驚くべき場所にある。わが、いの町の中心部から車で20分、国道を折れて、美しい渓流沿いの集落の最後にポツンとある。以後、ほとんど民家はない。灯もない。都会の20分とは違いますよ。信号がありませんから。
淵の音がゴウゴウとうるさい。夏場はしぶっているくらいだ。いつもエアコンがかかっているみたい。
口の悪い客は「山姥」と呼ぶ。
ここで飲むには、1、代行やタクシーを使う 2、下戸を用意する 3、前の沢でキャンプする・・・・・・・・・・ことが必要だ。
ちょっとした旅の気分になる。味も良いし、店主も良い。昼もやっていると聞くが、こんな所で、どうやって経営が成り立つのか不思議だ。
うちのお客さんに「あんたところも、同じでしょう」と言われた。う~ん。なるほど。
6月に入ると蛍が飛ぶそうです。行かれる方は、前日に電話で予約したほうが良いでしょう。ただ、電話帳に載っているかどうか・・・・・・・・。