

仲良くなったホテルのボーイも「そりゃ絶対クラシックに交換してもらった方が良い。」

新型ヒマラヤン、24PS→40PSにパワーアップ。ただし重量は同じ。でも、後ろから走行の様子を見るとリヤサスは明らかに旧型より良く動く。

一台だけ見たスズキの250アドベンチャー。日本で売られているのもインドで生産されています。これはサリーガード付き。ツーリングでは流石に横乗りのカップルは見なかった。

実は弟が同じのを乗っています。帰ってから跨がってみました。ヒマラヤンが200KG超、スズキが160KG。サイドスタンドから引き起こすと体感1/3の軽さ!誇張ではなく。より足つき性は悪いがこれなら不安はない。流石日本車、マスの集中化とかいろいろあるんだろうな。ただ、ヒマラヤンは崖から落ちても壊れないかも。

私は身長166センチです。脚の短い方はクラシック350か、ハンター350をお勧めします。ダート走行も問題ないです。デリーで日本車を買っていくのが一番いいですけど。ただ私は普段、車重60キロのSURONに乗っているので、単に慣れていないだけかもしれません。しかし、ロイヤルエンフィールドどれもひたすら重い。

今回は一度もこかすことはなかった。しかし、足場が悪く、寂しい所で倒したらと思うとぞっとしますね。

*ちなみに3台向こうは「隼」。ラダックでアクセル開けられる所はどこにもないと思うんですけど。