「kira-osamu」一覧
長手盆の注文があって制作していますが、倉庫でヒノキの在庫を見たら2枚分の材料しかない。
注文は1枚なのですが機械をセットするなどの手間を考えると5枚以上は作りたいところです。木材センターに行ってみるか。
途中、仁淀川河口をチェック。人も多い。
「君たち働いてんの~?!」退職したS石さんもいたな。
広葉樹の取り扱いは殆どなくなった材木センター。
「ガラガラに乾いた幅35センチくらいのヒノキはありますか?」
「あんたいつも難しいこと言うね。」
幸いあった。材積が倍くらいあるけど、一枚単価ですと、左のヒノキの12倍もするんですよ。木材はこんなもんです。一般の方は意味分からんと思うけど。結局あれこれ買う。
請求書を見るとムチャ安い。右の乾燥材はヒノキでは特殊な例で1枚単価で売っているのに、それに材積の0,04を掛けていたのだ。
「本当は言いたくないけど間違ってますよ~。」
正しい請求書はえらい高かった。
山桜のキャビネット(中)
連日35℃超えは辛いです。多分、室温を下げても遠赤でこんがり焼かれていると思います。
やっと、中サイズのキャビネットが出来ました。高さは70センチですが重さは22キロ位あります。板厚を薄くしても箱の中に箱が入っているわけですから重くもなります。
4つくらいの仕事を並行してやっていましたがやっと一つ片付きました。会社でデザイン業務をしていた時は8つくらい一遍に進行していましたが、木工の場合、並行してやるのは困難です。機械や材料で工房が一杯になってしまうし、一気呵成に仕上げる方が良い結果を生むように思います。
アリ組は流石に失敗はなくなりました。
底板のみタモ材です。やっぱりべニアは使えんかった。
今回引き出しの深さが同じですので多少は楽でしたが、そうは変わらん。
引き出し物は手間も材料も一杯いるのにお客さんに「そんなにするんですか!?」と言われてお勉強しなくてはならないのが辛いところです。
イモ貝
暇だから久々にイラストを描いた。
山の絵・・・・・なんかウソくさいな。
先日、栢島で潜った時に見つけたイモ貝です。
イモ貝には危険な種類がいるのは知っていましたし、元々南方系の貝ですが生息域が北上しているのも聞いていました。
毒針の管のようなものが見えていましたから指でコンコンして身を中に入れてから慎重に掴んで運びました。念のため。
ググってみると十分危険なタガヤサンミナシガイと判明。トランクスのポケットや腰袋に入れて泳いでいると危ないそうです。
刺されてもさほど痛くはないそうですが、徐々に症状が出て呼吸不全に陥るらしい。対処法は近付かないこと。
刺された場合はすぐに救急車を呼んで呼吸を確保する。毒を吸い出す。患部を縛る等も有効だそうです。
*ミナシガイというのは「身なし貝」で、身が奥に入り込んで見えないので綺麗な貝殻と思って刺されるそうです。俺が見た時は身は十分出たいた。暑かったからか?
廃屋
早朝6時には秋の気配を感じた・・・・・・が、すぐに灼熱地獄となりました。暑いので海にも行かず仕事をしましたが能率は上がりません。
我が「いの町」は高知市から車で20分くらいの立地ですが、廃屋・無人の家があちこちに見られます。我が家から50m以内にも2軒はある。
緑に飲み込まれる。
玄関先は日当たりが良いせいかありがちなパターン。
風情があると言えばあるのですが、いかんじゃろ。
瀟洒なお宅も無人なんですね。
このような土地・建物をうまく活用すれば必死こいて住宅ローンを返さなくてもいいと思うのですが。
左の邸宅はケアハウスです。現代の縮図を見るようです。
メインストリートも徐々にシャッター通りとなってゆきます。もうすぐガンマンの撃ち合いが見られるかも。
妖精たちも都心に引っ越したのだろうか。
就職率が高いとか言いますが、なんしか地方には若者がおりません。
龍河洞
本日も暑いです。
40年ぶり位であろうか、東京からのお客さんを案内して高知の観光名所の一つ「龍河洞」に行ってきました。
内部は18℃で寒いくらい。
床の鉄板は安全かもしれませんが、どうも洞窟的情緒に乏しいです。アミアミのタイプが良いと思うのですが。
いらっしゃ~い!
大昔は押すな押すなの賑わいでしたが、お盆にもかかわらず入りは少ないです。
内部は荒らされておらず、全国的にも優良の鍾乳洞だと思います。
どっちが上だかわかりません。
法隆寺の何とかみたいです。
ゆっくり見て40分ほどの行程。
高知においでになったら一見の価値はあると思います。
昔の仲間がやっている「リムの森」でお昼を食べて帰りました。
オーバーヘッドルーター
本日、伊方原発再稼働。地震の連鎖が心配されている今何で再稼働なのか。何かあったらどうやって責任取るんでしょうかね。まあ、そんなこと考えるような方達だったら再稼働せんわな。勇気と行動力があったらドローン飛ばして妨害したい。四国電力以外に選択肢があったら是非乗り換えたい。
山桜のキャビネットをブログで見て、関東のリピーターのお客様が「俺も欲しい~!」と注文して下さった。思う壺やな。ブログ恐るべし。
オーバーヘッドルーター(ルーターマシン)便利に使っているのですが、やっぱりこの機械は相当危険です。
ヘッドはエアーで上昇し、多分油圧で下降スピードを調整すると思うのですが、
途中からの欠き取りを12mmの下刃も付いたビットで
やっていたら弾き飛ばされました。捨て板での試みです。すごくゆっくり降ろしたのですが。
やっていたら弾き飛ばされました。捨て板での試みです。すごくゆっくり降ろしたのですが。
しっかり押さえていれば問題はないと思いますが、それも怖いしな。
むしろ、重量のあるハンドルータの方が安全だと思います。
ルーターマシンは同じ作業を繰り返すには適しているかもしれませんが、どうなんでしょうね?小さな部材を加工する場合は治具は必須。ハンドルーターを逆さに固定して使用する場合は更に危険だと思います。とにかく、弾かれても手がもっていかれないように細心の注意が必要です。
酒房「かんざし」
これほど暑いと仕事がはかどりません。仕事をする方が間違っている。
先週の土曜日、無人駅の円行寺口駅で降りて酒場へ向かう。
昔からのお客様のA子ちゃんが腰痛やら体調不良を訴えていたので、後輩がやっている鍼灸院を紹介した。西洋医学でもダメだったそうです。
治療が良かったのかどうかは分かりませんが、このほど全快。お礼に私と鍼灸院のH女史に御馳走してくれることになりました。
外見はボロいが入るとそうでもない。
外は高知城のお堀なのか、用水なのか。竜馬も泳いだのか?
今は亀・ボラ・鯉等が見られます。
お客さんが釣り上げた魚を生け作りにもしてくれるそうです。ウソに決まっています。
右端はメジカ。
このところずっと魚ばかりだったので、肉を注文。おごりだから良いのだ。
段々混んできた。
珍しいシジミの酒蒸し。でも二日酔いには効かなかった。
ジムニーにシャイな犬もいた。黒くてピントが合いませんでした。
6時半から飲み始めて、日付が変わるころ。全員顔が崩れている。こんな写真出していいんだろうか。日本酒で6時間もやれば二日酔いにもなるわな。
「かんざし」いいお店ですが予算もそれなりに覚悟してください。

