最近、日が長くなりました。どうも仕事の段取りが分からなくなるというか、さっさと厭な仕事をやめて、飲み始める時間が遅くなりがちです。
マグロ船の模型のアクリルケース、出来上がりました。堂々たるもんですね。
しばらく、裸で展示していたらしく、甲板の埃はエアガンでは取れず、綿棒を濡らしてお掃除しました。
真鍮プレートを取り付けました。ちょっとした細工で高級感が出るし、施主様から“お代”も貰い易いというわけです。しかし、昔からのお客様なんで日当しか請求できないのが辛いところです。こんな物の相場なんて知らないしな。
実は、船体に対してのケースの大きさは相当悩みました。小さいと窮屈だし、大きいと間延びします。まずまずの出来でした。
錨を巻き上げる装置です。機関室の旋盤で作ったのでしょうか?いい感じです。
操舵室も作り込まれているのですが、残念なことに、窓が小さくて良く見えません。
サーチライトもキュートです。直径は2㎝弱。明りが点きます。
マグロを仕分けするコンベアーでしょうか?
ミニチュアはただ図面に忠実に作ればよいというものではありません。これを作った船長は、絵心のある人ですね。省略の仕方が実に巧い。仕事も速いと思います。
本職のマグロ漁も上手なことでしょう。ただ近年、マグロが減少して本当に大変だそうです。燃料代を節約するために、何年も日本に帰れないそうです。