先日納品した箱、結び方が間違っていました。実は、近所で本格的にお茶をやってる方にもお聞きしたんですが、マッサラの紐を出して”お手前”を拝見すると、なかなか困難なようでした。
うちにも大分桐箱はありますが、どれも一度開けると適当です。参考になりません。
ゲッ!今、知り合いから電話がありました「やまぶき」に行くことになりました。早く仕上げなければなりません。
大丸の美術画廊に行けば教えてくれるでしょうが、それも面倒じゃ。暑いし。
そこへ、輪島屋善仁の山下さんが夏の営業に来られました。教えてもらいました。
最初から間違っていました。紐はひねりません。指でつぶして形を整えます。
まあ、自己流の結び方も、それなりに完成度は高いと思いましたが・・・・・・勉強になりました。
なんだかんだで、手前の2点を購入することに。やっぱりタダは怖いですね。でも、使い易そう。
これは、輪島屋善仁の商品ではなく、亡くなった鵜島先生のお弟子さんによるものです。
自社製品だけでなく、特別念入りに仕上げられた蒔絵の品や中堅の作家の品も多少お持ちです。
コメント
なるほど。
だいぶ前に知人の個展で購入した器の箱が、一度開けたら結び方が分からなくなってそのままにしてあったんですが、さっそく結び直してみました。
ちゃんと結び直すと真田紐の折り癖もぴったり納まりました。
勉強になりました。ありがとうございます。
お役に立ててよかったです。私も茶道大辞典とか調べましたが、意外にないんです。
こちらも、体に正直にやっています。斎田さんもあんまり真面目にやると、ツケが怖いですよ。