昨日、薪ストーブにドンゴロスから取り出した、昨年の端材を燃していると、懐かしい材が出てきた。
直径30cm強、ケヤキの円盤だ。
写真では、わかりにくいですが、うまい具合に反っていて、通い盆でも作ろうと木取ったものだ。
安く仕入れた薄板から2,3枚取ったと思う。
でも、重かったんですよ。
それほど目の粗いケヤキじゃないけれど、重い。これで、盆を作っても使えない。
日本の、用のものは押しなべて軽く作られています。私もあんまり重い材は好きじゃないし。
こんな、商売長いことやっていると、重さには敏感になります。漆器を手に取っただけで、生地につかってある材の種類や、塗りの厚さまでだいたいわかります。怖いですね~。
そんな訳で、この円盤はこれから燃します。さようなら。最後にブログに出てよかったね。