「日本と原発」

本日は午後から映画を見た。

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映画と言ってもパソコンからプロジェクターに映し出されたもので、ドキュメンタリーです。

分かりやすく、フラットな内容で、これを見ると新聞やマスコミが著しく偏っているのが改めて確認できます。

中身は私がブログで取り上げた内容とさほど変わりはないのですが、

1、電力会社は経費の3パーセントが自動的に利益となる。よって経費が高く付けば儲けも大きい。

当然、発注先の巨大企業にも多くの利潤が生まれます。日本経済の6割を支配しているそうです。御用学者、マスコミ、巨大企業、そこに天下る役人、全てが巨大利権で動いています。

その原資は我々が払っている、割高な電気代と税金です。

2、製作・監督で弁護士の河合弘之さんの話では、裁判が一人でも闘える唯一の道とのことでした。

大飯原発訴訟で勝訴したことは極めて意義深いことでしたが、そういう切り口で報道した放送局・新聞社はいたでしょうか?

3、浜岡原発はフェンスを建設中ですが、それおも超える津波が発生する可能性があるとのこと。鋼鉄製のフェンスが破壊されて建屋に突っ込むと、保管されている燃料棒は6000本以上。発熱すれば汚染地域は首都、日本海にも達し、中部地区は全滅だそうです。

原発止まっていても恐ろしいんですよ。滅多に動かない政府がフェンスを作るあたり、相当ヤバイと考えて間違いないでしょう。

2時間15分とやや長いのですが、近所で上映されるときは是非ご覧になってください。

NHKでゴールデンタイムやればいいのにね!