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毒薬はちょっと、

今朝はタオルケットだけでは寒かった。現在室温24℃。

余りにも夏にコテンパンにやられているので、秋の到来を素直に楽しめないけど、虫の音を聞いていると、ちょっと物悲しくなりますね。

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和紙張り箪笥を買われたお客様が

「内部も張ってくれ~!」と言うので、

「それだけは勘弁して下さい。もう疲れました。」

「金に糸目はつけません。」

「ムッ、そういうことならこの玄庵、南蛮渡の高貴薬でもご用意できます・・・・」

ということで、また張り張り人生です。

この後、裏板にも張って、全体にドーサ液を塗って、組み立てて完成です。

ドーサは初めてなので、何回塗るのか分かりません。

和紙張りは、拭き漆の6回塗りより費用も手間も数倍かかります。


年波

今日は台風の名残の波を狙って入野松原に出掛ける予定でしたが、朝よう起きませんでした。寄る年波には勝てません。“年波”はビック・ウエーブより手強いですね。

波は良かったようで、後悔先に立たず!残念です。

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ジャイアント・ダイニングテーブルは大分出来ました。

4㎝厚の天板は何とか一人で動かせても、階段の揚げ降ろしは出来ません。

部材はいちいち重たいです・・・・文句を言う先がありません。

ですが、この商品も収まる所に収まればシックリきます。

夏の間、怠けていたツケが大分溜まって来ました。でも、遊ぶにも絶好の季節が到来です。


しもなのアートキャンプ2012 (後編)

中国は大変なようですが、今年仕事で訪ねた上海の居酒屋グループの支配人の話では、「特に変わったことはない。」とのことでした。

上海人は国際人なので冷めているようです。どちらにしろ一部の人の“犯行”です。デモじゃないよな。ましてテロでもない。ドロボーです。

毛沢東の実像を、中国の若者より、外国人の私の方が知っているというのは気の毒です。

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しもなの食事はワンパターンですが、いつもながら美味しいです。

殆ど地物の食材です。鮭とカマボコは下の川で泳いでいました。

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しもなの郷は小学校の廃校を利用した宿泊施設です。とても清潔ですよ。

男どもは図書室に布団を敷いて雑魚寝です。朝食の後、セイジ君が「みにくいあひるの子」を上演してくれました。

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お昼は「糖質OFFダイエット」の逆バージョンです。

山の人はこんな食事が多いと思います。でも、太っている人を見かけたことがない。

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最後の晩は恒例のバーベキュー。

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肉はやっぱり赤身ですよ!

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初日の晩の大人の時間に、カツオとハムを持ち込んだらお作りにしてくれました。

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授業は真面目にしないけど、付き合いのいいToyo。

生徒も先生も皆が楽しめるアートキャンプだから盛り上がるのだろう。

まあ、何でも同じですけどね。


しもなのアートキャンプ2012 (前篇)

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少し障害のある方のアートキャンプ今年もスタートです。健常者も参加しています。

しかし、毎年のように天気が悪い。この日も豪雨で更に増水。

今日は通行止めとなったが、皆無事に帰ったかな?

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二日目の午前中、私の授業「竹の灯篭作り」が始まりました。

ここまでは順調。

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Sちゃん、蝶結びが美しいです。

しかし~、問題が発生しました。

持参の薄紙が糊の部分で上手く破けない。しかも糊が効きません。ピンチです。そこまで、テストしていませんでした。謎の紙は、ティーパック用の不織紙と判明。

「鳥かご作りに変更します~!」と叫んだ直後、案ずるより産むが易し?生徒たちが勝手にリカバリーしてくれました。

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こんなのや、

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こんなの、

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パイレーツ・オブ・カリビアンとか。見てないけど。

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Sちゃんに、あんまり手を出すと怒られます。

いやはや、2時間半を目一杯使って、なんとか完成出来ました。

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ご飯を食べて、午後の部に。

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吉川先生の苔玉作り。

大抵、自分も一つ作ってみるのですが、この日は助っ人で全く余裕なし。

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松本先生の皮のキーホルダー作り。

これも本格的で、手間がかかりました。

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ローソクを入れて、

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いい感じに仕上がりましたよ。

この日の授業は、全ての講師やアシスタントが互いに助け合ってなんとか時間内に終了しました。ヘトヘトニなりましたが、充実感がありました。

普段、怠け過ぎているのだろうか。


秋の使者

高知はこのところ夕方になると夕立があり、蒸せます。梅雨入りしたみたいです。

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それでも季節は巡ります。

昨夜、蛍光灯に魅かれてか、お客さんが。

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ツクツクボウシです。法師とも書く。

原色日本昆虫図鑑によると、日本に広く分布していて、最盛期は8月中旬から9月上旬だそうです。


仕込み

今日も仁淀川でトレーニングをしました。

今年も、“しもなのアートキャンプ”が週末から始まります。

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仕事の合間に仕込みをしていました。

私の今年のお題は「竹ヒゴで灯篭を作ろう!」です。試しに自分で試作品を作りました。こりゃ、落第点じゃ!

でも、まあ、なんとかやれそうです。

写真のように、ヒゴまかせで成り行きで作るより、最初にスケッチを描かせて完成させるのがいいと思いますが・・・・・・難しいかな?

たった2時間半の授業ですが、プランを考えたり、材料の用意、試作とか、仕込みは何事も手間がかかります。


包丁

少し涼しくなりましたが、6時半には暗くなるので悲しくなってしまいますね。

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私が使っている包丁です。殆どこれで済まします。刃渡り15センチ足らずと小振りです。

20年ほど前に、高知県梼原町の野鍛治から買い求めたもの。左利き用の片刃です。

野鍛治は刀鍛冶に比べると大層地味ですが、折れず曲がらず、その土地の土に合わせた鍬や鋤を作るのは実は大変な技術です。しかもお代はしれています。

今はそのような農具を使うことも少なく、工場で作った量産品を買い求める場合が多いそうです。ほんで仕事もめっきり減り、包丁やナイフも作っているそうです。

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日本刀と同じ作り方で、折り返し鍛錬による縞模様が確認出来ます。

あまりに切れ味鋭く、刃先は丸刃に研いで使っています。

左利き用なので、我家の出張料理人には不評です。

*折り返し鍛錬の模様を派手に出したダマスカス鋼のナイフが売られていますが、実は切れないことも多く、猟師仲間では“ダマサレルカス”と呼ばれています。

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祖父の代からの物。上はお蚕さんの餌、桑の葉を刻むのだそうです。野菜にボッチリ。

どれも切れ味は鋭いです。

まあ、ステンレスでも包丁は研げば切れます。


今日はボロボロ

今日は遊び過ぎで、体が超しんどかったです。

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デラックスタイプのダイニングテーブルを製作中です。

STの板厚28㎜に対して、40㎜となっています。ゴツイので、オーダーは幅2000㎜~。私はSTが好みですけど。

柾目で大人しい板なのですが、念のため(実際は、怠けていただけ。)1週間ほどシーズニングしていたら、5枚のうち1枚が僅かに反りました。

うーん、木工はやっぱり急いじゃいかんですね。

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この異常に黄色い材はキハダでしょうか?

もう10年以上前に仕入れたんですが、一皮むけばまだ黄色い。やがて茶褐色に変わりますが、10年かかります。

金運を呼ぶ姿見でも作ろうかと考えています。

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モモは騒音渦巻く工房で、ひたすらお出かけを待っています。


遊んでこそ、

先週は休まず仕事をしていたので、もう全然やる気がなくなって土曜の午後から入野松原へ。

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天気は降ったり止んだり。波はジャンキーでパドボーはキツかったです。

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夜は一人で中村に飲みに行く予定でしたが「8の字」に誘われる。

私は皆とワイワイやるのも好きですけど、一人で出掛けるのも大好きなのです。今週は加田のキャンプも予定が狂い大人数となり、孤独度が低下しました。

来週こそは、新しい酒場探訪に出掛けよう。

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夜は流石に寝苦しくもなく、快適になりましたね。

早朝からポイントは混雑。波は全然良くないのにね。

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還暦のSちゃん登場。自転車30分漕いで。

「そこまで鍛えてどうすんの!?」

「ガソリン代がない。」

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ずっと、降ったり、止んだり、豪雨でした。

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午後から漁港で釣り。メタボ・サーファーK。

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丁度、漁港のお祭りでした。先頭は神輿を載せて。

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よく遊んだな。これで今週は仕事が進むというもんです。

でも、明日はしんどそう。今日もスズキと鰹で宴会だし。


商売の悪い話 2

政治家はクラス替えと学級委員の選出をしていますね。最近は、おとなしい評論家でさえ、「あいつらに給料払う理由がない。」って言ってます。

まあ、中小企業でも課長止まりの人材ですから無理もないです。何やっていいか分からないから、流されるままです。

今日は、似たような話です。

当工房は、滅多にお客さんが来ませんが、万が一来た場合、殆ど高額商品を買っていかれる大変効率の良い商売をしています。

それでも、年に一度位の割合で困った事例が発生します。

先月のこと東京からメールで、背もたれのない小さなベンチの問い合わせがありました。このお客さん、レスポンスが悪く5日も経ってから返事が来るのです。そりゃもう、忘れてるわな。

それでも、メールやら写真やら3往復もしましたが、どうも話がまとまらない気はしていました。でも、そこそこ煮詰まったし、小さなベンチに時間もかけられないので、ほぼサイズが決まった時点で、「口座に料金を振り込んで頂ければ一月以内に製作し送ります。」とメールをしました。

そしたら、「夫が当初からベンチは必要ないと言っていて、注文出来ないんです!どうしたらいいでしょう?」だって・・・・・・・・・死んでくれ!それしか考え付かない。

こういう人を相手にした場合、泣き寝入りしかないです、腹立つけど。

ちょっと有難い話もないと、救われませんね。

私はオガ屑がたまると、近所の資産家の庭にある果樹園に捨てに行くのですが、お礼に放し飼いの鶏の卵やら野菜を貰っています。

たまにお茶に呼ばれることもあって、お茶菓子に驚かされます。ミカンの砂糖菓子をチョコで包んであるのなんか、初めて食べたな。

ほんで、ここ2回ほど何にも貰ってないな~、と思っていたら 「あんたも、暑いのによく頑張るね~。お小遣い上げるわ。」と小さな封筒をくれました。「有難うございまーす!」って素直に頂いて、帰って開けてみたら一万円も入っちょった。

持つべきものは金持ちのお客様です。それ以外にない!