日本語は難しい。

先日、両親とNHKのニュースを見ていたら、インフルエンザに関する中継で、コンビニの店先に「マスク完売!」との貼紙が出ていた。親爺がすぐに反応して「そりゃ、売り切れ!じゃろう」と言った。

私はすぐにはピンと来なかったけど、考えてみるに確かに、

「完売」は生産者や販売者の創意工夫、努力によって達成され、ハッピーな響きがある。

「売り切れ」は上のような場合もあるが、不可抗力により突発的に在庫が底をつくというイメージじゃないでしょうか。(この件に関してはネットで調べてもイマイチでした)

昨日の高知新聞では「フランス機 生存者 絶望か」という見出しがありましたが、生存者とは絶対的な表現で絶望はあり得ないのでは?「乗員乗客 絶望か」か「生存者なしか」というのが普通の日本語ではないでしょうか。本来、範たる新聞がこんなことですから日本語も終わりやな…………うちのはいいのよ、ブログだから。

年取ると難しくなるな、ほんで嫌われるんじゃろうね。

コメント

  1. べあ より:

    「完売」は確かに嬉しそうなイメージあるよね 同感。

    めでたく完売いたしました○

    めでたく売り切れました△

    どうだっけ・・笑

  2. kira より:

    商売やってる人なら、もっとわかるんじゃろうね。うちは完売とか売り切れには縁がないし。いっぺんやってみたいもんだな。